2011年1月4日火曜日

2011年音楽は・・・

もう一本、日誌を。
2011年の音楽業界を占う、という記事をツイッターで見つけて読んだのだけど面白かった。
元は海外記事でコチラに紹介されてたものを、こちらのブログで紹介されてたもの。
(ただし、少し間違いがあったので以下は日本語訳を参考にしつつも、自分なりに修正をした)

1会員制音楽配信サービスは人気が出るが、儲からないだろう
2多くくのアーティストが、ソーシャルメディア活用に本腰をいれるだろう
3音楽ビデオの発展がオンラインを中心に続くだろう
4 Ping(AppleのMusic Social Network)は、決して流行らないだろう
5違法ダウンロードなどの海賊行為はなくならないだろう


アメリカは日本以上にCDの売上減、Facebookに代表されるSNSの活用、違法行為、Vevoのような音楽映像サービスが先行している。
日本の業界の構造とは違う部分もあるので、丸呑みは出来ないが、ある部分では日本の音楽業界の参考になると思う。

会員制音楽配信はきっと今年本格的にスタートするのではないかと思う。
アップルも検討を噂されているし、Google Musicが立ち上がれば、かなりのインパクトがあるように思う。
個人的には世の中のありとあらゆる音源をいつでもどんなデバイスでも聴き放題になるのであれば試してみたいけれど、現実にはそういうところまで行かないだろうから、金額設定も難しいんじゃないかと思う。

あと、コンテンツの魅力って点では映像制作に次第に皆本腰を入れるんじゃないかな。
これまではPV(ミュージックビデオ)が中心だったけど、USTREAMなんかのおかげでライブの配信も比較的簡単になってきた。
トークやDJ的なものを見せるのも簡単にできるし、今後課金制の番組つくりが出来るようになれば、UST限定配信ライブとかありえるんじゃないかと思う。
そういう意味では映像制作のノウハウを持つ制作会社やテレビ局は、まだまだビジネスチャンスがあると思う。
日本のテレビ局も、チャレンジ精神の無いバラエティや一部の大物芸能事務所タレントに頼った番組つくりを減らして、新しい事にどんどんチャレンジするべきだと思う。

まだ2010年の音楽ソフト生産実績は発表されていないが、たぶん残念ながら前年割れじゃないかと思う。そしてこの兆候は今年も大して変わらないはずだ。
前にも書いたけど、CDというパッケージがもはや最適なメディアではなくなってしまったし、
流通や小売、そしてレコード会社もが、負のコスト化しており、アーティストやこれから新しいものを生み出す力に対して妨げとなってしまう事が増えてしまった。

そういう意味では、今の流れや構造をバッサリと変えていくぐらいの変化が必要だと思う。
皆、本業のコアに立ち返るときだと思う。
そうすれば、やるべきことはおのずと見えてくるはず。

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