2011年12月20日火曜日

セッションの夜は更けていった

土曜のセッションライブ、楽しかった!
搭乗いただいた皆さんには感謝!
ミニライブも含めて19:30から初めて終わった(?)のは0:00すぎ。
ちょっと調子にのってしまったかな。。。

でも、年に一度ああやって皆で
とくに細かい事決めずに演奏するのはやっぱ楽しい。
初めてお会いする方も多く、それも良かった。
また来年もやりましょう。

共演とセッションで頑張ってくれたEbony-Bのセットでは、
スライの「暴動」バージョンの「Thank You」を演奏させてもらった。
以前に彼らがこの曲を演奏しているのを聴いて、
一緒にやってみたいなあと思っていたので、
うれしいご指名をいただき、やりました!
動画もさっそくアップしてみたので、是非観てもらいたい。



FREEFUNKのセットはこんな感じ。
いつもよりセッションライブ向けにカバー曲多めです。
1. Alice In My Fantasies
2. Midnight Jam
3. 大丈夫大丈夫
4. Hard To Handle
5. Merry Christmas Baby
6. This Christmas (guest vocal: Yo-Suke & Cow)

セッションではThe Spirit、Shakey Ground、Everyday People、
Mustang Sally, I Shot The Sheriff, Red Hot Momma,
Sweet Sticky Thing, A Change Is Gonna Comeなどなど。
ゴッタ煮で色々やったので全部憶えてない。。。

今回のセッションでヒントになった=僕らが教えてもらったこともいくつかあるので、来年早いタイミングでそういうのを企画ライブとして実現もしたいな。
イメージとしてはチトリン・サーキット番外編。

そうそう、次回FREEFUNKライブは
1/7の高円寺JIrokichiで、
Tokyo Chitlin' Circuitですね。
Tommyさんを迎えて強力にFunk/Soulしますので、
是非搭乗を!

2011年12月15日木曜日

Sam Cooke RCA Album Box Setを聴いて

サム・クックのRCA時代のアルバムを集めたBOXセットを、
なんだか周りの盛り上がりにつられて(笑)、買ってしまった。
いや、不本意どころか久々にソウルミュージックやブルーズの原点に
もう一度戻るのが現在の自分の中でも意識している事なので、
いいタイミングで背中を押してもらったというべきかな。

なんせ8枚のオリジナルアルバムCDで、円高の影響もあるけど
たったの¥3000ちょっと。
BOXのパッケージデザインはいただけないけど、
中は当時のアルバムそのままのデザインで素晴らしい。

時代でいえば1960〜1963年。
まさしく「ソウルミュージック」が誕生していく時代だ。
ポピュラーミュージックの世界では、1962年にビートルズがデビューし、
以降はイギリスがアメリカと並んでポピュラーミュージックの中心地となるわけで、
今回の一連のアルバムはその直前の時代をとらえた内容だ。

あらためてじっくり聴いて感じたのは、
サウンドプロダクションの大胆さと柔軟さ、そして確実な演奏技術。
サムの歌が素晴らしいことは言うまでもないし、
これこそがゴスペル仕込で築いた、ソウルミュージックの歌唱の理想モデルと思う。
その辺りはもう、今更再評価云々ではないと思う。

普段、バンドでのサウンドプロダクションが中心で聴く音楽もそういうのが多いから、
それに慣れた状態でサムのアルバムを聴くと、
「お!こんなアレンジするんだ」とか「ここでバンジョーか!」とか、
そんな発見や驚きがとても多い。

当時の考え方や流行も勿論あるのだろうけど、
2011年の現在の耳で聞くと、本当に面白いサウンドだ。

まだ聞き込んでいるレベルではないので、
暫くはじっくりと各アルバムを聴いてみよう。

2011年12月3日土曜日

アーマ・トーマス、ライブ@ビルボードライブ Irma Thomas Live at Billboard Live

アーマ・トーマスのライブをビルボード・ライブにて堪能してきた。
過去にも来日はあるけど、観るのは初めて。
ニューオリンズのソウル・クイーンの呼び名に相応しい、
素晴らしいライブだった。

オープニングでバンドのみ1曲演奏。
ドラマーが歌うのボビー・ウーマックのカバーだけど、なかなか良かった。
すぐにアーマが登場。
その後は立て続けに歌っていく。
冗長な楽器ソロや、MCも一切なく、潔いまでに歌い続けていく。
後半になるに向けて、本人も調子が上がっているようだった。

途中ではニューオリンズの定番曲「Iko Iko〜Hey, Pockyaway」も挟んで
マルディグラのようなパーティー状態に。
会場内も総立ちで、ハンカチを振って、アーマに応えていた。
客席のレベルもかなり高かったと思う。
ライブってお客さんも、盛り上がるかどうかの重要な要素だからね。

珍しい事や奇抜な演出も、あるいは媚びた事は一切ない、
シンプルだけど、とても良いライブだったなあ。
手抜き一切抜きの、ひたむきなソウルショー。
最後はアーマも感極まって、少しウルッときていたみたい。

日本で爆発的なヒット曲が知られているわけではないのに、
これだけのお客さんが集まり、あんなに素晴らしいライブがあるというのは、
とても嬉しい事だ。
きっとまた日本に来てくれると思う。

2011年観たライブの中でも、ベストと言いたい。

この曲は昨夜の東京の夜にピッタリだったなあ。

2011年12月2日金曜日

ソウル・チルドレン!(R.I.P. J.Blackfoot)

またしても偉大なシンガーが一人、逝ってしまった。
J.Blackfoot。サザン・ソウルの隆盛を支えた一人といっていい。

J.Blackfootのソロも良いんだけど、
やはりSoul Children時代の名曲が忘れられないなあ。
ワッツタックスの時代のSTAXが大好きだから。



ソロで有名なのは、やはりこの曲あたりかな。



アルバムジャケットは渋谷の街をモチーフにしている。
このアルバムが出た当時からも渋谷の街の風景は変わってしまったけど、
J.Blackfootの残してくれた歌声と名曲は不滅。
枯れた感じのあの声がなんとも忘れがたい。
STAX繋がりというわけじゃないけど、バーケイズのLarry Dotsonにもちょっと似てると思う。
いや、Larryも影響受けたんじゃないかな。

R.I.P. J.Blackfoot...

2011年11月22日火曜日

日本のソウルとファンク!

土曜の新宿Golden Eggでのライブ、
来ていただいた皆さんありがとうございました!
あいにくの豪雨でちょっと来にくかったかな...
でもUstreamでは結構観てくれたみたいなので、
まあ由とするか。

今回は事前のアナウンスどおり、
「ジャパニーズ・ソウル&ファンク」をお題にしてやりました。
それぞれ普段のライブの中に、お題の曲を最低1曲入れるというルール。

サイモンガー・モバイルさんは
牧伸二とブラックジャックの名曲「ナベヨコ・ソウル」をカバー。
これ、ホント隠れた名曲なんだけど、
なんら違和感の無いチョイスで、オリジナル曲かと思っちゃった。

オリジナルはちなみにコチラ。
ウクレレの牧伸二さんしか知らない人には是非衝撃受けてほしいな。
♪誰がかけたかソウルのテープ!!



Ebony-B & The Grasshopper(s)はこれまたおもしろいチョイス。
まずは「ハクション大魔王」のオープニングテーマ。
ギターのファズもヤバイんだけど、ベースラインのランニング具合がハンパない。



そしてもう1曲、これはある意味定番!?
つのだ☆ひろさんの名曲「メリー・ジェーン」



今年のいつだったか、青山のブルーノートでのRufusのライブにも飛び入りで歌っていたし、
8月の「ライブ!ザ・ソウルミュージック」では生で聴かせていただいた名曲。
今回はつのださんよろしく、Ebony-Bもドラムのイド兄が歌っていたし、
さりげなく冒頭にJBの「It's A MAns World」を付け加えたりして
ソウルミュージックと日本の名曲をうまく聴かせてくれてた。

あと番外編ではないけど、なんとベースのYossyくんが
「ひみつのアッコちゃん」エンディングテーマも歌ってくれたのは嬉しいサプライズ。
というかアナタ達は何歳なのか、という年代ですね(笑)。



そして我々FREEFUNKは、この曲を選びました。
ソーバッドレビューの「最後の本音」。
サイモンガーさんやEbony-Bと比べると、ちょっと正当派すぎたかしら、と思うのですが、
初期日本語ファンクの頂点の一つだと思う。
山岸潤史さんと石田長生さんのギターのかけあいも最高だし、
砂川さんと北京一さんのボーカルは、元祖ブルースブラザーズ、あるいはP-Funkかというぐらい、
絶妙なソウルとユーモアの交差だと思う。

YouTubeで観ると日本で演奏する人も多いけど、
皆わりとバックス・バニー版を基本にしているみたい。
それもかっこいいけど、FREEFUNKがやるなら絶対ソーバッド・レビューでしょ!
という思い込みでチョイスしました。



FREEFUNKとしてはこの曲のみでしたが、この日のライブは日本語のソウル&ファンクを意識して、
最近演奏していなかったオリジナル曲を多めに演奏。
「Easy Listening Syndrome」や「そして一つになるために」など。

最後はオールスターにて、セッション(?)形式で
日本語ファンクの頂点!ドリフの「早口ことば」を演奏。
この曲、本当にすごい。元々子供のころから好きだったんだけど、
大人になって当時の7インチ(あえてそう言います)をゲットして以来、
ずっと日本語ファンクの頂点だと思ってた。

シンプルなリフの繰り返し
歌をメドレー的にまわしていくスタイル
リーダーは歌わず煽りを入れる
最後にボイスチェンジャー(ピッチシフター)という、
”もし日本にPファンクバンドが居たら”というスタイルそのもの!

Pファンクもその出自はドゥー・ワップや60年代風ソウルコーラスグループだったのと同様、
ドリフも元々はわりとマジメなバンドなのも似ているかも。
ドリフの件については今度改めて色々書きたいけど、

この当時の放送を観ると、いかにいかりや長介さんがグループのリーダーだったか、
すごくわかるなあ。突っ込みいれながら煽るみたいな、独特のMCというかね。
このポジションって、まさにジョージクリントンですね。



【11/19/2011 FREEFUNK setlist】
01.Freefunk Shuttle
02. One plus One Is One
03. Hard To Handle (Sammy on vo)
04. Easy Listening Syndrome
05. 最後の本音
06. そして一つになるために
07. The Spirit
08. Funkin' For Fun
09. Midnight Jam
---session---
10. ドリフの早口ことば (all stars session)

2011年11月15日火曜日

Jimi Hendrix / In The Westは名盤だ!

先日のリハの帰り、タイラーとエスパーと3人で西荻窪の立ち食い鮨屋にいってきた。
その時に盛り上がったのが、ジミヘンのライブアルバム「In The West」が
最高である、ということ。

このアルバム、編集盤なので色々なライブ音源を寄せ集めているのだけど、
1曲目からR&Rの定番「ジョニー・Bグッド」だったり、
やはりR&Rの定番「ブルー・スウェードシューズ」が入っていたり、
レアな「リトルウイング」の音源もあったりして、コンパクトにジミの良い演奏が収められている。

最近、同じタイトルで再発がされたみたいだけど、
こちらは少し収録内容が変わっているみたい。
それを果たして「再発」と扱ってよいものなのか。。。
まあ、ファンとしては新たに追加された曲も聴きたいけど。




自分が持っているのはPolydor時代にCD再発されたヤツで、おそらく80年代末に発売されたCD。
1曲目の「ジョニーBグッド」のハイテンションぶりはハンパない。
これはバークレーでのライブで、映像も残っている。



なんでこんなに歌いながらギター弾けるのか。

なにはともあれ、ジミヘンはカッコイイ!

2011年11月10日木曜日

Jazz Is A Teacher, Funk Is A Preacher

2000年のクリスマス近く、
ニューヨークに旅行に行った時に
James Blood Ulmerを観る事ができたのはラッキーだったし、
ちょっとした自慢だったりする。

彼の出生作ともなったアルバム
「Are You Glad To Be In America?」に収録されている
名曲「Jazz Is A Teacher Funk Is A Preacher」
いいなあ。
タイトルからして秀逸。
ファンク好きとしては、なんか頷いてしまうよね。



日本に来ないかな、Ulmer。
近年のブルース路線も嫌いじゃないから。

2011年11月9日水曜日

ジャパニーズ・ソウル&ファンク

11/19(土)の新宿ゴールデンエッグでのライブが近づいてきた。
色々と準備を進めているのだけど、告知でもお伝えしているように
今回から毎回、ライブ出演者に「お題」を課す事にしてみた。
出演者はもはやゴールデンエッグでのライブのレギュラーゲストに近い、
サイモンガー・モバイルさんとEbony-B & The Grasshopper(s)の皆さん。

元々のアイデアは夏ごろだったか、ブーツィーコリンズ久々の来日にあわせて
やはりその二組とFREEFUNKに「P.Funk」というお題を出して、
それがたいそう面白かったのだ。

サイモンガーさんも、Ebony-Bもまさかそれ!?っていうヒネった選曲でトライしてくれて、
めちゃくちゃ面白かった。
マニアック、かもしれないけどそれぞれの音楽性にマッチしながらも、
まずカバーする人いないでしょうという新鮮さがとても面白かった。

そこからヒントを得て、今回も「お題」を出してみたというわけです。
今回のお題は「ジャパーニーズソウル&ファンク」。
我々3組とも、カバー交えつつも普段は日本語のオリジナル曲を作っている。
僕らから観た先人というのは多くいるわけで、
どんなチョイスをするのか。

貴方にとっての「ジャパーニーズソウル&ファンク」とは?
あるいは貴方が知っている「ジャパーニーズソウル&ファンク」ってどんなアーティスト?
なかなか盛り上がるお題だと思いませんか??

是非楽しみにしてください。
皆さんのご来場お待ちしています。

11/19/2011(sat)
新宿GOLDEN EGG

Funk & Soul Live Show!
新宿歌舞伎町からFREEFUNKがお届けするFunk & Soul Liveショー!
毎回「お題」を決めて各出演者・バンドこだわりの選曲を交えたライブをお届けします。
今回のお題は「ジャパニーズ・ソウル&ファンク」
さて個性派な3組、どんな選曲をするのか?乞うご期待!

charge 2000yen
open 19:00 / start 19:30

<live>
■FREEFUNK
艦長 (vo,g) Sammy(key) リッキ−(b) ウラッチ(ds)
タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP(tp)
■サイモンガー・モバイル
■Ebony-B & The Grasshopper(s)
YoSuke (vo,key) Yossy (b & vo) iDonny (ds)

2011年10月28日金曜日

Defunkt: Make Them Dance!!

先日ファラオ・サンダースの事を書いたので、
その頃聴いていたジャズとファンクの狭間の音楽が聴きたくなってしまった。
久々だ。

とりわけカッコ良かったのが、ジョー・ボウイ率いるDefunkt。
日本ではデファントと表記されるが、”ディーファンク”のほうが近い。



ジャズ出身の人達のなかでも、特にファンク度が高い。
雰囲気もファンクバンド、そのものだし。
でも、なんかアレンジとかぶっ壊れてる辺りがいい。
確か一度だけあった(?)来日公演は見れていないのだけど、
ジョー・ボウイはいつか生で見たい一人だな。

この映像でギターを弾いているケルヴィン・ベルもかっこいいし、
後に参加するロナルド・ドレイトンもかっこいいギタリストだった。

女性ベースのキム・クラークも良いんだ、とても。

一時期解散していたようだけど、最近もやっているみたい。
日本に来てほしいな。


2011年10月26日水曜日

ファラオ・サンダースライブ:The Creator Has A Master Plan

昨夜は久々に六本木のビルボードライブに行ってきた。
目当てはファラオ・サンダース。
ジョン・コルトレーンの魂の継承者ともされるファラオのライブは初めて。

大好きなアルバムは「KARMA」だが、
美しいメロディの「Thembi」も捨てがたい。
12,3年前にストレートなファンクよりも、
少しひねくれたジャズ・ファンク(ジェームス・ブラッド・ウルマーとか)にはまった時に
あわせて聴き始めて夢中になったのが、
ローランド・カークとファラオサンダースだった。

ファラオのライブは最初はストレートにジャズをする内容で、
メンバーのソロを回したりという感じ。
2曲ほどそんな感じで続いた。
悪くはないけど、ファラオじゃないと出来ない世界でもないので、
うーんどうだろうと思っていたが、最後に「Karma」から名曲
「The Creator Has A Master Plan」を演奏してくれた。

ファラオ節とでもいうフレーズも出てきて、
ぐっとテンションも上がる。
あと、彼自身が歌うのがとても良い。
本来はこの曲の歌は、今は亡きレオン・トーマスなのだが、
ファラオの歌も素敵だった。
彼のキャリアの中でも「The Creator Has A Master Plan」は
大きな意味を持つのだろうな。



一連のインパルス時代のアルバムはどれも素晴らしい。
スピリチャル・ジャズなどと言ってしまえば分かりやすいが、
確かに、心の奥底に潜む感情に触れられるような、
不思議な感覚に満ちている。

ところでYouTubeって便利だね。
検索をしてたらこんな動画(音源)も見つけちゃった。




2011年10月16日日曜日

15周年ライブ -これがFREEFUNK CONNECTION!-

昨夜の15周年ライブ、ご搭乗の皆様ありがとうございました!
ゲストに星川薫さん、シュウタロウくんが参加してくれ、
旧メンバーのスエフジくん、ゴンゾー、遊佐くんも来てくれました。

19:30過ぎから途中休憩もあったものの、
23:00までたっぷり3時間近い演奏でした。

長くやり続けていると色々とあるけれど、
最高の仲間とともにやり続けている事が本当に誇りです。
見た目や話すことは、おバカかもしれないけど(笑)。

途中のMCでも話したけど、
このバンドが出来るきっかけも、ふとした人の繋がりや縁が最初。
そこからどんどん広がっていくから、
人と出会ったりするのは面白い。
そして後から思えば、その出会いは必然のように感じられるのです。
これを僕らはFREEFUNK CONNECTIONと呼ぶ。
お客さんとも、バンド仲間ともどんどん繋がっていく。
これこそが僕らの一番の財産だなあと、
昨夜も演奏しながらひしひしと感じていました。

さあ、次は20周年かな?
それまでもたくさん楽しい事をやり続けていくので、
是非またフリーファンクシャトルに搭乗してくださいね。

そして途中、本人からも発表がありましたが、
しばらく紅一点の芽芽ちゃんが
シャトルのクルーを降りる事になりました。
しかし、きっとパワーアップしてまた戻ってきてくれるでしょう。
待ってるよ、芽芽ちゃん!

送信者 15周年ライブ

次回のフライトは
11/19(土)、新宿Golden Eggにて。
サイモンガー・モバイルさんとEbony-Bの皆と一緒です。
こちらも間違いなく盛り上がるので、皆さん来てね。
詳しくはコチラより。

【10/15/2011】
FREEFUNK 15周年ライブ setlist

-set1-
01. Freefunk Shuttle
02. One Plus One Is One
03. Attention Please
04. Sweet Sticky Thing
05. The Spirit (遊佐真悟 b)
06. おまえは本当に幸せかい(遊佐真悟 b)
07. Let The Music Take Your Mind (星川薫 g)
08. Red Hot Momma (星川薫 g)
09. Hard To Handle(末藤健二 ds)
10. 雪國(末藤健二 ds)ウラッチ on vocal
11. Midnight Jam (末藤健二 ds、ゴンゾー b)

-set2-
01. 京王線は語りかける (艦長vo&g, ゴンゾー b、末藤健二 ds トリオでの演奏)
02. ピースのココロ(ゴンゾー b)
03. Feel Like Making Love
04. Sha La Laugh
05. Move It On Funk
06. Wanna Make Love (シュウタロウ talkbox)
07. I Never Thought (シュウタロウ talkbox, 遊佐真悟 b)
08. Our Beat (星川薫 g、シュウタロウ talkbox 、ゴンゾー b)
--encore--
09. Give Up The Funk (all stars)

2011年10月10日月曜日

10/15(土)15周年ライブ! 〜Episode part.1:ファースト・ドラマー〜

今週の土曜、10/15はいよいよFREEFUNK 15周年ライブだ。
意外とあるようで無いFREEFUNKのワンマンライブで、
しかも豪華なゲストも多数参加してもらえる。
是非皆さんに観てもらいたいなあ。

ゲストとは別に旧メンバーという枠で、
初代ドラマーであり一緒にこのバンドをつくった末藤(スエフジ)くん、
同じく初代ベースで今も一緒に曲を作る仲間のゴンゾー、
そして先日までベースを弾いてくれた遊佐くん、
3名が参加をしてくれる。
本当に嬉しいことだ。

初代のドラマー、末藤君は
今ではいきものがかりのバンドに参加するなど、
活躍めざましいことを誇りに思う。
FREEFUNKを最初に抜けた時も、
Zoocoさんのエスカレーターズへの参加が理由だったからね。

FREEFUNKをつくるとき、自分とは別のもう一人のギタリストが居て、
最初の最初はその3人でスタジオに入った。
つまりベースレスで。
もう一人のギターの彼は、いいヤツだったんだが、
残念ながらギターを弾けるタイプではなかった。
まして僕や末藤君が演りたかった音楽は彼のプレイスタイルではなかったようで、
結局スタジオの中では僕と末藤くんと二人で演奏をしているような、
そんな気になるほどだった。
ベースは居ないけど、お互いにバッチリ気持ちがあって、やりたい事が共通していて、
いわば順調なお見合い状態。

そんなわけで末藤君とは凄く気が合い、そのリハが終わった時に、
そのまま二人でファミレスで熱く音楽やバンドのことを語り合ったのを憶えている。
そして末藤くんが、
「自分に最近知り合ったいいベーシストが居るから、
次回ちゃんとベースを入れて3人で演奏をしよう」
と言っていたベースこそがゴンゾーだった。

バンドってやつはそうやって、
何かの偶然や、後から思えばいかにも儚げな縁で生まれてくる。
バンドだけじゃないのかも。
仕事や、恋愛だってそういうものだろうな。。。

でもいずれにしても間違いなく言えるのは、
そうした儚い縁の出会いでも、
長く続いていけばそれは必然だと思えること。

末藤くんとはその後もFREEFUNKに復活をしたり、
のちにKAKASHIという仲間のバンドに加入して、
一緒にライブで共演をする機会もあったりして、
こうして、縁がずっと続いている。
彼もドラマーとしてやり続けてくれていて嬉しいし、
一緒につくったバンドがまだ続いてるってのは、悪い話じゃないよねと思う。

なんだかんだで一緒に演奏をするのは久々で、
楽しみだ。

写真は、バンド結成間もない頃のライブ打ち上げにて。
二人とも若い!
まだ24歳とか、その頃。。。。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

小金井に足りないモノ... それはゴミ焼却場と音楽イベント!

昨夜は昼からバンドリハ。
そして夜は小金井ジャズフェスティバルへの出演でした。

武蔵小金井にもこういう、
楽しい音楽イベントが誕生してくれて嬉しい。
お客さんもいい感じに集まり、ユルく楽しい雰囲気!

当初は有志だけで参加の予定だったけど、
Sammyや芽芽ちゃんも参加可能となり、
バンドリハに参加したゴンゾー交えて、
結果フルメンバーで出演出来たのは良かったなあ。

ライブ中のMCで
「小金井には足りないモノが2つある!
1つはゴミ焼却場、もう1つは音楽イベント!」
と言ったら客席が一番盛り上がっていた(笑)。
そりゃそうだよね、切実な問題になりつつあるから。。。

たぶんこういう音楽を見るのは初めて、
というお客さんが多かったと思うけれど
自然に体を動かしながら見てくれていたし
学校帰りの高校生の皆が
盛り上がってくれてたのも嬉しかった。

そして個人的には
ご近所の皆様や高校時代の友人、
懐かしいお客さんにバンド仲間も
集まってくれて、嬉しかったなあ。

来年も是非開催してほしいし、
機会があればまた出演したいな。
フードコーナーもリーズナブルで美味しかったし、
ホント街興しという事でやっていければ、いいなと思う。

主催運営の皆さんもご苦労様でした。
小金井に足りないものの1つは、
これで実現できたので素晴らしいと思います!

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

10/09/2011 setlist
1. 大丈夫大丈夫
2. Freefunk Shuttle (Gonzo on bass)
3. Feel Like Making Love
4. Move It On Funk
5. Sweet Sticky Thing
6. 犬になれ!
7. One Plus One Is One
-encore-
8.自由自在

FREEFUNK crew…
艦長(vo,g) 芽芽(vo) Sammy (key) ウラッチ(ds) ゴンゾー(b)
リッキー(b) タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP (tp)

2011年10月8日土曜日

明日は小金井ジャズフェス開催!小金井にファンクを...

気持ちいい秋空の下、
明日はいよいよ「小金井ジャズフェスティバル」開催。
替え歌ジャズボーカルの水口誠さんの紹介で、参加させてもらうことになった。

こういった街興しが目的のジャズフェスは色々な所で開催されている。
昨年参加した仙台定禅寺は大きな規模だし、
東京近郊だと、横浜ジャズプロムナードとか阿佐ヶ谷あたりが有名かな。

小金井ジャズはまだ小さな規模かもしれないが、
自分が住んでいる街にこういうイベントが出来る事をとても嬉しく思う。
僅かながらでも協力できるのであれば嬉しい。
まずは継続できるようにして、
少しずつ大きくしていけばいい。

今年はスーパーマーケット(長崎屋)の隣の駐車場での開催だけど、
小金井には市民ホールも出来たことだし、
色々出来る事があると思う。

色々なスタイルの出演者にまぎれて、
FUNK BAND、 FREEFUNKとしてバッチリ演奏したいと思うので、
是非多くの皆さんに見てもらえたら嬉しいな。
天気も良さそうだし、無料ですから皆さん遊びに来てくださいね!

FREEFUNKの登場は18:00予定。
なお、芽芽ちゃんも参加可能になったので、フルメンバーでの参加です!

〜以下公式HPより〜
小金井ジャズフェスティバルの公式サイトへようこそ!

2011年秋、
JR武蔵小金井駅北口にジャズフェスティバルが誕生します。

小金井ジャズフェスティバル2011
http://koganeijazz.jimdo.com/

ミュージシャンの無料ライブを野外で楽しもう!

日時:2011/10/9(日) 11:00-21:00
場所:JR武蔵小金井駅北口徒歩1分、SS24 (station side 24 パーキング大久保)特設会場
住所:東京都小金井市本町5丁目10-4

ステージスケジュール
12:00-12:45 宮地楽器有志
13:00-13:45 吉田奈都実(tp) 宮嶋 玲(as) 稲葉美華(pf) 加藤大斗(b) 阿部円香(ds)(ジャズクインテット)
14:00-14:45 井上 銘(gt) 加藤一平(gt) かむろ耕平(gt)(ジャズギタートリオ)
15:00-15:45 広瀬俊行(pf,vo) 吉田真美(vo) (ジャズ&ブルース)
16:00-16:45 水口 誠(vo) 西村昭子(pf) 矢野弦一(b) 沖田 篤(ds)(替え歌ジャズ)
17:00-17:45 山本のりこ(vo,gt) 吉田一夫(fl)(ボサノバ)
18:00-18:45 FREEFUNK /艦長(vo,gt) リッキー(b) ウラッチ(ds) タイラー(t.sax) シバケン (b.sax) ESP(tp) Sammy(key,vo)(ファンク)
19:00-19:45 河波浩平(vo) 太田雄二(gt)(ジャズボーカル)

※スケジュール、出演者は予告なく変更されることがございます。

主催:武蔵小金井駅北口再生協議会

2011年10月7日金曜日

Stay Hungry, Stay Foolish (R.I.P. Steve Jobs)

Appleの創業者、Steve Jobsが亡くなった。
今朝、いつものようにiPhoneでTwitterのチェックをしていたら飛びこんできた、
衝撃のニュースだった。

すでにCEOを辞任し、少し前には痩せ細った痛々しい写真も流出しており、
時間の問題だったのかもしれない。
しかし、あらためて事実として受け止めるのにはあまりに衝撃だった。

自分は世間で「信者」とまで呼ばれる人達ほどApple製品の長いユーザーではないが、
それでも10年前にMac G4を手に入れて以来、
曲を作ったりミックスをしたり、色々と愛用をしてきた。
iPodも、勿論iPhoneも愛用をしている。

象徴的な製品を例にすると、
WindowsのPCは、何か作業をするための道具の延長でしかない。
乱暴に言えば、高性能な計算機という印象。
でもMacは、自分で言うならストラトキャスターや、シンセサイザー、
あるいはMTRのような、自分の表現意欲や創造力をかき立ててくれる、
自分の一部、あるいは自分自身のブースト装置のような存在だ。

サイモンガーさんやDayton Projectの本山君と一緒にはじめたiFunk All Starsだって、
iPhoneという最高のオモチャが無ければやっていなかったと思う。
携帯電話はこうあるべきなんだという強い信念で、携帯電話そのもののあり方から造りかえてしまう。
これは本当に凄い事だ。

世界中をこれだけ熱狂させ、夢中にさせたという点でも、ソフトバンクの孫社長のツイートじゃないけど、レオナルド・ダ・ヴィンチに匹敵する発明家だという評価もあながち誇張とは言えない。



ネットでもおおく紹介されているスタンフォード大学卒業式でのスピーチ。
Stay Hungry、Stay Foolish。

詩的な響きが強すぎてちょっと照れくさいけど、
大人になり色々なしがらみや処世術を学ぶようになるほど、
この言葉は眩しい。
そうありたいと思う人は多くても、
実行出来る人は少ないのかもしれない。
でも、今日のニュースを見て、
あらためて心にこの言葉を刻んだ人も多いだろう。
自分自身もあらためてそうありたい、と思った。

ほんの僅かでもジョブズと同じ時代を生きた事は忘れられないし、
きっと語られていくことだと思う。

2011年10月2日日曜日

Space Echo!

BOSSのコンパクトエフェクターを久々に購入してしまった。。。
その名も「Roland Space Echo RE-20」。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

かつて(40年ちかく前?)に発売されていた、テープ式のエコーマシンを、
デジタルで再現したもので、
ボデイのデザインもオリジナルのRE-201を彷彿とさせてくれる。
(型番もね)

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌




永らくの間、BOSSのアナログディレイ、
そしてMaxonのアナログディレイを使ってきたのだけど、
どうしてもリアルタイムにディレイをコントロールしたかったのだ。

ファンカデリックの「Comin' Round The Mountain」後半のギターソロとか、
ミックス時にジョージ・クリントンが付け加えたのだと思うけど、
エコーで飛ばしまくるあたりが凄くかっこいい。
この動画で3:38あたりから。



ジョージ・クリントンはレゲエ/ダブの伝道師リー・ペリーと並んでエコーの使い方がかっこいい人だと思う。

あと有名なトコでは、やはりカルロス・サンタナかな。
名盤「Lotus」でもテープエコーをリアルタイムでコントロールするプレイが。
手でコントロールしてる。ぶっとんでてカッコイイ!



よーし、これでライブでも飛ばしまくるぞ!

2011年9月30日金曜日

R.I.P. Sylvia Robinson.... Pillow Talk

夜になって届いたシルヴィア・ロビンソンの訃報。
御年75歳だったとは知らなかった。

ある世代にとってはSweet Soulの、
そしてある世代にとってはRap〜Hip Hopを送り出した
プロデューサーだし、
僕はやはり「PIllow Talk」の頃の、
濃厚なセクシー路線のシンガーかな。



意外に動画もYouTubeにあったのでちょっと驚いた。

Thank you for the great music, Sylvia.

2011年9月29日木曜日

Don Covay, Mercy Mercy!

ドン・コヴェイはもっと評価されてしかるべき人だ。

はじめて彼が動く映像を見たときに感動した。
ロン・ウッドやミックジャガーにとってはヒーローだったろうな。



ドンはソングライターとして優れており、アレサ・フランクリンの「Chain Of Fools」など多くの曲も手がけている。
勿論、文句なく素晴らしい功績だけど、僕はやはりシンガーとしてのドンがたまらなく好き。
けっして上手いシンガーじゃない。
でも彼だけのオリジナリティがある。

70年代にはブルース路線にもいったりと、
音楽遍歴もユニークだ。

2011年9月27日火曜日

Sugar Billy is the super duper lover!

Sugar Billyが大好きだ。
ディープファンク方面が好きな面々は
「I Got Some」あたりかな。



自分はやはりこの辺りがダントツで好き。
アルバムジャケも最高だ。
想像力かき立てるエロジャケとでもいうのかな。



近年はJoss Stoneがカバーしたりして、
ちょっとした再評価(?)もあった。

Billy Garnerという名前でありながら、「Sugar Billy」と名乗るセンスが抜群にかっこいい。
オハイオプレイヤーズのシュガーフットといい、
ブルース臭漂わせるシンガー・ギタープレイヤー(ていうのか?)には
独特のセンスがあって、ちょっと影響受けたい気分だ。

2011年9月25日日曜日

Standing On The Verge Of Getting It Onのルーツとは?

ファンカデリックの名曲「Standing On The Verge Of Getting It On」の
あの有名なギターリフの元ネタが、
シカゴブルース界きっての名シンガー/ハーモニカプレイヤー
ジュニア・ウェルズの
「Galloppong Horse A Lazy Mule」から影響である事が、
河地依子さんの著作「P.FUNK」で触れられている。

是非「オリジナル」のジュニア・ウェルズを聴いてみてほしい。
そりゃもうカッコイイ!!



ファンカとは雰囲気は違うが、勢いのあるグルーブ感は共通するのではないだろうか。

そして、あまり触れられる機会がないけど、もう一つ触れるとするなら、
ファンカデリックはもう1曲、「戴いてしまって」いる(笑)。
それは、バディ・マイルズの1971年の曲、その名も「Joe Tex」!
ぶっちゃけイントロそのまんまでしょ、これ。



本家(?)のバディの曲中には、ジミヘンまんまのギターリフが入っているのが可笑しい。
そりゃそうだよね、バンド・オブ・ジプシーズで一緒にやった仲間同士なんだから。
しかしなんでこの曲を「Joe Tex」と名付けたのだろう?
そこが気になる。
ジョー・テックスといえば、南部の「よりイナタい」JBというイメージがある。
初期はどちらかといえばバラーディアー、そして70年代以降はジャンプナンバー〜ファンク/ディスコまで活躍した人だ。
バディにとってのジョー・テックスが何だったのか、ちょっと知りたい。
もしかしてバックバンドを努めていたのかな?

さてさて、話は戻るけど。ファンカデリックというかジョージ、なかなか大胆不敵ですな(笑)。
いや、ジョージはあまり曲作りに関与していなかったのかもしれない。
エディ・ヘイゼルやビリー・ベースがおそらくスタジオでセッションをしながら作った曲と思われるから、
元々何かにインスパイアされて初めたものだとしても不思議ではない。

しかし何はともあれ、ジュニア・ウェルズにバディ・マイルズを「パクった」なんて思うべからず。
いまや彼らの「Standing On The Verge OF Getting It On」は、
ファンカティアーのスタンダードナンバーなのである。

2011年9月24日土曜日

Shigeo Roll Over、Hear My Train A Comin'...(Jimi Hendrix Tribute 2011)

昨夜は渋谷のオンエアウエストで、
日本を代表するジミ・ヘンドリクストリビュートバンド、
シゲオ・ロールオーヴァーのライブを観てきた。

予定が少し押してしまったので、
途中からの参加になってしまったけど、
会場に着いたらいい感じに「Foxey Lady」が鳴り響き、
気分はすっかり1969年!

シゲオさんのジミヘンへの愛情溢れるギタープレイに
酔いしれてしまった。
個人的に特にテンションが上がったのは、
途中ブレイク的な感じで差し込まれた、
アコースティック版「Hear My Train A Comin'」。
映画でMartinの12弦でジミが歌うシーンがあるのだけど、
まさしくその再現だった。



他にも自分が好きな「Ezy Rider」などバンド・オブ・ジプシーズの曲もあり、
アンコールの最後はまさかの「Drivin' South」!
この曲で締めるジミのライブは多分無いと思う(笑)。
R&Bフィーリング溢れるギタープレイが最高の1曲だ。

久々にジミヘンギターサウンド堪能させてもらいました、シゲオさんありがとうございます!


photo by Ayako Sakuratani.

あー、ジミヘンの曲をいっぱい演奏したくなってきた。。。。
FREEFUNKでもちょっとジミヘン曲やってみようかな。アイデアは実はあるんだ。
ファンカデリックの連中も、思いっきりジミヘンのリフそのまんまの曲もあるぐらいだし。

2011年9月22日木曜日

大阪は人情とソウルフードの街

大盛況だったTokyo Chitlin' Circuitの翌日、
大阪に現場仕事で行ってきた。
大阪はこの1年で3度目だから、まずまず良いペースで行けている。
幸い仕事も夕方過ぎに終わるタイムテーブルだったので、
ホテルで シャワーを浴びてさっそく、行きたかったところへと繰り出した。

まずは、モダンジャパニーズレストラン、マグノリア
前回(4月末)にやはり大阪に行った時に、偶然Bar 7Peaceでお会い出来た
伊藤さんのお店だ。
ここはいつも鈴木康蔵さんや大阪の皆さんがとても自慢気(笑)に、美味しそうな料理を
TwitterやFacebookで披露してくれているおかげで、
いつもヨダレをたらしながら見つつ、
いつか食べに行く日を待ちわびていたお店。

予定より少し押して、20時半前ぐらいにお店に着くと
おや、カウンターに先客が。
「一人でいきます」と伊藤さんにはお伝えしていたので、
そのつもりで店に入ったのだけど、
カウンターの中の伊藤さんが
「こちら、憶えてます?」とその先客の方を見て仰る。

んー、正直憶えてない、と告白すると
なんと2008年末、ソウルバーMarvinの20周年記念イベントのときにお会いした
インドカレー屋さん「されがま」のfunkygumboさんこと石井さん。
僕のツイッターを見て、タイミングあわせて来て下さったらしい。

本当に嬉しかったなあ。
やっぱりどんなご飯も一人で食べるより、誰か知ってる人と一緒のほうが
楽しいからね。
funkygumboさんも来店は初めてらしく、
二人で「美味い!美味い!」を連発しながら
美味しい料理を堪能させてもらいました。

東京じゃなかなかお目にかかれないハモ、
ふわふわの魚料理、
そして〆のリブ。。。
贅沢の極みでした。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

まだまだ食べてみたい料理がいっぱいあるのは確認したので(笑)、
また伺います!

マグノリアのホームページはコチラ
いわゆる繁華街からは少し離れていますが、落ち着いて食事するには
最適なシチュエーションでしたよ。
お一人様大歓迎な雰囲気も、ありがたい。

なんでも10月には周年イベントを開催するそうで、
清水興さんはじめ、錚々たる皆さんと一緒に盛り上がるようです。
普段はお店で出していないような南部・ニューオリンズ料理やジャークチキンも出るそうなので、
大阪の皆さんは是非!
すっごく行きたいんだけどなあ。。。。
なんか用意ぶっ込めないかしら。

さて、マグノリアで堪能したあとは
funkygumboさんと一緒にタクシーでBar 7Peaceへ。
ナナさんに会いに行ってきました。
カウンターだけのお店だけど、
とても居心地の良いお店。
すっかりファンです、俺。

こちらには大阪のプリンス・トリビュートバンド「愛のペガサス」の
メンバーの皆さんが集まってくださって、
盛り上がりました!
前回からのテーマとなっている
「いかに大阪⇔東京の相互交換ライブを実現するか」
について、FREEFUNKの音源も聴いてもらいながら盛り上がりましたね。
気が付けば夜の1:30過ぎ。
さすがに次の日の仕事が気になり、途中退席になってしまいましたが、
皆さんはほぼ朝までコースだったようで、流石!

そんなわけで、
Bar 7 Peaceに行ってナナさんに頼んでいただければ、
YouTubeにも上がっていないような
FREEFUNKのライブ音源、制作中のニューアルバムからのラフミックス曲が
聴けますので、大阪方面の皆様、
7Peaceにて是非リクエストを(笑)!

一晩で二つも行きたかったお店を巡ることができ、
贅沢かつ最高の夜でした。
次回はfunkygumboさんのカレー店されがまにも行かなくちゃ。
ちょうど10月に移転するそうなので、
次回は是非伺います。
ミニライブぐらいなら出来るそうなので、
それこそ星川さんとデュオでってのも面白いかな、
なんて思いました。

大阪の皆さん、
おもてなしいただきありがとうございました!
僕が行くのにあわせて来ていただいた皆さんにも感謝!
どうしても行けなかったお店の皆さんには恐縮&次回必ず!
Osaka Chitlin' Circuitは絶対実現させましょう!

改めて思ったけど、
大阪には人情とソウルフードがたっぷりある!
だから楽しいんだな、きっと。

2011年9月20日火曜日

9/17 Tokyo Chitlin' Circuit終了!

9/17(土)に開催した
Tokyo Chitlin' Circuit Vol.4
ご来場の皆様、
ありがとうございました!

今回はゲストバンドに
the Marddies
スペシャルゲストに
ミトカツユキさんを迎え
これまた盛り上がりました

the Marddiesは、
紅一点ボーカルの
みずきさんの歌
凄く良かった!
バンドもトリオ編成で
バッチリなサウンドでしたよ

ミトカツユキさんとは
我々は3曲演奏させてもらいました
I Wish (Stevie Wonder)
Just The Two Of Us (Grover Washington Jr.)
September (Earth, Wind & FIre)
といずれも
ミトさんのルーツとなるソウル/R&Bの名曲ばかり

FREEFUNKとしては
EW&Fの曲を演奏するというのは
ある意味新鮮なチョイス
うまい喩えが見つからないけど
ドリフがタケちゃんマンのネタをやるような
そんな楽しい違和感(笑)

Twitterでも少し呟きましたが
ライブ直前にアル・マッケイのライブ観たりして
感激してましたけどね!

ミトさんの魅力はやはり
上記のような名曲も
自分の歌にしていける個性と
シンガーが弾く歌心あるキーボード
その一体感!

FREEFUNKのキーボーディスト
Sammyも申していましたが
ツインキーボードというのも
非常に楽しかったです

トリを飾った星川薫BANDは
今回は全曲カバー
イナタイ、Jazz Funk路線出しまくりで
やっぱりカッコ良かった!
こちらはもはや何をやっても
完全自分たちのフィールドに持ち込める
横綱相撲の風格!

星川さんの
グレコのセミアコと
エルクのアンプの組み合わせが
信じられないぐらい最高の音色だった!
ジャパニーズ・ソウルギターと
言うに相応しいサウンドでしたね

そんなわけで
毎回楽しいライブに仕上がってますんで
まだTokyo Chitlin' Circuitに
来た事が無いという方も
是非遊びにきてください
勿論普段のFREEFUNKや
星川薫バンドなどにも是非!
おもてなしいたします

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

<09/17/2011>
FREEFUNK setlist
01. One Plus One Is One
02. 大丈夫大丈夫 (ORITOカバー)
03. Attention Please
04. Mothership Connection (Parliamentカバ−)
05. I Wish (Stevie Wonderカバー w/ミトカツユキ)
06. Just The Two OF US (Grover Washington Jr.カバー w/ミトカツユキ)
07. Septrember (Earth Wind & Fireカバー w/ミトカツユキ)
08. Funkin' For Fun (Parliamentカバー)
09. 自由自在

2011年8月29日月曜日

08/26/2011 STARCHILD vol.7

8/26の吉祥寺Star Pines Cafe
深夜イベント「STAR CHILD」
ご搭乗いただいた皆様ありがとう!

あいにくの雨でしたが
こんな楽しいイベントが吉祥寺で
行われていたとは…

声をかけていただいた
テリーさん、たかさん、マービンさん
ありがとうございました!

マービンさんは20年ぐらい前
まだ十代のバンドかけだしの僕からすると
憧れの存在
ムスタングA.K.Aってバンドで
インディーズでもとびきり元気のいい存在でした

その後FREEFUNKでも
90年代後半とかにわりと
高円寺のShow Boatに出演してたころ
マービンさんのAっていうバンドと
一緒によく対バンさせてもらったなあ

こうしてまたお会い出来るのも
FUNKがあればこそと思った!
テリーさんともたかさんとも
こうやって縁がつながって
広がっていくのはホント嬉しいです

また11月ぐらいにやることになりそうなので
次回はもっと沢山の皆さんに遊びにきてほしい!
吉祥寺でオールナイトっていうと
ちょっとハードル高く感じるかもしれないけど
チャージも安いし
スターパインズはくつろげるスペースもあるし
皆で歓迎いたしますので是非!

08/26/2011setlist
01. Cosmic Slop (Intro)
02. Freefunk Shuttle
03. Feel Like Making Love
04. Sweet Sticky Thing
05. Mothership Connection
06. Give Up The Funk
07. 自由自在

FREEFUNK crew…
艦長 (vo &g) 芽芽(vo) リッキー(b) ウラッチ(ds) タイラー(t.sax)
シバケン (b.sax) ESP (tp)

2011年8月26日金曜日

Chia Live @JZ Brat Shibuya 24, Aug 2011

昨夜は渋谷JZ Bratでのチアさんのライブに
ゲストとして参加させてもらいました

つづらのあつしさん率いる
バンドの皆さんの強力な演奏で
一緒に歌いギターを弾かせてもらい
大変光栄でした

お客さんもとっても温かい方ばかり
ひとえにチアさんの人徳だと感じましたよ

初めて観る僕のプレイする
FunkやBluesにも
温かい声援を送っていただきました

チアさん、つづらのさん
バンドの皆様
本当にありがとうございました

チアさんやバンドの皆さん
本当に熟練で
一人の観客として見ても楽しい
いいライブでした!
温かい雰囲気に包まれていたなあ

チアさんは同じ岐阜出身で
しかも同じ高校の出身!
で、ライブのMCでも言ったし
もう百回ぐらい言っている事だけど
高校の時にチアさんと会ってたら
もう少し楽しい高校生活を
送る事ができただろうなあと思う反面...
あの頃夢中もネクラな僕は
ブルースやR&Bに浸ったおかげで
今こうしてチアさんと一緒に演奏出来る
そう思えば
まんざらでもないかと思いました

昨夜のライブでは
第1部で
Sly & The Family Stone / Thank You

第2部では
Muddy Waters / I Just Want To Make Love To You
を演奏させてもらいました

まさに
98% Funk, 2% Blues
な感じ

他にもチアさんとは
Roberta Flack / Feel Like Making Love
Marvin Gaye / What's Going On
を演奏させてもらい
最後のアンコールでは
坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」も
一緒に歌いました

皆さんに楽しんでいただけたようで何よりです!

チアさん、
次回は岐阜か名古屋あたりでも一緒にやろうね!

2011年8月22日月曜日

新宿にマザーシップは降りたか?

まずは20日の新宿ゴールデンエッグ、
ご搭乗いただいた皆様ありがとうございます!
夏の終わりも近づきつつある、そんな夜に
楽しいフライトをお過ごしいただけたでしょうか?

共演の能條陽一郎さん、サイモンガーさん
ありがとうございました!

今回FREEFUNKには
仁くんという若手ベースプレイヤーが参加してくれました

遊佐君が抜けたあと
ベースオーディションをした時に
すごく気になって
今回お願いしたのです

また一緒にやろう、仁くん!
君は既に取り込まれたも同然だ(笑)…

我々も非常に楽しいライブが出来たなと思います
NHK FMの時にも言いましたが、
ぶっちゃけこんなユルユルでラフなバンドも
そうそう無いかと...
その辺気になる方はどうぞ寛大に願います
なぜならこれしか出来ない集団なので...

そして20日はこんな内容のライブでした!

01. Freefunk Shuttle
02. One Plus One Is One
03. 大丈夫 大丈夫*
04. Gimme Some Lovin'*
05. Lady Marmalade***
06. Sweet Sticky Thing****
07. Move It On Funk
08. 自由自在
〜MC (a riff of Dr. Funkenstein)
09. Mothership Connection*****
10. Red Hot Momma******
encore
11. 犬になれ!

*ORITOのカバー
**Spencer Davis Groupのカバー
***LaBelleのカバー
****Ohio Playersのカバー
*****Parliamentのカバー
******Funkadelicのカバー

話は前後しますが、メンバーほぼ全員で
先日のブーツィーのライブを観て感化されてしまいました。
そんなわけで急遽セットリストに入れた
「Mothership Connection」
そして反省会(?)の意味も込めて歌詞を皆でおさらいした
「Dr. Funkenstein」
楽しかったなあ。
ブーツィーのライブ観てない人にも楽しんでもらえたなら嬉しいです

ブーツィーのライブでの
「Mothership Connection」の
ある意味強引な展開に
ヤラれました。
そしてFREEFUNKクルーの多くは
「艦長やりたかった事ってコレなのね」
と思ってくれたとか思わなかったとか(笑)

ともあれ、本家ブーツィーほどじゃないかもしれないけど
歌舞伎町に一瞬マザーシップが降りたんじゃないかな?

さて、次回のFREEFUNKライブは
8/26(金)の深夜、吉祥寺Starpines Cafe!
FUNKイベント「STARCHILD」に初参戦!
盛り上げていきますんで、是非ご搭乗を!
お待ちしております。

2011年8月13日土曜日

We Want Bootsy!

ブーツィー絶賛来日中!
今日は初日公演、いきなり盛り上がったみたい。

明日は、Sammy、芽芽ちゃん、ゴンゾーなど
FREEFUNKクルーと一緒に行ってきます!

過去の来日公演は欠かさず見てきたけど
こんなにドキドキするのは初めてかも。
前回のフジロックも素晴らしかったけど、
やはりブーツィーはフロントが似合う。

冗談抜きで、
途中で昇天しちゃいそう。。。

日曜もサマソニで見る予定ですが、
やはり本番(?)はチッタでしょ。
という事でOn The Oneしてきます。

2011年8月8日月曜日

ライブ!ザ・ソウルミュージック

8/6(土)のNHK FM生放送特番「ライブ!ザ・ソウルミュージック Vol.9」
出演しました!

2004年以来、通算3度目。
バンドとしては最多出演記録らしい。
本当にありがたい事だ。
1度目はORITOさんのバックバンドとして、
2度目は我々にゲストでORITOさんとシュウタロウ君がゲスト参加だった。
今回はゴスペラーズ村上てつやさんにゲスト参加して頂いた。

30分の持ち時間に7曲を詰め込むという、
普段の我々では考えられない(笑)タイトさに、
馴染みの皆さんも新鮮だったのでは?

番組のテーマ「つながろう日本」にも添い、
バンドのクルー全員にスポットが当たり、
なおかつバンドの個性がちゃんと伝わり、
ゲストで参加いただいた村上てつやさんを
しっかりとフィーチャーするという点で、
最上のセットリストを組めたと自負しております。

ラジオを聞いていただいた皆さん、
スタジオに来てくれた皆さん、
いかがだったでしょう?
是非感想を聞かせてくださいね。

08/06/2011  setlist
1. One Plus One Is One
2. Attention Please
3. Mothership Connection〜Swing Down, Sweet Chariot
4. Sweet Sticky Thing
5. 大丈夫大丈夫
6. Superfly (w/村上てつや)
7. Give Up The Funk (w/村上てつや)

カバー曲はORITOトリビュート収録の「大丈夫大丈夫」を除くと、
パーラメント2曲とオハイオ・プレイヤーズという
ストレートなチョイス。
しかもパーラメントは2曲とも
世紀の名盤「マザーシップ・コネクション」からのチョイス。

村上さんと2曲演奏をする事になり、
1曲は既にやった事のある「Superfly」で決まりだったけど、
もう1曲はどうしようと言う事になり、いくつか提案をした。
割とソウル系セッションの定番曲も含めて。
しかし、その中でまさか、
「Give Up The Funk」をチョイスしてくれるとは。
村上さんはホント男気溢れる、凄いソウルマンだと改めて痛感。
我々のようなユルい連中にも熱い想いで接してくれる、
凄い人。ほんと、感謝です。

声をかけてくれたオダイジュンコさんにも、
最大限の感謝!ライフワークとして是非続けてほしい!

皆さん、この素晴らしい番組を
普段から是非聞いてほしいな。
リクエストもたくさん受け付けてくれる番組なんですよ。
マニアックな曲もいっぱいかかっちゃう。

「The Soul Music」は
毎週木曜23:00よりNHK FMにて放送。
HPはこちら

2011年7月21日木曜日

7/28、8/6はNHK FM「ザ・ソウルミュージック」を聴こう!

今月来月頭と、立て続けにNHK FMの名物番組の一つ
「ザソウルミュージック」に出演させていただきます。
オダイジュンコさんの素敵なDJナビゲーションと、
これでもか!というぐらいにソウルミュージックがかかりまくる奇跡的な番組ですよ。

7/28(木)の放送は昨日収録をしてきました。
先に発売となった「ORITOトリビュート また君に感謝しなくちゃね」について、
村上てつやさん、星川薫さん、Shimvaちゃんとオダイさんとで語ってきました。
思わず会話も弾み、これだけで特番行けちゃうんじゃないかというぐらい。
是非番組聴いてください。
28日木曜、23:00からの放送です。

そして8/6(土)は生放送!
19:20から深夜25:00までぶっとおしでの放送です。

FREEFUNKは今回で通算3度目の出演という事で、村上さん以外ではライブゲストとしては最多記録!
オダイさん本当にありがとうございます。

土曜の夜はソウルミュージック三昧。皆さんからのリクエストも受け付けているようなので、
どんどんリクエストしましょう。

番組テーマは「つながろう日本!」
まさにFREEFUNKのためのようなテーマじゃないですか。
共演も不思議な縁のあるつのだ☆ひろさん、マウンテンモカキリマンジャロ。
震災以降、ラジオが見直されている時代だと思いますが、
この夜は文字通りソウルミュージック、ファンクミュージックが
日本をつなげて一つにするはず。いや、してみせる!

番組のHPでは、
明日の7/22金曜までの受付で、スタジオでの観覧も募集しています。
是非遊びに来て下さい!

2011年7月18日月曜日

Maggot Brainな歌舞伎町の夜

昨夜の新宿Golden Eggライブ
ご搭乗の皆様ありがとうございました!

サマソニよりも熱いライブだったでしょ。
間違いない!

5月も同じ組み合わせ、
つまりサイモンガーさん、Ebony-B & The Grasshopper(S)とご一緒でしたが、
なんかいい意味でレギュラーイベントぽい雰囲気で、
この組み合わせで色々と毎回テーマ決めたり
緩やかにメンバーが入り乱れてやると
かなり面白いんじゃないかと思いました。

サイモンガーさん、Ebony-Bの皆さん、
いかがでしょう(笑)?是非お願いします!

さて我々FREEFUNKは、
新たにベースにリッキーさんを迎えての初ライブでした。
途中MCでも言いましたが、
とてもこのライブが最初とは思えぬ重鎮っぷり(笑)。
まるで一番古株のような
いぶし銀な演奏でした。
新生FREEFUNK、
楽しんでいただけたでしょうか?

ライブ前にESPが面白い事を言っていた。
前任の遊佐君は、
例えていうならF1カーでバンドをぐいぐい引っ張っていく感じ。
それに対してリッキーさんは、
後ろから重量級の戦車とかでグイグイ押していってくれるような感じ。

同じ曲をやっても、まるでアプローチが違う。
だからこそバンドは面白いなあと思う。

リッキーさんが、ORITOさんとかつてバンドをやっていたとか、
なんだかただならぬ縁を感じずには居られません。
このタイミングで一緒にやらせてもらうという事には
何か必然があるのかも。

そんなわけで、引き続きFREEFUNK、
盛り上げていくので皆さんよろしくお願いします!
15周年だしね。

07/16/2011 setlist

01. Freefunk Shuttle
02. One Plus One Is One
03. 大丈夫大丈夫
04. Gimme Some Lovin' (Sammy Vo)
05. Sweet Sticky Thing
06. Move It On Funk
07. 自由自在
08. Maggot Brain

今回は久々に「Maggot Brain」を演奏しました。
怒り、悲しみ、想う心。。。
何かそんな気持ちになるとき、この曲をボクは演奏しますよ。

2011年7月13日水曜日

本日ORITOトリビュートアルバム発売!!

本日7/13(水)は、いよいよORITOトリビュートアルバム
「ORITO TRIBUTE ~また、君に感謝しなくちゃね。~」の発売日だ。
今年の4月に参加させてもらった渋谷duo music exchangeでのライブ音源と、
その後大阪Janusで開催されたトリビュートライブの録音を中心に構成された、
これまでにない熱さに満ちた素晴らしいトリビュートアルバムである。

参加アーティストとORITOを支えた皆さんの、
熱い想いがぎゅっと詰まった1枚だ。

FREEFUNKとして「大丈夫 大丈夫」「Our Beat」が収録されているが、
Suga Pimpsさんの「メイフィールド」のバックも我々がつとめさせていただいたし、
ホーンのタイラーやシバケン、そして芽芽ちゃんは他の楽曲にも随所で参加させてもらっている。
FREEFUNKとしては永らくオリジナルアルバムを出していないので恐縮だけど、
日頃支えて下さっている皆さんには、
「FREEFUNKのニューアルバム」、ぐらいのテンションで聴いてもらえたら嬉しい。
メンバーの誰がどの曲に参加しているか、CDのブックレットに詳細があるので
是非そちらで確認いただきたい。




こんな形で皆が揃ってORITOトリビュート企画をやるのは、
おそらくこれが最後ではないかと思う。
これを凌駕するものはそうそう作れないし、震災直後のあのタイミングという意味も
非常に大きい内容だったと思う。

自分の決意を交えて語るとするならば、
ここから先はこのトリビュートの焼き直しを繰り返すのではなく、
ORITOの魂を受け継いだそれぞれ(お客さんも含めて)が、今度は語り部となり、
その魂を、メッセージを繋いでいく次元へと入ったのではないだろうか?

僕は「大丈夫大丈夫」を歌い継いでいきたいと思うし、
ORITOという稀代のシンガーが遺してくれたマスターピースとも言うべき、
数々の楽曲が、若い世代にも受け継がれていってほしい。
世界中でオーティスの名曲が未だに歌い継がれるように
世界のどこかで「O.V.ライト」という名前をきいただけで震える人が居るように。

さて、先のトリビュートライブを御覧いただけなかった人達にも今から充分出来る事がある。
それはこのアルバムを買って、聴く事!!
歌のチカラを信じるなら、こんなに強烈なアルバムはホントに無いと思う。
どうか、是非聴いてほしい。

本プロジェクトを進めてこられた村上てつやさん、星川薫さん、鈴木康蔵さん、
Vivid Soundの皆さん、本当にお疲れさまでした。
今度、打ち上げましょう。。。

ORITOの魂に乾杯!


2011年6月21日火曜日

ありがとう!Tokyo Chitlin' Circuit Vol.3終了!

6/18(土)のTokyo Chitlin' Circuit@高円寺Jjirokichi
ご来場の皆様、ありがとうございました!

あいにくの雨模様でしたが
楽しい夜になりました

Dayton Projectは
初めはアウェーな雰囲気だったかもしれないけど
流石のパフォーマンスだった!
ああいう場所で間近で見れるということ
お客さんにとっては大事だと思います
シュウタロウ君の熱いパフォーマンスに
心底痺れたなあ

FREEFUNKは、
遊佐真悟akaミモーのラストライブ
最後まで
ぶっといグルーブで支えてくれた
2年間本当にありがとう!
イヤラしい夜光塗料のベース弦は
とてもあの夜が最後のベーシストとは
思えなかったよね(笑)
また演奏しよう、きっと

そして
星川さんのバンドは
さすがの貫禄
そしてヤンチャなファンク!
最高でした
いけ君のMCじゃないけど
ああいうサウンド出せる連中が
今本当に居ない!
もっと聴きたいです

ゲストの青山陽一さん
素晴らしかった!
星川さんのバンドとは
「Betcha By Golly Wow」
「Put It When You Want It」
をプレイ
スゴい選曲とつくづく思うなあ
スウィートからファンクまで

青山さんらしくない喩えかもしれないが
プリンスに近いものを感じた

FREEFUNKとは
「Superfly」
「Gimme Some Lovin'」
を一緒にプレイ

「Superfly」はこれまでにも
ORITOさん
村上てつやさんと
一緒に演奏してきたけど
青山さんとの演奏もまた全然違うアプローチで
刺激に満ちていました

そして何より
青山さんのルーツであろう
スペンサー・デイビス・グループというか
スティーブ・ウィンウッドの
「Gimme Some LOvin’」
最高に楽しかった!

ギターバトルが思わず長くなったのは
誰でもない、青山さんのギターのおかげなのです(笑)

Tokyo Chitlin' Circuit
またやりましょう!

2011年6月17日金曜日

いよいよTokyo CHitlin' Circuit Vol.3開催!

さて、明日6/18(土)は高円寺Jirokichiにて「Tokyo Chitlin' Circuit」開催!
共演には星川薫さんのバンド、Dayton Project。

星川さんはソロアルバムが出たばかりという事で、どんな曲を披露してくれるのか楽しみ!
粘っこい、ねちっこい怒濤のジャズファンクライブになりそう、と勝手に予測。

Dayton Projectは久々の共演だ。
彼らも都内のライブハウスでは久しぶりだと思うので、
なかなか観に行けない皆さんはお見逃しなく!

スペシャルゲストの青山陽一さんとは
我々も数曲、星川さんのバンドでも数曲演奏予定。
青山さんのソウル/R&B的ルーツが披露されそうな予感・・・。
お楽しみに!

FREEFUNKの見どころとしては、
この日を最後に抜ける事になってしまった遊佐君の勇姿かな。
最後までコキ使いますんで(笑)、そのムチャぶられっぷり(?)をお楽しみに。
そして初めて披露する曲も予定あり!
以前から演奏をしたいと思っていた曲です。

そんなわけで、明日はぐずついた空模様かもしれないけど、
高円寺Jirokichiにて会いましょう!

【06/18/2011(sat)】
Tokyo Chitlin' Circuit

Open 18:30 / Start 19:30
Music Charge: 2700yen

FREEFUNKと池上尚志主催「Tokyo Chitlin' Circuit」第3弾開催!
Funk/Soul/Blues/Jazzをルーツに持ったプレイヤー、バンド、シンガーによるライブミュージックパーティです。
ホストバンドは恒例、星川薫BANDとFREEFUNK。
ゲストには、ザップ&ロジャーのトリビュートバンドとして活躍をするDayton Projectが登場!
ライブハウスでの演奏は久々、FREEFUNKとの共演も久々だけに注目です。
スペシャルゲスト・シンガーには青山陽一(vo,g)が登場!
80年代からGrandfathersでの活動を経て、現在はアコースティック・ソロ、オルガントリオから大人数まで
さまざまなフォーマットでライヴ活動を展開する青山陽一氏のルーツにも迫る選曲をご期待下さい。

<live>
■星川薫Band
星川薫(g)中道勝彦(key) 村上こうよう(tb) 六川正彦(b) 河合洋(ds)

■FREEFUNK
桜谷"艦長"俊文 (vo,g) 渡芽芽(vo) Sammy(key) 遊佐真悟(b) 浦上義高(ds)
平岡"タイラー"公和(t.sax) 小柴"シバケン"憲二(b.sax) 清田"ESP"晃平(tp)

■Dayton Project
シュウタロウ(Talkbox) AkiHee(g, programming) OKB(vo) 池の本和美(vo)

■special guest: 青山陽一 (vo,g)

<各出演者website>
Kaoru Hoshikawa website

FREEFUNK

Dayton Project

青山陽一

<ご予約について>
予約、前売などは特にありません。早く来られた方から順に入っていただくシステムとなりますので、是非お早めにお越し下さい。

当日の状況で整理券の配布などもあります。
詳しくはJirokichiのホームページにて御確認ください。

Jirokichi website

2011年6月3日金曜日

夕陽とブルーとファンクと



この写真
岡さんとのライブ共演は楽しかったなあ

僕らの演奏するRed Hot Mommaにあわせて、
「One Nation」のフラッグを作ってくれた
岡さんのあの独特のブルーに染めて

ファンカデリックの影響を受けながら
ただのフェイクじゃないところが
岡さんの凄いところなんだ

このライブのための打ち合わせで

岡さんの、新宿から近いマンションから

二人で夕陽を見ながら
ビールを飲んで
大音量でファンクのレコードを聴いた
あの日を忘れない

いつか東京のど真ん中に
マザーシップを降ろしたいねって
本気で話したあの日...

岡さん

本当にありがとう

ご冥福をお祈りします

Rest in P.

2011年5月31日火曜日

Pファンクな夜は更けていった

土曜は足元悪い中、新宿ゴールデンエッグに来ていただいた皆さん感謝!
河地依子さんの渾身の著作「P-FUNK」にかこつけて勝手に(?)
盛り上がってしまおうというイベントでした。

そしてその著者、河地さんをも巻き込み、
Ebony-B、サイモンガー・モバイル(&嫁モバイル)を迎えて
盛り上がりました!

今回のお題として各出演者、P-FUNKのカバーを演奏するというのがあったんですが、
Ebony-Bはなんとギターレス編成なのに、
「Alice In My Fantasies」
そしてジューニー・モリソンの「Super Spirit」をプレイ。

Aliceはオルガンとベースのユニゾンが気持ちいいナイスファンクに。
そして変態ジューニーの曲がライブで聴ける快感!
ジューニーの曲って、ほんと凄くて、
ファンクなんて大抵AメロBメロだけだったりするんだけど、
ジューニーは曲中でどんどん展開していっちゃう。
イントロと最後が全然違う曲にすら聴こえてくるのです。
まさかのコーラスで「ニャニャニャニャニャニャニャー」とは!
それにしてもヨースケ君のファルセットはジューニーの曲と相性が良い。

サイモンガー・モバイルさんはなんと
1975年のパーラメントの名盤「チョコレートシティ」の中でも
とりわけ顧みられない曲「Let Me Be」をチョイス。
まさかニンテンドーDSでこの曲を演奏する人は居なかったろうなあ。
しかしこれまたサイモンガーさんの声が良く似合う。
ホント、この曲を熱唱するエディ・ヘイゼル想像したら一瞬目から汗が出ました。
オリジナル曲でもP系ネタを仕込んでみたり、流石です。

そして我々フリーファンクは、
サイモンガーさんと同じく「チョコレートシティ」収録の「Big Footin'」と
ブーツィーの名曲「I'd Rather Be With You」を演奏。
「I'd Rather Be With You」は初めて演奏したけど、とても馴染む曲でした。
Sammyの鍵盤ハーモニカ(メロディカ?)がいい感じでしょ。
最後にゃ遊佐君のベースソロががつんと来る流れで。
ということでここまで誰もいわゆるPの王道選曲しないという流れでした。

ライブの最後は河地依子さんをベースに迎えて、
ファンカデリックの「Good To Your Earhole」と「Red Hot Momma」を演奏。
河地さんのぶっといベースプレイはやはりP譲りですな。

そんなわけでPファンクにずぶずぶな夜でした。。。
またやりましょう!

出演の皆さんもお疲れさまでした!
河地さんどうもありがとう!本も売れて良かった!!



足を悪くしてたジョージクリントンも退院できたみたいだし、
ブーツィーもいよいよ日本に来るしね。

2011年5月22日日曜日

ベースマガジン6月号「ブーツィー特集」

今月20日に発売されたベースマガジンのブーツィー・コリンズ特集の記事を書かせてもらった。実はベースマガジンで過去にも2度ブーツィーの特集があった時に記事を書かせてもらっている。
今回は久々の新作が出たという事で、それにまつわるここ近年のブーツィーの動きをまとめて書いた。
ブーツィーの近年の活動はどちらかというと、あの個性を活かしたキャラクタービジネスぽいところがあるが、新作は非常に音楽的だし、自身のキャリアの総括のような内容だ。
8月の来日ライブがとても楽しみ。
それこそJB時代からPファンク、そして現在までを見せてくれるようなライブを期待したい。

そして今度の土曜28日は、新宿Golden Eggでライブイベントとして、上の記事でも紹介した河地依子さんの「P-FUNK」本の発売記念イベント。
Ebony-Bやサイモンガーさんと一緒に楽しいライブになるの間違い無し!なのでぜひ!!!



5/28/2011(Sat)
祝!Pファンク本発売記念・裏イベント!
live: FREEFUNK / サイモンガー・モバイル / Ebony-B & The Grasshopper(s)
special guest:河地依子

open 19:00 / start 19:30
music charge 2000yen

記念すべき出版!日本初!Pファンクに関する書籍が遂に発売となります!
勝手(?)ながら、これを記念するイベントを開催します!
皆でOne Nation Under A Groove!しましょう!

「P.FUNK」の著者、河地依子さんのゲスト参加が決まりました!
当日本を持ってきていただいた方には著者サインをしていただけます。
また、会場でも物販で販売しますので、是非お買い求めください。

2011年5月12日木曜日

祝!ブーツィー来日ライブ決定!

ブーツィー・コリンズが来日公演を8月に行う事が決定した。

http://clubcitta.co.jp/001/bootsycollins/

先日原稿を書いたベースマガジンにも「来日祈願!」と最後に締めくくったのだが、
こうして決定した事は誠に嬉しい。

Bootsy Collins & Funk U Bandという名前で、盟友のバーニー・ウォーレルやブラックバード、レザーシャープ他、T.Mスティーブンスも一緒だ。
しかも会場は川崎チッタとサマーソニック。
最高のシチュエーションだと思う。

チッタはおそらく、90年代のPファンクのライブを忘れられない人で埋まるだろう(笑)。
そしてサマソニではレッチリなんかを目当てに来ている音楽ファンに広くブーツィーを知ってもらう、格好の機会だ。
ブーツィーの来日は2008年のフジロック以来3年ぶりだが、
こうして単独で公演をしてくれる事は素晴らしい。
単独来日は13年ぶりらしい。そうか、そんなに経つんだ....。

最新アルバムに沿って、きっと彼の音楽ヒストリーを振り返るような内容もあるのではないだろうか?
T.Mを連れてくるのは、彼がバーニーやブラックバードと一緒にバンドを組んでいた事も関係していると思うが、どんな構成になるのか楽しみだ。
ラバーバンドの曲が中心になるのかと思うが、ブーツィーはファンク大学の学長でもあるので、是非JBやジミヘン、スライなど彼にとってのルーツでありファンクの歴史の重要なパートを占める音楽についても、何かしらの形で表現をしてくれたら嬉しいな。

ともあれ、全国のファンカティアーは是非ライブに集まって、一緒に盛り上がりましょう。
ちなみに既に僕は70年代のライブ音源ばかり聴いている。
あのベースがまた聴けるのかと思うと・・・ハレルヤッ!!

以下の写真は前回フジロックでのライブよりステージ脇からウチの奥さんが撮影したモノ。

2011年5月6日金曜日

5/28(土)はP.FUNK本発行記念裏イベント!本を持って集合!

河地依子さんが渾身の著作「P-FUNK」を遂に発行された。
以前から話は聞いていたが、こうして形になると感慨深い。
ものすごい超大作だ。素晴らしい!
お疲れさまでした、河地さん。

これだけPファンクについてまとまって書かれた書物はこれまでなかった。
日本のPファンク好きならわかると思うが、
これまで僕らが頼りにしていたのは、
レコードコレクターズ誌の増刊号「Soul & Funk」編と、
数年前にWaxpoeticsが出したPファンク特集だけだった。

レココレの特集は元々1989年、ジョージ・クリントンの初来日に合わせて発売された特集を、
他の特集(JB、スライ、カーティスなど)と合わせまとめたものだ。
とはいえこちらも発売が1993年で、情報の更新がそれ以降止まっていたし、
内容的にもまだPファンクの謎が解き明かされていなかった部分も多く、
今となってはかなり物足りないのが正直なところだ。

そこをかなり補ってくれたのは、
時折再発されるパーラメントやファンカデリックの国内盤に多くに付いてくる、
河地さんの詳細な解説であり、都度情報が更新されており、
日本のファンが国内盤をチョイスするのも、その解説が読みたいからというのは、
かなり多かったんじゃないかと思う。
パーラメントのBOXセットではかなり充実したストーリーが書かれていた。

しかし一方で、こうした解説に収まりきらない物語も多い。
例えば、パーラやファンカの黄金期は比較的語られやすいが、
そもそも彼らの出生作「Tesify」のあたりはアルバムリリースもないので、
あまり知られる事がなかった。
その辺りは実は、ファンカデリックのウエストバウンド時代のシングル集の
英語ブックレットが非常に詳しいのだが、あれは字が細かくて何度も読む気がしない(笑)。

ともあれ、「P-FUNK」を読んで初めて知った事も多かった。
まだまだこの音楽は謎に満ちている・・・・
そこがまた、魅力でもある。

5/28に新宿GOLDEN EGGでライブをやるが、
イベントを「祝!Pファンク本発売記念・裏イベント!」とさせてもらった。
共演はサイモンガー・モバイルさんにEbony-Bの皆。
彼らと一緒に、Pファンクの曲を演奏したりして楽しみます。
さらに、ゲストという形で、河地依子さんにも遊びに来てもらう事に!
河地さんにも勿論ベースを弾いてもらう予定。

当日「P-FUNK」の本を持ってくればサインしてくれると思うので、
皆さん、本を片手に5/28(土)は新宿歌舞伎町に集合だ!

【5/28/2011】
祝!Pファンク本発売記念・裏イベント!
live: FREEFUNK / サイモンガー・モバイル / Ebony-B & The Grasshopper(s)
special guest:河地依子

open 19:00 / start 19:30
music charge 2000yen


カサンドラ・ウィルソンライブ・・・色あざやかなブルーズ

カサンドラ・ウィルソンのライブを観てきた。
前回のビルボードでのライブを見逃してしまったので、
前々回たぶんブルーノートで観た時以来だ。

銀のスパンコールのドレスをまとい、
日本で手に入れたのか、扇子を持って歌うカサンドラ。
素晴らしかった。

チャーリー・パットンのデルタブルーズのような古いブルーズによく似合う、
モノクロな光景が、彼女の歌声を通して色あざやかに蘇る。
そんな感覚があった。
もっとも、単なる再生やカバーではなく、
カサンドラの音楽へと昇華されている事が素晴らしい。
古いブルーズを聴いた時に、彼女には
感じられたリズムや鳴っている音色が聴こえたのかもしれない。

名手ブランドン・ロスのギターも素晴らしかったし、
もう一人のギタリスト(マーヴィン・スーウェル / Marvin Sewell)の、
スライドギターも素晴らしかった。

控えめだけど、日本の事を思ってくれるカサンドラは、
凛として本当にかっこいい。
カサンドラのライブは、今後も可能な限り観に行こう、と思った。

2011年4月30日土曜日

オーサカ・チトリン・サーキットに向けて!?

連休直前のタイミングで、予定があり大阪へ。
日中はマジメに仕事をしたので(笑)、
夜はまんまフリー。
という事で、大阪の皆さんに会えてよかった!

ナナさんがやっているBar 7Peaceに21:00ちょっと前に着いて、
先日のORITOトリビュート話などをあれこれ。
するとエスイーエス鈴木さんと岡さんがいらっしゃり、
また盛り上がる。
そのあとは鈴木さんの盟友(?)、福本さん、
そしてトークボクサーのシンジさんが
入れ替わるように登場。
音楽話が尽きない!マニアックな話もあって、
こちらもテンションが上がっちゃう。
さらに初対面のレディ、シマちゃんの北京での食べ物話で盛り上がってると、
やはり初対面だが、一度行ってみたいと思っている
モダンジャパニーズ・レストランマグノリアのシェフ、伊藤さんも登場。
ニューオリンズの話、LAでの修行時代の話など、
興味の尽きない話題が続いた。

一番驚いたのは、
なんと伊藤さんと船橋の月のマスターだった故野口さんが、
かなり深い仲の友人だったこと!
さすが、この音楽・世界はどんどん繋がっているなあと実感。
なんだかとても嬉しかった。
調子に乗って、気が付けば夜の2時近く。
5時間もバーに居座ってしまった!ナナさん、ありがとう!

大阪の皆さんからたくさんの元気を貰えた。
なんだかんだ言っても、東京はまだ「カラ元気」なところあるもんね。
おかげで次の日から、グッスリと寝れるようになった(笑)。
こんなボクでも、震災後は少し不眠ぽかったので、嬉しい。

お会い出来た皆様、夜遅くまで本当にありがとうございました!
お会い出来なかった皆様、すみません!
次回また機会を作ってそちらにいきます。
「オーサカ・チトリン・サーキット」をやろう!という話も
盛り上がったので、是非実現目指して頑張ります。
伊藤さんが本物のチトリン飯作ってくれたりするかもしれない(笑)。


そういえば、野口さんが亡くなってもう1年以上になるなあ。
今頃ニューオリンズの上空あたりで、
プロフェッサー・ロングヘアやキヨシローとセッションしてるのかも。
月でも久々にライブやりたいね。
チトリン・サーキット。

2011年4月25日月曜日

ZAPPライブ@Billboard Live Tokyo

昨夜は六本木ビルボードライブにてZAPPのライブを堪能してきた。
前回もビルボードライブでの来日公演だったので、定番公演になりつつあるという事かな。

今回は、ボビー・グローヴァー同行という告知があり、
「まだ歌っているのか?」と、期待と不安が入り混じった思いだった。
それに加えて、先の震災~原発の状況もあり他の多くの海外アーティストが来日キャンセルとなる中、果たしてZAPPは来てくれるのかというのもみんなが気になっていたと思う。

結果こうして日本に来てくれて、元気いっぱいのライブを見せてくれた事は、
先日のナイル・ロジャースに続き多くのソウル/ファンク/R&Bファンを勇気を与えてくれた。
自分が行ったのは東京最終日のセカンドショーという事もあり、
終演後もしばらく場内にとどまり、ファンと交流をする彼らの姿はとても印象的だった。

ロジャー亡き現在、ZAPPのライブは「全員野球」スタイルだ。
ロジャーがほぼ一人で担っていた役割を、皆でこなしていく。
トークボックスも、歌も、ギターやハーモニカも。

欲を言うなら、もう少しオケ(トラック)に頼らないライブをやってもいいのでは、
と思った。
ロジャー不在のZAPPになってから、オケに依存したライブの比重が高くなっている。
逆にステージパフォーマンスに力量を置いているのだろうが、
元々彼らは腕も確かなミュージシャン集団だ。
もっと生の演奏をしていいと思う。
実際、ライブの中でも「California Love」とか、完全に生楽器での演奏になる場面があり、
自分はそういう所で盛り上がってしまった。

ちなみにボビーはさすがに老けたようだったけど、
それでも「Come On」「Do You Really Want An Answer?」と、ZAPPのセカンドアルバムの中の名曲を立て続けに歌ってくれたのでとてもうれしかった。
セカンドからは「Dancefloor」「Doo Wa Ditty」も演奏されたので、やはりZAPPのアルバムでも一番の傑作なんだなと実感した。
シャーリー・マードックは冒頭1曲のみと、ちょっとさびしかった。
本編にも少し絡んでくれると嬉しかったなあ。
いわば「ZAPPファミリー・レビューショー」みたいな構成だったので、
元オハイオプレイヤーズというか元HUMAN BODYのビリー・ベックとかも一緒に来てくれたら楽しいかもしれない。
なんて妄想は膨らむが、かつてのように定期的に日本に来てくれたら嬉しいし、
今回も思ったが、新しいお客さん(若いダンサーやヒップホップ経由のファンと思われる)が来るようになっており、もっともっと彼らの音楽やライブが世間に広まれば、世の中もっと楽しくなるはずだ。

終演後はDAYTON PROJECTの面々と話したりしてた。
Akiheeさんはなんとかボビーのサインをゲット。良かったね(笑)。

DAYTON PROJECTとは6/18(土)に久々に一緒にやります。しかも「Tokyo Chitlin' Circuit」で。
そちらもお楽しみに!

2011年4月18日月曜日

ゴンちゃんと歌入れ作業

昨夜の土曜はゴンゾー(ゴンちゃん)と新曲の歌入れ。
今までまったくライブでもお披露目していない、生粋の新曲だ。
歌詞のイメージ感を大まかに自分が作り、
スタジオで色々と言葉の選び方やメロディへの乗せ方を考えるというスタイル。

武蔵小金井のスタジオで作業を開始したのだが、
ここ最近、少し調子悪いかななんて思っていたコルグのハードディスクレコーダーが、
なんと開始早々にハードディスクがクラッシュ!
初期化が始まってしまい、これがなかなか終らない・・・。
せっかく「さあ、歌入れるぞ!」となったというのに。
仮に初期化が終ったとしても、データが消えている可能性が高いから、
その場合自宅に戻ってデータを読み込み直して、とか考えるとスタジオが無駄に終わってしまう。
という事で、急遽ゴンちゃんと我が家のPCルーム(いわゆるFREEFUNKスタジオ)で作業に切り替えた。

ちなみにスタジオのお兄さんに泣きついたら、
料金をまけてくれた。ありがとう!次回も必ず使いますよ!

という事で、先日購入したばかりのAvid003が大活躍。
Logic Pro8もクリーンインストールしておいて良かった。
どうもオーディオの録音は負荷が低いようで、オーヴァーロードする事がない。
おそらくプラグインのシンセあたりが、OSやCore Audioに対応しきれていないように思う。

結局16:30ぐらいから20:00あたりまで、かなり軽快に作業は進み、
全体のイメージを作り込む事が出来た。
今後は日中なら、ここで歌入れでも良いなと思った。
Avid003にした事で、音質も出音もかなり良くなったので、作業がしやすい。

歌詞の世界やメロディなど、共同作業にした事で、随分と広がりが出たと思う。
お互いに得意なパターンや、トライしてみたかったアイデアをうまく絡めながら、
良い意味で混沌としたFREEFUNKワールドに仕上がってきている。
芽芽ちゃんにも入ってもらって、ワサワサとした感じ目指して、
近日フィニッシュさせよう。

まだ仮歌・ラフミックスの段階だけど、軽く試聴できます。
こんな感じ。

New Song (snipped) by freefunkmusic

2011年4月9日土曜日

明日は大阪でORITOトリビュートライブ!

ORITOトリビュート、東京は先日4/5の公演が終了したが、
大阪は明日4/10にJANUS(ジャニス)で開催される。
東京以上に、大阪の皆さんも盛り上がってくれると思うし、
是非多くの皆さんに、このライブの熱さを感じてもらいたい。

2008年の最初のトリビュートツアー時、
FREEFUNKも大阪でのライブに参加をさせてもらった。
またその年の暮れにはソウルバー「Marvin」の周年パーティーで
声をかけていただき、ホストバンドを務めさせていただいた。

大阪の皆さんはとにかく反応が早い、という印象だ。
我々の曲で「犬になれ!」というのがあり、
ステージにお客さんをあげて一緒に踊る、というのがあるけど、
大阪のお客さんは僕が
「ステージで一緒に踊りたい人!」
という台詞を言い終わる頃には、数人のお客さんがステージの上に居た(笑)。

そんな大阪でのORITOトリビュートライブ、
FREEFUNKとしては今回は参加できないが、急遽我々の中から
芽芽ちゃんがコーラスの一員として参加をしてくれる事になった。
クルーを代表して頑張ってきてくれる事と思う。応援してるよー!

大阪の皆さん、是非トリビュートの一員として明日の夜、
JANUSに行こう!!

ライブの詳細はORITOオフィシャルHPにて御確認を。

以下は、2008年12月、ソウルバー「Marvin」の15周年パーティより。
JAYE公山さん、福原タカヨシさんのお二人は明日の大阪トリビュートライブに
出演をされます。

2011年4月6日水曜日

ORITOトリビュート、その先を見ながら

4/5(火)の渋谷DUOでの「ORITOトリビュートライブ また君に、感謝しなくちゃね」
ご来場の皆さん、ありがとうございました。

震災〜原発の不安定な状況、計画停電など、
決して良い状況下ではない時期だけに、足を運んでいただいた事に感謝!。

それにしても、凄い内容だったと思う。
あれだけの実力あるシンガー、プレイヤーが一同に集まるライブは、
そうそう無いのでは?

出演、共演の皆さん本当にお疲れさまでした。
素晴らしい歌、演奏をありがとうございました。
主催をされたエスイーエスの鈴木康蔵さんはじめ、
スタッフの皆さんも本当にご苦労様でした。

思えば昨年2月、ジロキチでのORITOトリビュートライブ終了後、
村上てつやさんからの提案でトリビュートアルバムを作ろう!という機運が高まり、
そこから色々な事が動きだしていった。
ありきたりな言い方かもしれないが、
想いをもって進めば、実現できることの良い一例になったと思う。
僅かながら、この企画を進めるいくらかの力になる事は出来たように思う。

ライブでも予告したように、
今回はライブアルバムとしてリリースを予定されている。
演奏はベストを尽くしたわけだが、
トリビュートはここからまた次のステップに入るわけで、
それも注目してもらいたい。

ORITOの魂(ソウル)から本当の意味で僕らはバトンを受け、
歌いつづけ、演奏をしつづけていく時だ。

2011年4月4日月曜日

4/5(火)ORITOトリビュートライブもうすぐ!

昨日、今日とたて続けで4/5(火)のORITOトリビュートライブ向けのリハ。
土曜は全体リハという事で、他の共演者の皆さんや星川さんのバンドの皆さんと一緒に、昼から夜まで長丁場でのリハを実施。
素晴らしいシンガー、ミュージシャンの皆さんから多いに刺激を受けた。

今日はいつもの西荻窪で、FREEFUNKクルーと、シュウタロウ君とみっちりリハ。
昨日のリハで気になった細かい点を修正していく。
また、一回演奏しては録音したものをプレイバックするスタイルで、客観的な判断もしながらアレンジを進めた。

ライブレコーディングをするという事で気持ちも高揚するし、
他の共演者の皆さんもベストなパフォーマンスで行きたいのだから、
その熱い想いに精一杯応えられるようにしたい。
そういう点では、良い形になったんじゃないかと思う。

特に我々が中心となって歌と演奏をする曲は、
もはやアレンジ面など、大きくORITOオリジナルから逸脱しているかもしれない。
しかし、彼の魂(ソウル)を受け継ぎ、そのまんまで行くのではなく、
自分たちのものに昇華した、一つのスタイルだと思っている。

アウトプットがFREEFUNKというファンクバンドである以上、
このフォームの中でベストなサウンドを出していく。
インプットされたもの、僕らがORITOさんと分かち合ったものは、
すごく本質的で、原始的なものだ。

僕らが鳴らしたい音は、表面的になぞるようなコピーではなく、
もっとぶっとい、一気通貫した本質的なものだ。
そしてそれは、無邪気な遊び心も兼ね備えたような、そんなフィーリングだ。

このライブはレコーディングされ、トリビュートアルバムとして発売する事も予定されている。
こういった状況下ではあるが、
だからこそ皆で集まることの意義もあると思う。
是非皆さんには目撃者になってほしい。
そして、皆さんもトリビュートの一員となることで、
ぶっとい、一気通貫した音楽の一部になることを楽しんでもらいたい。

そういうわけで、皆さんのご来場お待ちしています。

---ORITOトリビュートライブ---
また、君に感謝しなくちゃね。 ~ORITO トリビュート2011~

TOKYO 東京公演
【日時】2010年4月5日(火) OPEN 18:00 / START 19:00
【場所】渋谷 DUO MUSIC EXCHANGE TEL: 03-5459-8716
HP: http://www.duomusicexchange.com/
 ORITOバンド
星川 薫(ギター)池間 史規 六川 正彦(ベース)三浦 晃嗣(ドラム)中道 勝彦 加藤 実(キーボード) TOMICA(ボーカル)
Suga Pimps
FREEFUNK
村上てつや、JAY’ED、CHAKA Jaye公山 Luther 市村 富永Tommy弘明 SHIMVA タイラヨオ
中澤信栄 シュウタロウ and MORE!!!!!!
【チケット情報】
■ 料金 前売 ¥4,500 / 当日 5,000 ※税込、ドリンク代別途必要
■ 各プレイガイドにて好評発売中

OSAKA〜大阪公演〜
【日時】2010年4月10日(日) OPEN 17:00 / START 18:00
【場所】心斎橋 JUNUS
TEL: 06-6214-7255
【出演】*敬称略

清水 興(ベース)、SASSY TOMO(キーボード)、せきこーぢ 星川薫(ギター)中村岳(ドラム)
村上てつや、CHAKA JAYE公山 Ko-Jayes 福原タカヨシ TOMICA 高橋 篤 DJ刃頭
【チケット情報】
■ 料金 前売 ¥4,500 / 当日 5,000 ※税込、1ドリンク別
■ 各プレイガイドで好評発売中!

追加アーティストについては決まり次第、あらためて当HP上にて公開予定。

2011年3月31日木曜日

忘備録:3.11

この日記は、3.11の忘備録として書いておく事にした。
多分、一生忘れる事がない日になるだろうから、なるべく克明に記しておきたい。

* * * * * * * * * * 
3/11はたまたま休みをとっていた。
2月がとても忙しかったので、3連休をとり、満喫をしようと考えていたからだ。
2月は元々予定していた休みも返上して働くほど、忙しかった。

3.11その日は朝から奥さんと二人で映画を観に行く事にしていた。
子供たちはむろん、朝から学校だった。

久しぶりに二人でゆっくりと動けるので、
ここ最近アカデミー賞なんかでも話題だった
「ソーシャルネットワーク」を新宿辺りまで出て観にいくか、
シュールレアリスム展をやっている六本木の国立新美術館にするか当日の朝まで迷ったのだけど、結局家から近い立川の映画館で、
イーストウッドの「ヒアアフター」という映画を観る事にした。
朝、少し早めに家を出て電車で立川まで向かった。

とても良い映画だった。
イーストウッドは信頼出来る監督なので、
映画館で観たいと思っていたが、間違いなかった。
映画のあらすじはこんな感じだ。

---ジャーナリストのマリーは、東南アジアで津波に飲み込まれ、
呼吸が停止した時に不思議な光景を見る。
サンフランシスコ―かつて霊能力者として働いていたジョージ、今では工場に勤めている。
ロンドンで暮らす少年マーカスは、突然の交通事故で双児の兄を失う。
兄を思うマーカスは、霊能力者を捜すうち、ジョージのWebサイトに行き着く。
一方、マリーは臨死体験を扱った本を書き上げた。
やがて異なる3人の人生が交錯する日が来る・・・・。


映画を観た後、12:00過ぎだったろうか。
ランチを食べようと言う事になり、立川ではあまり気の効いた店が無さそうだから、
国立あたりでフレンチでも食べようということになった。

二人で国立のフランス料理屋シエル・ド・リヨンに移動し、
美味しいチキンソテーやカナッペのランチを食べた。
初めて行く店だったが、iPhoneのグルメアプリなんかで調べてみても
評価も高かったし、なにより店の佇まいがとても良かったので、
入ってみたのだ。

ランチの後、少し国立の雑貨屋をブラブラした後、さあどうしようという事になった。
吉祥寺まで足をのばすか、とも話したが、平日だし、少し早めに国分寺に戻りゆっくりお茶でもしようという事になり、電車で国分寺に戻ったのが14:20過ぎぐらいだと思う。

国分寺はカフェが多いのでどこに行くかという事になり、
馴染みの北口(Cafe North Exit)の店じゃなくて、たまには違う店に行ってみようという話になり、南口のカフェ(Burnys Cafe)に行く事にした。

カフェオレとかを頼み、「いい映画だったね」なんて話しながら暫く待っていた時、
あの地震がきた。
最初はカタカタと揺れていて、二人で
「ヤダね、地震だ・・・」
なんて話していたのだが、揺れは収まるどころかますます強くなっていく。
店内の他のお客さん(女性が多かった)がきゃ!っと叫び声をあげる。
店のスタッフの人に店内の誰か(おそらく自分も)が、石油ストーブを切れ!としきりに言って、
スタッフが慌ててストーブを消していた。
それでも揺れは収まらなかったので、遂に僕と奥さんは店を飛び出した。
実は、その時には「これは大震災なのか」と覚悟をした。
ビルというビルがきしみ、電信柱がぽきっと折れたり、看板が落ちてくるんじゃないかと、
上を見ながら駅の方に二人で駆けていった。

既に街には人が溢れかえっていた。
自分たちと同じように揺れに驚き、慌てて飛び出たのだと思う。
車やタクシーも皆停車していた。
駅ビルのマルイでは、今まで聞いた事のないような警報が鳴り響いていた。
緊急用の警報だと思う。

僕と奥さんはカフェを出た瞬間、学校もしくは学校そばの学童保育所にいる娘達の事が頭によぎり、
すぐにそのまま小走りで学校に向かった。
僕自身は直感的に、この揺れで倒壊をするような事態はなさそうだと感じたので、
そんなに酷い状況でないだろうとは想像した。
しかし、きっと皆避難したり、泣いている子もいるにちがいない。
先生達だって、訓練はしているかもしれないが実際に大地震に遭うのとは訳が違うだろう。

幸い、娘達は既に学童保育の場所に居て、天気もよかったから校庭で遊んでいた。
運動場の真ん中に学童の指導員の先生が集めてくれており、
心配はいらなさそうで何よりだった。
国分寺から歩いてちょうど20分弱というところで、
学童保育所に着いたところで、また大きな余震があった。
学童の運動場にあるフェンスや木がおおきく揺れているのがわかった。

先生方は子供たちを校庭の中央に集め、座らせていた。
大人達(我々や他の親御さんなど)もさすがに不安で一杯になっていた。

学童には既に他の親も駆けつけており、その日はそのまま下校という事になった。
呑気なことに娘達はまだ遊びたがっていたが、さすがに学童側も他の親もそういう状況ではないし、
なにより僕らも今一緒にいなくては、という気持ちで一杯だった。
そんなわけで歩いて自宅に戻ったのが15:30ぐらいだろうか。

家に着く前には
「液晶テレビとか倒れてるかもな」
「本棚とか酷いことになってるかな」
なんて覚悟したが、幸い倒れていたのは、
写真立てと、CDラックの上に置いていたミニチュアのギタープラモデル、
あとは本が数冊・・・。
とりあえずホッとした。

早速テレビをつけて、そこからは釘付けになっていた。
テレビに映し出されたいくつかの光景は一生忘れられないものだった。
本当に、午前中に観たばかりの映画のように、
あらゆるものが押し流されていく。
しかしそれはSFXでもアニメでもない。
たぶんあの家の中のいくつかにはまだ人が居て・・・と思うと、
何も言葉にできなくなってしまった。

その日は金曜という事もあったが、そんな事以上に、今おこっている事態を少しでも知りたくて、
ずっとテレビをつけっぱなしにしていた。
いつもは子供は子供部屋で、僕らは自分たちのベッドで寝るのだが、
さすがにこの日は4人で寄り添うように寝た。
しかし余震は続き、NHKのニュースの途中でも割り込むように、
【緊急地震速報】が流れてくる。
僕は夜中の3時ぐらいまで結局眠る事が出来なかった。
次の日の朝も7時ぐらいには目が醒めてしまった。

2011年3月28日月曜日

ファンケンテレキー VS. フキンシンテレキー・シンドローム

土曜のGolden Eggライブにてフリーファンク・シャトルにご搭乗いただいた皆様、
ありがとうございました。

バンドとして出来る事を精一杯やったつもりです。
USTREAMも今までより少しクオリティをあげて放映できたし
(いけ君ありがとう!)、
共演のセルジオムトウさん、WOODYFUNKさんとのセッションも、
楽しかった。
シュウタロウ君との久々の共演も出来たし。

暗い時代と思わなら、
明るくしていきましょうや。
「不謹慎」だなんて思わないで。

ミュージシャンは演奏をし、
絵描きは絵を描き、
会社員は会社の売り上げを作る・・・。

皆自分が出来る事、やるべき事を精一杯やればいい。
そして、出来る限りの支援を被災地にする事こそが、
今一番大事じゃないかな。

淡谷のり子先生じゃないけど、
ギンギンでデカい音は、僕らに取っての戦闘服みたいなもの。
再度書きますけど、
配慮はしますが遠慮はしませんので。

03/26/2011
"Funkentelechy"
Live: FREEFUNK/セルジオムトウ& WOODYFUNK
Special Guest: シュウタロウ(from Dayton Project)

FREEFUNK show started 21:00 ended 22:50

FREEFUNK setlist
01. Midnight Jam
02. 大丈夫大丈夫
03. One Plus One Is One
04. Hard To Handle
05. The Spirit
06. Our Beat (w/シュウタロウ)
07. I Never Thought (w/シュウタロウ)
08. Wanna Make Love(w/シュウタロウ)
09. Red Hot Momma
10. 自由自在


Do It Woody~So Ruff, So Tuff (w/ Woody Funk on talkbox)
Give Up The Funk medley (w/セルジオ & Woody Funk on vocal)

FREEFUNK crew...
艦長 (vocal & guitar)
芽芽(vocal & tombourine)
ユサ(bass)
ウラッチ (drums)
Sammy (keyboard & vo)
タイラー (tenor sax)
シバケン (baritone sax)
ESP (trumpet)

2011年3月25日金曜日

26日は新宿歌舞伎町よりフリーファンクシャトル発射

いよいよ明日26(土)は、久々の新宿ゴールデンエッグライブ!
フリーファンクシャトルが再び新宿歌舞伎町から発射するときがやって参りました。
様々な困難はありますが我々フリーファンク一同、
皆さんのご搭乗をお待ちしています。

電力の問題もありますので、
配慮は致しますが遠慮はしません。
音楽やファンクが欠けている今の東京に、
少しでも風穴を開けられれば。

・・・固い話はこれぐらいにして。

いくつか補足を。

共演バンド
まず今回共演のセルジオ・ムトウさんとウディさん。
遂に共演実現という事になります。
ムトウさんたちは19:30からスタート。
1時間ほどの演奏時間ですが、ムトウさんのブログを拝見したら、
なんと既に予定のセットリストが掲載されていた(笑)!
これは新しいなあ〜。
なんというか、野球とかの先発予告的な斬新さ。

ちなみに我々との被りはございませんので(笑)、ご安心を。
でも敢えて被っても面白かったのかなあ。
アレンジとかアプローチの違いも含めて楽しんでもらえるなら、とか。
でも昔のベンチャーズ・エレキ大会みたいになっちゃうかしら。

ともあれ、楽しみです!
ムトウさん、ウディさん、よろしくお願い致します!

スペシャルゲスト
ライブインフォにも「シークレットゲストあるかも」みたいな書き方してますが、
前日なんでお教えします。
Dayton Project
から、シュウタロウ君が参加してくれます。
共演は2009年4月以来。
こちらも楽しみですね。

USTREAM
当日はライブに行きたくても来られないという方のために、
USTREAMからもライブを配信予定です。
会場の設備を使ってやるので、音・映像ともにあまり良い音質、画質ではないかもしれません。
もしかすると最悪、うまく配信できなかったらゴメンなさい。
一応予定はしています。

以下のURLより。
システムの都合で急にURLとか配信方法が変わる可能性もあるので、
その時はTwitterで呟きます。
@freefunkmusic をフォローしていただければその辺り、
お知らせ出来ます。

なお映像配信は20:40過ぎのFREEFUNKライブより。

http://www.ustream.tv/channel/freefunk-live

という事で皆さん、
明日の夜はFUNKで一つになりましょう。
ご搭乗お待ちしております。

【03/26/2011(Sat)】
FREEFUNK presents Funk & Soul Live Show!!
"Funkentelechy"

新宿歌舞伎町から世界に向け出発進行、ファンク1本勝負!
世界はファンクでひとつになる・・・

live:
FREEFUNK
艦長 (vo & g)
Sammy (key & vo)
Yusa (b) 
ウラッチ(ds)
タイラー(tenor sax)
シバケン(baritone sax)
ESP(trumpet)
*渡芽芽(vo)はスケジュールの都合により不参加となります

セルジオムトウ&WOODYFUNK
セルジオムトウ(vo)
WODDYFUNK (vo & talkbox)
BBQ和佐田達彦(b)
JIMI橋詰(ds)
和泉聡志(g)

ゲスト
シュウタロウ(talk box) from Dayton Project

CHARGE: ¥2000+オーダー
Open 19:00 / Start 19:30


大きな地図で見る

2011年3月21日月曜日

祈りを捧げ、元気に生きる

地震で亡くなられた方の数が毎日、毎時間のように増えていく。
辛い事だ。ご冥福をお祈りします。

そして東京に生きる僕らは、
節電(ヤシマ作戦)、譲り合い(ウエシマ作戦)などなどを続けていこう。
そしてこの3連休みたいに、お金を使えそうな時にはできるだけ義援金を送り、
地元でもいいしお気に入りの店でもいい、お金を使おう。
好きなものを食べ、欲しいものを買う。観たい映画を見るのでもいい。

当たり前だと思っていた事が、とても贅沢であり幸せな事と噛み締めて。

2011年3月16日水曜日

Ahh...The Name Is FREEFUNK, Baby!

想像もつかないような衝撃が次々と日本を襲っている。
ついさっきも静岡で震度6の地震があった。
まるで日本という国が軋んでいるような、ひどい状況だ。

めいっぱいの自省も込めて言うと
世の中がいつにも増して
ギスギスしてしまっているように感じる。
食料品や乾電池、懐中電灯の奪い合い、
不用意な発言への総攻撃、
音楽や笑いを提供することの自粛ムード・・・。

ツイッターでもネットでも、
役に立つ事以外
余計な発言はしません、
してくれるな!
という雰囲気があったりして。

被災された方には、
何より必要なものを送り届けたい。
これは全く変わりない気持ちだ。
そしてまず送り届けなくてはいけないものは、
正確な情報インフラ(概要、安否情報の送受信)、
食料、水、
暖をとれる環境、
トイレや寝るための施設をはじめとした、
生活インフラだ。

たぶん僕はそれらを何一つ送る事はできない。
だから、申し訳ないけどお金という形で協力させてもらう。
そのかわり、可能な限り目一杯、できるだけ多く。

そしてそのうえで、敢えて言いたい。
たとえ不謹慎と思われようと、
不要だと言われようと、
自分が言いたい事をいいたい。

クダラナイ事を皆がわいわい言いあって、
グダグダとやっていた
3月11日のお昼までのように。

そこに戻ろう!とは言わない。
それは無理な事だ。
しかし自分たちの手で取り戻さなきゃ。

自由は与えられるものではなく、
自分でつかみ取るもの。
もちろんその分の責任は負わなければならない。

それを踏まえた上で、
遠慮なくクダラナイ事を言い、
大好きな音楽を鳴らしたい。

被災地の一つでもある仙台でも、
仲間のバンドが待ってくれている。
被災者であるにもかかわらず・・・。

遠慮がちにファンクをするなんて、
オレたちのバンドコンセプト=「FREE」「FUNK」じゃないんだよ!

2011年3月13日日曜日

今こそ一つになるべき時

ひどい地震と津波、そして原発のメルトダウン。
いくつもの危機がやってくる。
被災地では寒さも厳しい事とおもう。
亡くなった方や生き別れてしまった方たちの事を思うと、
胸がキリキリと痛む。
ご冥福をお祈りします。

出来る事を少しでもやろう。
この2日間のうちにずっと頭の中を巡る
「大丈夫 大丈夫」の歌詞に出てくる一節。

どんな優秀なコンピューターも制御不可能
支えあう庶民の絆は...


今こそ、本当に「一つになる」事をしめす時だ。
支えあおう。助け合おう。

2011年3月6日日曜日

トリビュートをするという事

4/5のORITOトリビュートライブに向けて、色々と動き出している。
意外と準備期間もあるようでないけれど、
精一杯やりたい。
個人的な感触としては、皆でこうやって集まって大掛かりなトリビュートをやるのは、
おそらくこれが最後か、もしくは当分無いのではないかと感じている。

それはトリビュートをする事の終わりではなく、
ここから先は本当に皆でORITOさんが残してくれたものや彼の歌を歌い継ぐ、
始まりだからだ。

今回はライブをレコーディングして、トリビュートアルバムとして発売する構想もある。
だからこそ、ORITOさんの音楽を演奏するにあたって「自分のもの」にしていきたい。
ORITOさんの音楽をなぞってみたところで、彼にはかないっこないし、
そんなのきっと面白くもないのだ。

僕らは数曲、ORITOオリジナルの歌を演奏させてもらうが、
FREEFUNK色に染めてしまおうと思っている。
勿論、オリジナルへの敬意と愛情をたっぷりと注ぎながら。

更にいえば自分たちだけではなく、
一緒に演奏、歌って戴く皆さんの素晴らしい個性が、最大に発揮できるようにしていきたい。
それこそが、いちばんの「トリビュート」だと信じている。

2011年3月1日火曜日

Roy Ayers & Pete Rockライブを観てきた

Roy AyersとPete Rockの共演ライブを六本木ビルボードライブで見てきた。

Roy Ayersを見るのは何年ぶりだろうか。
多少年はとった感じはしたけど、元気だった。
若いバンドメンバーも含めDrums、Bass、Keyboard、Key & sax、Back vocalの5人を従えた鉄壁の演奏。

インプロビゼーションやアドリブもお手のまま。たぶんぶっつけ本番なんだろうけど、普段からやっている事、やれる事を思うままに演奏している感じで、余裕を感じた。

途中、演奏中にレコードバッグとMacBook Proを持ってPete Rockがステージに登場。ヘッドフォンやオーディオインターフェイス、電源などをつないでスタンバイする。

Pete Rockがどういう立ち位置で参加をするのか興味があったのだが、
基本的には
・オケだし(コレはMacBook Proから?)
・ターンテーブルを使ってスクラッチ
だった。

ただ、バンドがオケに併せて演奏をするスタイルのため、Peteの出す音は埋もれてしまっていたように思う。

ターンテーブルでのプレイは解りやすかったが、Pete Rockファンにとってはどうだったのかな?
僕はヒップホップについては門外漢といっていいほど詳しくないが、一般的にPete Rockのイメージといえばトラックメイカーであり、あまりターンテーブリストという感じじゃないので、意外といえば意外だったのだ。
ただ、こういうすごい演奏力を持った人たちを混じる上では、スクラッチという解りやすい加わり方が選択の一つだったのだと思う。

Pete Rockがジョイントしてからは、Roy Ayersの有名曲、ヒット曲を中心とした選曲。どうりで前半はインプロビゼーションが多いわけだ(笑)。

ヒップホップのトラックメイカーと、生演奏のバンドがジョイントする事の限界も正直言えば感じたライブだった。
ヒップホップ門外漢とはいえ、仕事などでも90年代半ばにはPete Rockの名前は知っていたし、C.L.Smoothとの一連の作品はソウル/ファンクが好きな僕の心をもつかむようなかっこよさがあった(一時結構インストアルバムを聴いていた)。
BBEからリリースしたインストアルバムもかっこよかったし。
そういう前提もあり、何か新しいアンサンブルが出来るのではないかと期待もしたのだけど、やはり難しいのかもしれない。


ヒップホップと、ソウル/ファンクは音楽的に相性は良いし、そもそも系譜は同じなのだけど、演奏や曲を作るアプローチには違いがある。
ましてライブともなると、その差は鮮明になるのじゃないかと思った。

これがラッパーの参加であったり、同じヒップホップでもThe RootsにRoy Ayersがジョイントする、というような企画であればかなり違ったかもしれない。

とはいえ、会場はソウル/ファンク/ジャズのファンから、ヒップホップのファン、かつてB-BOY/B-GIRLだったと思われる雰囲気の人たちが入り混じり、世代を超えたアーティストが同じステージに立っているという、いい雰囲気のライブだった。

2011年2月20日日曜日

2/19 Tokyo Chitlin' Circuit Vol.2終了!ありがとうございました

2/19(土)の「Tokyo Chitlin' Circuit Vol.2」、ご来場いただいた皆さん、
ありがとうございました!
おかげさまで楽しいイベントになりました。

ジャジーな雰囲気漂う音昏(nequla)の皆さんの音楽素晴らしかったですね。
星川薫さんのバンドは流石!の演奏力。ジャズファンク路線に磨きがかかっており、
間もなく発売という星川さんのニューアルバムの中の曲も聴けて良かったです。

我々FREEFUNKは、スケジュール都合により芽芽ちゃんを欠いて7人体制でしたが、オトコ臭さをあえて全面に押し出して行きました。

そしてそんなオトコ臭いイベントを華やかにしてくださった、ゲストの井手麻理子さん。
流石!の圧巻なステージでした。
一緒に演奏をさせていただき、本当に楽しかったです。
また是非ご一緒させていただきたいと思います。

ライブ最後は皆で「Funky Nassau」でセッション。楽しかった!
そしてその後は、初の試みでTシャツ争奪のジャンケン大会。
28年ぶりに東京にライブを観に来られたという方が当選されて、こちらも嬉しかったです。
おめでとうございます!

「Tokyo Chitlin' Circuit」は、皆さんの感想や意見をどしどし参考にしていきたいと思っていますので、是非色々と教えてください。

02/19/2011 FREEFUNK setlist
show started 20:20
show finished 21:20

〜Introduction MC by Takashi Ikegaimi
01. Freefunk Shuttle
02. 自由自在 (Freedom To Be Free)
03. Red Hot Momma
04. The Spirit
05. 犬になれ! (Do The Funky Dog!)
06. Respect (w/井出麻理子)
07. Spinning Wheel (w/井手麻理子)
08. Miracles (w/井手麻理子)
09. Give Up The Funk〜Night Of The Thumpasorus People

FREEFUNK crew...
艦長 (vocal & guitar)
ユサ(bass)
ウラッチ (drums)
Sammy (keyboard & vo)
タイラー (tenor sax)
シバケン (baritone sax)
ESP (trumpet)

2011年2月15日火曜日

ライブ用リハ完了!

昨夜は今年最初のバンドリハ。
あいにく今度のライブは芽芽ちゃん不参加のため、全員揃ってとはいかなかったが、
7人でたっぷりとリハをした。

井手さんをゲストでお迎えする曲があり、FREEFUNKでは初めての曲もいくつかある。
なかなか良い仕上がりだと思います。
当日までイメージトレーニングをしつつ、リハの音源を何度も聞くことになりそう。

井手さんは勿論なのですが、FREEFUNK本体の見どころもたっぷりあると思う。
簡単に要約。

・今回はホーンセクションの見どころが多いかも。
・そうは言いつつ自分のギターが目立つ曲もしっかり入れてみたり。
・多少ネタバレですが先日子供たちの前で演奏した曲も是非やりたいと思います!
・星川さんのセットにもセッションで参加させて頂く予定。これまた我ながら良い選曲したかも。


そんなわけでもう、この土曜日です。
是非高円寺に遊びに来て下さい!

詳しくはコチラより!

2011年2月5日土曜日

Thank you 15th anniversary!

今日2/5は実はFREEFUNKが出航をした日。
ちょうど15年前、下北沢のClub 251から出航をした。



当時の乗組員は5名。
私、ゴンゾー、ドラムのスエフジケンジ、パーカッションのカリベエ、
サックスのトクナガの5名からのスタートだった。

1曲目でいきなりゴンちゃんがベースの弦を切ってしまうというアクシデントも
よく覚えている。
演奏をしたのは、その前のバンドでも演奏をしていた曲2曲ぐらいと、
新たに作った曲あわせて、5、6曲だったはず。
その中には先日この日誌でも書いた「京王線は語りかける」も含まれている。

その当時から乗組員もだいぶ変わりましたが、
気ままに、自在に旅を続けています。
メンバーや関わってくれる人も含めて皆さん、本当にありがとう!

Chaka Khan is the Funk Queen

今夜はChaka Khanをビルボードライブで観てきた。
Chakaは5年程前のアトランタでちらっと観てるのだけどそれはアワードの授賞式で、
本格的なライブではなかったので、実はちゃんとライブを観るのは初めて。

卓越されたバンドの演奏力も相まって、非常に素晴らしいライブだった。
ジャズな演奏から始まってステージに登場してきたので、
「わりとジャズ中心のセットリストなのかな?」と思ったが、
その後すぐに「Feel For You」が始まり、客席も総立ちで盛り上がる。
やはりChakaはファンク・クイーンだな、と感じた。
軽くステップを踏みながら歌い、伸びのよい歌声は衰えなど無く、
現役感バリバリだった。

今回は4Fからの観戦だったので、
客席を見回す事ができるのだけど、最前列はほぼ女性だったのが印象的だった。
同性からの厚い支持を受けているシンガーなのだな、と実感する。
「Through The Fire」「I'm Every Woman」など、
女性が共感するメッセージが多いからかもしれない。

個人的にはRufus時代の曲も、もっともっと聴きたかったけど、
トータル90分弱、しっかりと密度の濃いライブをやってくれたので由としよう。
皆が聴きたいヒット曲も織り交ぜた、さながら『ベストライブ・オブ・シャカ・カーン』とでも言えそうな内容で、満足度はとても高かった。

ちなみにアンコールの「I'm Every Woman」に日本人と思われるダンサーの方が飛び入りで踊っており、
一緒に行ったいけ君と「誰アレ?」状態だったのだけど、
ケント・モリさんだったらしい。
「Exileの人かな」なんてテキトーな事言ってしまったけど(笑)。

2011年1月31日月曜日

Pファンクは盆踊りである

何度かビルボードではライブを観てきているが、Pファンクのライブはステージの上も異質なら、客席も異質なものを感じた。
自分の知り合いが多数含まれるが(笑)、星型メガネの人、ジョージみたいなエクステンションをつけた人、公演開始してシャボン玉飛ばして店員に怒られてた人などなど。
ジャンルは違うが、グレイトフル・デッドとファン(デッド・ヘッズ)のような関係性に近いかもしれない。

Pファンクのライブは一種の儀式のようなものだ。祝祭性がある。
客席との一体感が常にライブのテンションを左右するし、
ステージの上には不特定多数とでもいうべき人数が常に出たり入ったりしている。
その中にはライブで「絶対に踊らない!」と宣言し、盛り下げようとする役(サー・ノウズ)もいる。冷静に考えれば、ステージ上に盛り下げるための人物がいるというのは凄いことじゃないだろうか。

そして集団での演奏という点では、サン・ラのアーケストラや、FELA KUTIのバンドの雰囲気がとても近い気がする。日本だったら何だろう?盆踊りとか意外と近いかもしれない(笑)。
そう、Pファンクは盆踊りである。

演者と聴衆(踊り手)を結ぶリズムがあり、どんどんお囃子が入れ替わる。
コミュニティの結束を強める目的を持っている。
その日は皆、少し解放的になれる(笑)・・・。

Pファンクのライブは基本、とてもコミカルにデフォルメされているがそこには一種の批評精神がある。
これは演奏をしているメンバーが意識しているか疑問だが、少なくともジョージ・クリントン本人の頭の中にはしっかりと考えがあると思う。
その批評の対象とは自分たちを取り巻く身近な世界であり、文化だ。

ストレートな政治的メッセージで批評をするのではなく、
マザーシップの降臨や踊らないと宣言するサー・ノウズとの対決、そしてファンカデリックで体現されている「ファンクの合衆国」など、いずれも暗喩的な表現で社会や文化を批評しているのだ。

「活きた」表現だと僕が思う音楽や表現は、必ずそこに批評精神がある。
つまり芸術とかアートの領域にとどまるのではなく、伝えるべきメッセージとコンセプトがあり、
それが有効なものこそが活きている表現だと思う。

この世界観が気に入るかどうかで、随分とPファンクへのハマリ度も変わってくる。
それ程ハマってなくても、彼らにはいい曲やヒット曲がいっぱいあって、それが彼らの知名度や収益を(間接的にも)支えているのだけど、一度ハマった人間は、むしろライブのあのダラダラとした雰囲気や、延々と続く祝祭にやられてしまう。
そしてどっぷりハマってしまった連中(自分を含む)は、二度と抜け出せなくなるというわけ。

たぶん自分も一生この人たちの音楽に夢中なままでいるのだと思った。

2011年1月30日日曜日

マザーシップに乗ってきた part2

こういうのは勢いに乗って書かないと絶対ダメなので、
ジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリックの来日ライブ2日目。

2日目はステージ上手側のほぼ目の前に陣取れた。
やはりビルボードはフロアに来ないと臨場感は味わえないと思う。
小粋なジャズのライブなら別かもしれないが、ソウル/R&B系のように、
客席とのコール&レスポンスだったり応酬が前提のライブでは、
やはり3F席のようなポジションは一種の疎外感があるなと思った。

昨夜との違いは、まさかの「(not just) Knee Deep」を演奏したことかな。
直前予想で、この曲を演奏するだけど最近は30分とか行くから、
やらないんじゃないかと思ってただけに、嬉しい予想外というか。
しかも、ここ数年の中では一番コンパクトにまとまっていた。
それでも15分〜20分近くはやっていたと思うけど。

少し残念だったのは、この曲のエンディング「Rubber Duckie」のコーラスパート、
本来であればP-Nutの持ち歌なのだから、彼がフロントに出てきてもいいのに、
奥の方で(僕らのちょうど目の前の位置だが、ステージかなり奥)控えめに歌っている。
僕と芽芽ちゃんで盛んにP-Nutに
「歌ってくれ!アンタの出番だろ!」(Sing! Your Turn!)
と声をかけて合図(笑)。
P-Nutもそれに気づいてくれたが、シャイに手を振ってくれただけだった。
その姿をみて、ふと往年のRay Davisを思い出してしまった。
78年のフラッシュライト・ツアーだったか、
メンバーに促されてリードを取るように言われるが「いや、オレいいよ」みたいなやり取り。
でもそんなシャイなP-NutやRayが僕は大好きだ。

終演後、ステージのマイケル・ハンプトンに声をかけて、
「マゴット・ブレイン演奏してくれえ!」と頼んでみた。
マイケルは済まなさそうな顔をして
「ごめん、もう営業時間が終わっちゃうらしいから」と返事。
もうちょっとゴリ押ししてみれば良かったかな。
最終日セカンドだから、時間を気にせず演奏してほしかった。

あと話は前後するが面白かったのは、Kendraの「Bounce To This」が始まって、
ジョージがバンドに音を静かに!という指示を出したところ。
下手側でギターを弾いていたビリー・ベースがそれに切れて、ギターを置いて
ステージを降りてしまった(笑)。
この人達、こういうやりとりをかれこれ40年近くやってるんだから、それもスゴいよなあ。
最後はちゃんとビリーもステージに戻っていたけど、
比較的ジョージに従う最近のメンバーと、
言う事聞かない古参のメンバーとが居るって、なんか面白かった。
マイケル・ハンプトンも古参のメンバーなんだけど、ジョージの指示を微妙にスルーしつつ、
ビール缶でスライドギターみたいな事して遊んでたり(=つまりマトモに演奏してない)、
うまくそういうのをかわすタイプと、流せずにカッとなるタイプと、色々いるのね、きっと。

2日目セカンドは「Flashlight」が無かったので、
正直あまりSir Noseの出番がなかったのは少し残念ではあった。

なんだかんだで2回のPファンクライブを大満喫したが、
あえて苦言を呈するなら、やはり1公演¥16,000は高いと思う。
くらべるのは酷かもしれないが、10年前は¥10、000で4時間とかぶっ通しでやってたのだから、
ああいう本来のPファンクライブをもう一度体験したい。

とはいえ、日本のイベンターやプロモーターがこの手のアーティストに対してかなり保守的になっている中で、
頑張って来日公演を実現してくれたビルボードは素直に偉いと思う。
ビルボードでライブを観る度にアンケートに呼んでほしいアーティスト欄に
「Pファンク」と書き続けたのは、僕だけではないはずだ。

Pファンクのメンバーも、必要性のないラッパーやバイオリニストみたいな人が居なくなり、
5年ぐらい前のメンバーよりはスッキリしたが、
ブラックバードやホーンセクションなど、本来居てほしいメンバーが不在(脱退もある)なのは寂しい。
メンバーの構成をもう少し考えてもいいように思った。そうすれば身軽になる分、
こういうライブオファーも増えるんじゃないかと思ってしまう。
まあ、彼らもツアーをして食べていかなくてはならないし、
そもそも大所帯である事こそがPファンクたる意味もあるので、
なかなか簡単に編成を変えることは出来ないだろうけど。

ジョージも今年で70歳になるが、元気な姿を見せてくれた事は嬉しかった。
また是非来日ライブをやってほしい!
そして次は・・・・久々の新譜をリリースするブーツィーかな!?

マザーシップに乗ってきた part1

ジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリックの来日ライブに先週の金・土と二日続けて行ってきた。

前回の来日は2009年の「東京ジャズ」、そしてその前が2002年のフジロックだから、
単独来日としては12、3年ぶりということか。
(2005年ぐらいにはジョージが”来なかった” オリジナルP来日もあったけど)

1日目は4Fからの観戦で、かなり遠くから観てる感じでしたので、
冷静にセットリストをメモしながら観てた。
2日目はFREEFUNKクルーやうちの奥さんと一緒にかぶりつきで観たので、
とても冷静にはなれなかった(笑)。

以下、1日目のメモを元にライブレポ。

オープニング、ドラムのKashが客席を煽る。" We Want The Funk"コール
1曲目 「Bop Gun」からスタート。
この数年の定番オープニング。Steve Boydは伸びのある声で、この曲がよく似合う。
欲を言えばやはりホーンセクションが欲しい。
途中でSir nose登場!いつもの白いピンプスーツを着用、客席を「盛り下げ」ようとする。

2曲目というか、そのままメドレーで「Gamin' On Ya〜Undisco Kidd」へ。
ドラムはFoleyにバトンタッチ。黄色い消防士みたいなパーカーかぶってる。
ここでP-Nut Johnson登場。彼が登場すると客席の一部が
ジョージと勘違いするのがもはやお約束。本人も多分それ狙ってる(笑)。
後半はBelita Woodsの見せ場。
そして意外と地味に、かなり地味に(笑)ジョージ・クリントン登場!
カラフルなエクステンションも取ってしまい、1978年ツアーの頃のような赤いベレーを被っているので、皆一瞬わからなかったかもしれない。

3曲目「Red Hot Momma」
マイケルハンプトンギターきた!ベースはビリー・ベースにバトンタッチ。
前回の来日でも演奏された曲だが、やはりギターはマイケルでなくては。
あまり長尺のジャムに突入することなく、エンディングまでバッチリ決めて演奏。

4曲目「Flashlight」
ここでSir Nose再登場。
途中、Pファンクとしては珍しいが、少しだけお揃いの振り付けあり、
ジョージ含めフロントのボーカル陣が並んで踊る。

Dannyのシンセ・ソロいって、その後Sativa (ジョージの孫だっけ)登場してそのまま
Something Stank I want some、Hard as a steelあたりを挟むのはここ数年の定番。
そしてまた「Flashlight」に戻り、大団円!
マザーシップが降りるイメージかな。

その後「Rumpofsteelskin」のリフを軽くやりながら、Kendra Fosterの出番。
5曲目「Bounce To This」
定番の曲だけど、かなりテンポを落としてちょっとジャジーな雰囲気に。
その後、再びBelitaがリード・パートへ。
そしてなんとメンバー紹介!
コレは初めてみた(笑)。

6曲目 「Give Up The Funk」
やはりこの曲で締めくくりか。
ホーンの不在はやはり寂しい。キーボードのDannyが健闘をするが、
この曲ってホーンリフとシンセストリングの絡みが重要なんだよね。

そして、メドレーというか、
定番の流れで「Night of the thumpasorus people」
Clipが少し時間を気にしてか、途中やや無理矢理カットアップして、
「ガガグガー」のコーラスへ。
前回の来日時は「Up For Downstroke」へのメドレーぽかったから、
この終り方をしてくれるのは嬉しい。
これで本当の大団円!
後はアンコールあれば「Atomic Dog」とかかな?という雰囲気。

で、間髪入れずにまさかの
7曲目ラストは「Maggot Brain」!
ライブ前半、マイケルのギターアンプもしくはエフェクターがかなり不調で、
機材トラブルで急遽セットリストを変えたのではないかと思う。
それ故の曲順チェンジだろうが、
この曲で最後とは、まるで昨年のFREEFUNKのライブじゃないか(笑)。
何か悲しい事でもあったのか!?

テンポは少しだけ早めだけど、マイケルのギターがおしゃれな六本木ビルボードに鳴り響くのは痛快。勿論ベースはビリー!!

という事で、トータル80分前後のライブ。
Pファンクもこういうショーが出来るようになったという事かと実感。

初日のライブを観て思った事のメモ
●Pooh Pooh Manとか居なくなって、構成がすっきりしたのは好感
●冷静に考えるとSir Noseは「盛り下げ」役、ステージに盛り下げ役が居るってスゴい発想
●Kendraはカワイイ
●ビルボードで色々ライブを観てるけど、Pファンクの客層は明らかに”何か違う”(笑)

2日目の事も書きたいのだけど、ちょっと長くなったのでまた改めて。

写真は開演直前のビルボードの写真。
演奏中はさすがに撮影できないので、写真はこれのみ。



George Clinton & Parliament / Funkadelic
personnel...(ビルボードのHPより)

ジョージ・クリントン / George Clinton(Musical Director/Vocals)
スティーブ・ボイド / Steve Boyd(Vocals)
ポール・ヒル / Paul Hill(Vocals)
ウィリアム"クリップ" ペイン / William "Clip" Payne(Vocals)
ロバート"ピーナッツ"ジョンソン / Robert "P-Nut" Johnson(Vocals)
ベリータ・ウッズ / Belita Woods(Vocals)
マイケル"キッド ファンカデリック" ハンプトン / Michael "Kidd Fukadelic"Hampton(Lead Guitar)
ライジ・カリー / Lige Curry(Bass/Vocals)
フランキー"キャッシュ"ワディ / Frankie "Kash" Waddy(Drums)
フォーリー / Foley(Drums)
ウィリアム“ビリー ベース” ネルソン / William "Billy Bass"Nelson(Bass)
カルロス"サー・ノーズ" マックマレイ / Carlos"Sir Nose"McMurray(Dancer)
ションダ・クリントン / Shonda Clinton(Rapper)
アムカ / Amuka(Vocals)
シャウナ・ホール / Shaunna Hall(Guitar)
ダニエル・ベッドロジアン / Daniel Bedrosian(Keyboard/vocals)
ケンドラ・フォスター / Kendra Foster(Vocals)

2011年1月28日金曜日

子供たちは無限の可能性を秘めている

先日の1/23(日)、
国分寺の本多公民館で開催された
「見上げてごらん!ぼくらのまちにきらめく星を」
というイベントにバンドでの演奏で参加させてもらった。

お菓子や絵を描いたりするワークショップが朝から色々とあり、
こどもたちが、皆目を輝かせていた。
チョコレートや飴細工、クッキーで作品を作ったり、パンで人形も作ったり。
自分は観れなかったけど、JAXAの広報の方のお話もあったりして、
とても素敵なイベントだった。

イベントの最後、17:30ぐらいから30分程演奏。
FREEFUNK 1/2という事で、4人だけでの演奏だけど、
ベースにドラムス、ギターとサックスと、
バンドの体裁としてはしっかりした状態で、
こういう楽器や演奏を子供たちに観てもらえるのが楽しい。



演奏した曲は順に
「When You Wish Upon A Star」
「The Spirit」
「犬になれ!」
「見上げてごらん夜の星を」

そもそも演奏をリクエストされていたのは最後の坂本九さんのカバーだけだったので、
ここは思い切って、普段のライブでやっているようなファンクナンバー、
「犬になれ」とかをやってみた次第。

正直言うと、とても緊張をした。
でも皆さんに喜んでいただけたようだし、
前列の子供達は、初めて聴くドラムの大きな音に驚いて耳を塞いでいたけど(笑)、
それもまあ楽しんでくれてたという事で何より。

もう少し大きくなった時に、
「そういえばあの時、ヘンテコなバンドを観たな」と思い出してもらえれば、
してやったり。
最後に写真を一緒に撮影したときも、皆間近で観る楽器に興味があるように見えた。
そういう音楽のワークショップとかも面白いかもしれないなあ。

会場の雰囲気はこんな感じ


子供たちは無限の可能性を秘めている。
だから、こういうワークショップや、コンサートや、楽しい事は色々と
経験をさせてあげたいものだと、改めて思った。

主催の皆さん、スタッフの皆さんも、
本当にありがとうございました。
また機会あれば是非お声かけください。

2011年1月26日水曜日

So Many Things

先週末は色々と予定もあり忙しかった。

まずは何といっても、金・土とビルボードライブで観た、
ジョージ・クリントンのライブ。
元気そうなジョージやマイケル・ハンプトンを観れて良かった。

そして日曜は国分寺本多公民館でのライブ。
こちらはタイラー、遊佐っち、ウラッチに協力してもらいフリーファンク 1/2として、
4曲程をこども達の為に演奏。
これも楽しかった!

そして今週に入るけど、やはりビルボードライブで、
ファンテイジアのライブ。これは池上君、芽芽ちゃんと。

という事で盛りだくさんで、
どれもちゃんと書きたいのだけどなかなか時間が取れず。
でも必ず書きますので、少々お待ち下さい!

2011年1月22日土曜日

1/23(sun) イベント「見上げてごらん!ぼくらのまちにきらめく星を」出演します!

今宵は六本木ビルボードライブで、
ジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリックを観て来た。
東京Jazzから1年半ぐらいの短いインターバルで来日が実現出来たのは嬉しい!
今回はマイケル・ハンプトンやビリー・ベースが居る。
ゲイリー・シャイダーは亡くなってしまったが、Pファンクは健在!だと思った。
明日の夜も観に行くので、レポートはまた改めて。

さて、こんどの日曜(あさって)は、国分寺の本多公民館でライブをやるのだけど、
これも楽しみ。
イベントは
「見上げてごらん!ぼくらのまちにきらめく星を」
というタイトルで、
お菓子作りや絵画などのワークショップをこどもたちのためにやるというもの。

前回の開催時にはウチの子供達と一緒にのぞかせてもらったけど、
こどもたちが目を輝かせながらアメ細工の様子を観ていたり、
ケーキ作りをみたりしているのが良かった。
基本的にはこどもたちのためのイベントだけど、
大人もけっこう楽しめると思う。

当初はテーマの由来である坂本九「見上げてごらん夜の星を」を、
ギターで演奏してほしいというようなオーダーだったのだけど、
どうせこども達の前でやるなら、バンド形式のほうが面白いだろうし、
テーマが「宇宙」っていうことなら、そりゃもうマザーシップ降ろすしかないでしょ、
とかどんどん一方的に盛り上がり、
結局FREEFUNKの有志3名+自分、つまりFREEFUNK 1/2というようなスモールバンド編成で参加させて頂く事になった。(自分、遊佐っち、ウラッチ、タイラー)

ずっと”ホームでの試合”が続いていたけど、
これは久々に”究極的なアウェイ”なので、その辺もやりがいのある点だ(笑)。
坂本九さんの曲はもちろん演奏するけど、
あまり媚びすぎずにオリジナル曲やなんかも演奏をしようと思っている。
で、皆に音楽を演奏する事の楽しさや、生のライブの面白さを残せればいいな。
果たして子供達は”ファンキー・チキン”を踊ってくれるかしら。

イベント自体は朝の10:00頃から17:30まで。
バンドの演奏は17:30から30分程を予定です。
勿論参加無料なので、国分寺に遊びに来がてら、のぞいてみて下さい!

イベント主催の方のブログはこちら

2011年1月10日月曜日

ギターアンプの話

ギターアンプといえば、ここ日本ではRoland JCだったりする。



確かにほとんどの音楽リハーサルスタジオ及びライブハウスに常備されており、
もはやギタリストにとっては定番だ。
自分もかなりの確率でJCを使う事が多いし、自宅に持っている小型アンプもJCだったりする。
なので長年フットエフェクターも同じRoland傘下のブランドであるBOSSのモノを使う事が多かったのだけど、
ここ最近それを変えるようにしてる。

別にJCやBOSSがダメってことではないのだけど、
なんていうか飽きちゃった部分もあるし、自分の出したい音が明確で、
それに応えきれない状態だな、と感じる事がここ数年続いた事もある。

昨年末も新宿Golden Eggに珍しくMESA Boogieの小型アンプがあるので、
久々にライブで使ってみたけど、なかなか気持ちよかった。
JC用のエフェクターのセッティングからは少し変えなくてはいけなかったけど。

ライブハウスではJCの次ぐらいにFender Twin Reverb(もしくはその系統のアンプ)も常備されている事があるが、こちらはJC以上に個体の差が激しく、程度の良いTwin Reverbであれば気持ちよく鳴るのだけど、
メンテナンスがあまりされていないと、今イチだったりする。
なので、まずTwin Reverbを試してみて、今イチだったりするとJCに変えてしまう事がおおい。

自分が今までライブやリハーサルなどで使って気持ちよかったアンプは、
MATCHLESSとか、Groove Tubeあたりかな。あと、勿論程度の良いTwin Reverb。
マーシャルのJCM以前のモデルも好きだけど、小規模のライブハウスでマーシャルはちと厳しい。
3ピースぐらいのロックバンドをやっているならともかく、自分のバンドの場合ホーンセクションやキーボードもあるし、全曲必ずしもギターが主体の曲とは限らないので、ある程度大きな音で鳴らさないと本領を発揮できないようなマーシャルは、なるべく避けている。

上質なアンプをいつか欲しいのだけど、Twin Reverbは憧れの1台って感じがしないので、
いつかMATCHLESSアンプを入手して、どこでも自分のアンプで音を出したいなあ。

2011年1月4日火曜日

2011年音楽は・・・

もう一本、日誌を。
2011年の音楽業界を占う、という記事をツイッターで見つけて読んだのだけど面白かった。
元は海外記事でコチラに紹介されてたものを、こちらのブログで紹介されてたもの。
(ただし、少し間違いがあったので以下は日本語訳を参考にしつつも、自分なりに修正をした)

1会員制音楽配信サービスは人気が出るが、儲からないだろう
2多くくのアーティストが、ソーシャルメディア活用に本腰をいれるだろう
3音楽ビデオの発展がオンラインを中心に続くだろう
4 Ping(AppleのMusic Social Network)は、決して流行らないだろう
5違法ダウンロードなどの海賊行為はなくならないだろう


アメリカは日本以上にCDの売上減、Facebookに代表されるSNSの活用、違法行為、Vevoのような音楽映像サービスが先行している。
日本の業界の構造とは違う部分もあるので、丸呑みは出来ないが、ある部分では日本の音楽業界の参考になると思う。

会員制音楽配信はきっと今年本格的にスタートするのではないかと思う。
アップルも検討を噂されているし、Google Musicが立ち上がれば、かなりのインパクトがあるように思う。
個人的には世の中のありとあらゆる音源をいつでもどんなデバイスでも聴き放題になるのであれば試してみたいけれど、現実にはそういうところまで行かないだろうから、金額設定も難しいんじゃないかと思う。

あと、コンテンツの魅力って点では映像制作に次第に皆本腰を入れるんじゃないかな。
これまではPV(ミュージックビデオ)が中心だったけど、USTREAMなんかのおかげでライブの配信も比較的簡単になってきた。
トークやDJ的なものを見せるのも簡単にできるし、今後課金制の番組つくりが出来るようになれば、UST限定配信ライブとかありえるんじゃないかと思う。
そういう意味では映像制作のノウハウを持つ制作会社やテレビ局は、まだまだビジネスチャンスがあると思う。
日本のテレビ局も、チャレンジ精神の無いバラエティや一部の大物芸能事務所タレントに頼った番組つくりを減らして、新しい事にどんどんチャレンジするべきだと思う。

まだ2010年の音楽ソフト生産実績は発表されていないが、たぶん残念ながら前年割れじゃないかと思う。そしてこの兆候は今年も大して変わらないはずだ。
前にも書いたけど、CDというパッケージがもはや最適なメディアではなくなってしまったし、
流通や小売、そしてレコード会社もが、負のコスト化しており、アーティストやこれから新しいものを生み出す力に対して妨げとなってしまう事が増えてしまった。

そういう意味では、今の流れや構造をバッサリと変えていくぐらいの変化が必要だと思う。
皆、本業のコアに立ち返るときだと思う。
そうすれば、やるべきことはおのずと見えてくるはず。

2011年の目標を立ててみた

正月気分もほどほどに、世間は少しずつ通常モードに戻りつつある。
年始に簡単に書いたのだけど、きちんと「公約」というか目標を掲げたほうが、
自分にとってもよいプレッシャーになるので、以下2011年の目標を書いてみよう。
仕事のこととかは生々しくなりすぎるので(笑)、あくまで個人的な目標と、FREEFUNKの目標を5つずつ。

<2011年の目標>
~個人目標~
1. 行った事の無い土地、もしくは少なくとも10年以上訪れてないような土地に旅をする
2. 毎月やっている以外で、貯金をする(金額はナイショ!)
3. 部屋の片づけをして荷物を15~20%ぐらい減らす!特に自分のPC+楽器部屋
4. 毎月映画を2本は観る、もしくは年間24本
5. 革靴の似合う男になる

~FREEFUNK目標~
6 FREEFUNK4枚目のアルバムを世に出す。CDじゃなくても配信先行でもよいので。
7. 15周年の企画を何かしら実現する(イベント、リリース何でも)
8 東京以外の場所でのライブ、ツアーを行う
9. 新イベント「Tokyo Chitlin' Circuit」を年間通して定期的に行う。最低4~5回。
10新しい曲を少なくとも10曲は作り、いずれかのライブで演奏をする


どうでしょう!?
個人の目標だけど、
1.は是非やりたい。昨年もふと、青春18切符でぶらり一人旅をしてみようかなと思ったことがあるんだけど、最近やれていないことをやりたいなあ。
もちろん家族で行くのが一番楽しいので、いった事の無い場所に行ってみたい。
たとえば、いま話題の青森とか、北海道の稚内とか。
いった事あるけど10年以上経っているという意味では沖縄とか、金沢も行きたいな。

2.は多少生臭い話ですが、自分のお金っていつも使い切りなんで、たまには貯金とかしてみたい。どれだけ出来るか、かなり微妙ですが・・・。

3.はむしろやらなくちゃいけない項目。家の荷物を年末の掃除で少し減らしたのだけど、
PC部屋にある不要な機材や本など売り飛ばして、余裕のある部屋にしたいな。
1個モノを買ったら、1個減らすを意識してるけど、早速ベースアンプ買ったりしてまた増えちゃったので。

4.はちょっと仕事にも絡むことだけど、映画をたくさん観るのって大事だなと思うので、目差そう。これは正直いけると思う。1つぐらい、易しく実現できる目標を掲げておかないと、年末にヘコむ事になりそうだから・・・。

5.はちょっと意味不明かもしれませんが、まあ大人のカッコをしようということ(笑)。
昨年は襟のあるシャツを着ることを心がけてたんですが、今年はさらに、革靴を履きこなす大人になりたいなと・・・。
なんせ年間通してほとんどスニーカー、ブーツ(いちおう革靴だけど)ですから。
まともな革靴ほとんど持ってないし。バーゲンでやっぱり1足は買おうかな。

FREEFUNKの目標について。
6、7.これは書いたとおり。
録音もかなり終わっているし、いい曲がそろったと思うので早く皆さんにお聞かせしたい。
15周年企画はやはりイベントをやるのが一番よいかと思うが、かつてのメンバーや仲間を集めて盛り上がれたらいいな。まずは6.が最初だけど。

8.は実現できると思う。
昨年の仙台はとても楽しかったので、今年も是非参加したいと思う。
また大阪や名古屋、あるいは岐阜にも行きたいし、6.のアルバムが実現するなら、やらなくちゃいけない事だと思う。
他にもライブで訪れてみたい場所はいろいろある。東北は仙台以外にも音楽が熱い街があるし、関東近郊だって意外とライブで行ってない場所も多いのだ。

9.も池上君と一緒にこのイベントを育て、このイベントから新しいつながりや交流、音楽をライブで見ることの楽しさが育っていくことが目標。3ヶ月に1回ぐらいのペースで考えているので、それでやっていけば年間4回はいけると思う。2月から5、8、11月という具合に。
あとはイベントというコンテンツをもっと多角的に楽しんでもらえる工夫が必要だと思うので、
USTREAMやYouTubeの連動は引き続きやっていくし、お客さんの声も地道に聞いてイベントつくりに反映しようと思う。昨年の2回のイベント(1回はORITOトリビュートだが)で、経験・体感したことをどんどん反映していきたいと思う。

10はコレ、かなりハードル高いのをあえて目標に。
自宅のMacでつくるデモみたいなのでも良いから、どんどん曲を作っていきたいと思う。
そして曲つくりについてはフリーハンドな状態で考えていきたい。
もちろん自分の好きな音楽やルーツが反映されたものになるだろうけど、
今までの焼き直しみたいな事はしない。斬新なものになるかもしれないし、ファンクの定番とはいえない曲になるかもしれないけれど、せっかく良いプレイヤー、機材やチャンスなどに恵まれているのだから、もっとカタチにしなきゃね。

そんなわけで今年も頑張っていきましょう。

2011年1月2日日曜日

あけましておめでとうございます

2011年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

フリーファンクシャトル、飛び続けます!
先日も書いたように15年目の航行。長い旅、になりそうですが、
まだまだPファンクやスライなんかは遥か先を進んでます。

ファンキーに、自由自在に飛んで参りましょう。
Let's Take A Ride!