2010年12月7日火曜日

汚い音を出したい

「汚い音を出したいね」とウラッチと二人でときどき話す。
しっかりまとまった音楽を作ったり演奏をすることと、
汚い音を出すことは決して矛盾していないと思う。

我々が言う「汚い音」というのは、隠したくっても、
どうしても滲み出てしまうような、そんな音。
ファンクも出来ます、じゃなくて
オレらファンクしか出来ませんから!っていう態度に起因する、
どうしようもなく魂まじりの音。ノイズ一歩手前というか。

ジミヘンの大音量フィードバックのような。
ローランド・カークの鼻笛のような。
O.V.ライトの塩辛声のような。
サンハウスの焼け付くようなスライドギターのような。
ブーツィーのビンタ・ベース奏法のような。

次回のライブでギターの音が汚くうるさかったらすみません。
それはもう、抑えようのないモノなんで。

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