2017年11月20日月曜日

ブーツィーの新譜が素晴らしい

久々のブーツィー・コリンズのアルバムを聴いた。
素晴らしい出来だと思う。
前作もよかったが、たたみかけるような攻めのファンクといった趣で、
今回のアルバムは圧倒的だと思う。

アルバムのたびに豪華なゲスト陣が参加し、ラッパーからシンガーに旧知のファンク関連の仲間にと、
ブーツィーならではの交流の多様さが表れていたが、ともすると色々詰め込みすぎてる印象も、この数作(といっても90年代ぐらいから数える)はあった。

自分の好みとしては74分、CDにフルサイズであれこもれも収録するより、
80年代半ばまでのように40分か45分ぐらい、せいぜい10曲ぐらいに凝縮したほうが集中して聴けるし、
1曲1曲が活きてくると思うのだが、このアルバムは古い言い方かもしれないがアルバム2枚分、もしくは2枚組アルバムのような感覚で聴ける。
その点が素晴らしい。

ゲストの多彩っぷりは今作もだが、ちゃんとブーツィーが主役になってるので良いのだとおもう。

これでまた日本にライブに来てくれないかな。
We Want Bootsy!




2017年11月12日日曜日

1111

昨夜は11月11日、1111ということでベースの日。
新宿Golden Eggでのライブでも遊佐っちのベースが大活躍な夜だった!

11/11はベース日でしたので遊佐っちフィーチャーの様子! #freefunk #bass #funk

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当日5弦ベース持ってくるんじゃないかとか、まさかのシンセベースか?とか色々ざわついてたけど、
近頃の定番のWarwickの4弦ベースでバッコンバッコン言わせてましたよー。

久々な曲もいくつか演奏した。
昨夜のFREEFUNKセットリストはこんな内容。

11/11/2017
setlist

1. Funkaphonic
2. あふれるリズム
3. It Ain’t No Fun To Me [Graham Central Station]
4. I Never Thought [ORITO]
5. 密林地帯
6. Baby I Love You
7. 人間解放戦線ブギ
8. Midnight Jam

当日はもうひとつ、久々の「齊藤浦上吉田と櫻谷」もやりまして。
このプロジェクトはEbony-BとFREEFUNKの共同体てきな面もありつつ、双方の大編成ではやれないこともやっちゃうというか、
4人でどこまでやれるか、というコンセプトと言える。
新曲も持ち寄って、カバーはウラッチが歌う「バス・ストップ」のみ。
いやあ、楽しかった!
来年もこのバンドは積極的にやってこうと思っているのでぜひご注目あれ!

今回披露した自分の新曲「Not Just Hot But Spicy」はメッセージソング。
辛いだけじゃ物足りない、スパイスを効かせろ!っていう
辛いだけじゃカレーはダメだよ、っていうメッセージね。
そのうち録音したものもぜひみなさんに聴いていただきたい。



次回FREEFUNKライブは年内最終便
12月29日、青山HEAVENにてなんだかものすごい仲間たちと一緒に打ち上がります。
ぜひ一緒に盛り上がりましょう!

FREEFUNK NEXT FLIGHT is...

12/29/2017
TOKYO FUNK 大百科 ~Yeah! End Party!~

2017年12月29日(金)
OPEN 17:00 START 18:00
前売り券 / ¥2,500  当日券 / ¥3,000
※要ワンドリンクオーダー

出演;
⬛ Ebony-B
⬛ 能條陽一郎 & TheBrandNewBag
⬛ サイモンガー・モバイル
⬛ ファンクラ大臣・フォー!
⬛ FREEFUNK
※桃花は欠席となります



2017年10月19日木曜日

R.I.P. 伊藤耕 "Mr. Freedom"

昨夜流れたThe Fools伊藤耕さんの訃報。
衝撃だった。
不屈で破天荒な、永遠のロックンローラーだと思っていたから、まさかこんなことになるとは・・・。

中学生のあたりから、洋楽のロックやポップスが好きになり、
ドアーズやTレックス、ストーンズに夢中になっていた頃、日本にもそんなバンドやアーティストがいるんだと知り、
色々探していたなかで、高校生の頃にThe Foolsという存在を知った。

岐阜のレコード屋には売っていなかったので、名古屋にある円盤屋というレコード屋まで行き、
再発されたという彼らの唯一のアルバム「Weed War」を聴いて、ぶったまげたものだ。
レコードに針を落とすまでは、勝手にルーズで横ノリなロック、例えばストーンズの「メインストリートのならず者」あたりを想像してたのだが、
A面はまさしくファンクメドレーの流れで、16ビートのカッティングやスラップベース、女性コーラスの雰囲気など、
それまで自分が接したことのない(そしてそのあとのめり込んでいく)サウンドそのものだった。
B面はややルーズな雰囲気の曲もあったが、「Wastin' Time」なんかは最高にかっこいいファンクナンバーだったし、
締めくくりの「空を見上げて」なんかも、ロックンロールな曲なのに、独特なグルーヴを持っているように感じた。
文字通り、擦り切れるほどこのレコードは聴いた。

宝島あたりの雑誌記事ではいつも紹介されるときに「メンバーが別荘暮らしで活動休止だが・・・」みたいなに書かれていて、
初心な少年にはなんのことか今一つわからなかったが、東京に大学進学できて真っ先にみたThe Foolsのライブをみて、
この人たち、とりわけ耕さんはちょっと世間離れした存在だなってすぐに感じたものだ。
最初にみたライブは江戸アケミ追悼ライブだったかもしれない。
そのあとは毎月のように代々木のチョコレートシティや、原宿のクロコダイルなんかに足を運んだ。

全くもって最高で、ある時は最低のロックンロールバンドだった。
ある時のチョコレートシティでのライブでは、開演時刻から2時間近くバンドメンバーもお客さんもだらだらと待ち、
待ちわびた頃に耕さんが駆け込んできて、そのままライブスタートなんてこともあった。
そうかと思えば、途中休憩を挟むものの一晩で3時間もの充実した最高のライブだったり・・・。

インディーズで、これだけの長きに渡り(活動休止も長いが)続いたバンドはなかなか無いと思うし、
常識なんかもぶっ飛ばして転がっていくロックンローラーは、もう居ないんじゃないだろうか。

耕さんの歌を聴いていつも思うのは、深い意味などなさそうな言葉が、歌になった瞬間に
ものすごくグルーヴを帯びて音楽になっていくことだ。
別荘暮らしを含めた破天荒なロックンロールライフはマネどころか反面教師みたいなもんだったが、
彼のそうした言葉をグルーヴさせるところは、すごく刺激を受けた。

2015年には長年の相棒のギタリスト川田良さんが亡くなっている。
いまごろ天国では、耕さんと良さんで、永遠に自由なロックンロールの音合わせをはじめた処だと思い、
素晴らしくかっこいい音楽への感謝と、追悼の気持ちを寄せたい。

こちらは1984年「Weed War」リリースの頃のライブ。