2011年10月28日金曜日

Defunkt: Make Them Dance!!

先日ファラオ・サンダースの事を書いたので、
その頃聴いていたジャズとファンクの狭間の音楽が聴きたくなってしまった。
久々だ。

とりわけカッコ良かったのが、ジョー・ボウイ率いるDefunkt。
日本ではデファントと表記されるが、”ディーファンク”のほうが近い。



ジャズ出身の人達のなかでも、特にファンク度が高い。
雰囲気もファンクバンド、そのものだし。
でも、なんかアレンジとかぶっ壊れてる辺りがいい。
確か一度だけあった(?)来日公演は見れていないのだけど、
ジョー・ボウイはいつか生で見たい一人だな。

この映像でギターを弾いているケルヴィン・ベルもかっこいいし、
後に参加するロナルド・ドレイトンもかっこいいギタリストだった。

女性ベースのキム・クラークも良いんだ、とても。

一時期解散していたようだけど、最近もやっているみたい。
日本に来てほしいな。


2011年10月26日水曜日

ファラオ・サンダースライブ:The Creator Has A Master Plan

昨夜は久々に六本木のビルボードライブに行ってきた。
目当てはファラオ・サンダース。
ジョン・コルトレーンの魂の継承者ともされるファラオのライブは初めて。

大好きなアルバムは「KARMA」だが、
美しいメロディの「Thembi」も捨てがたい。
12,3年前にストレートなファンクよりも、
少しひねくれたジャズ・ファンク(ジェームス・ブラッド・ウルマーとか)にはまった時に
あわせて聴き始めて夢中になったのが、
ローランド・カークとファラオサンダースだった。

ファラオのライブは最初はストレートにジャズをする内容で、
メンバーのソロを回したりという感じ。
2曲ほどそんな感じで続いた。
悪くはないけど、ファラオじゃないと出来ない世界でもないので、
うーんどうだろうと思っていたが、最後に「Karma」から名曲
「The Creator Has A Master Plan」を演奏してくれた。

ファラオ節とでもいうフレーズも出てきて、
ぐっとテンションも上がる。
あと、彼自身が歌うのがとても良い。
本来はこの曲の歌は、今は亡きレオン・トーマスなのだが、
ファラオの歌も素敵だった。
彼のキャリアの中でも「The Creator Has A Master Plan」は
大きな意味を持つのだろうな。



一連のインパルス時代のアルバムはどれも素晴らしい。
スピリチャル・ジャズなどと言ってしまえば分かりやすいが、
確かに、心の奥底に潜む感情に触れられるような、
不思議な感覚に満ちている。

ところでYouTubeって便利だね。
検索をしてたらこんな動画(音源)も見つけちゃった。




2011年10月16日日曜日

15周年ライブ -これがFREEFUNK CONNECTION!-

昨夜の15周年ライブ、ご搭乗の皆様ありがとうございました!
ゲストに星川薫さん、シュウタロウくんが参加してくれ、
旧メンバーのスエフジくん、ゴンゾー、遊佐くんも来てくれました。

19:30過ぎから途中休憩もあったものの、
23:00までたっぷり3時間近い演奏でした。

長くやり続けていると色々とあるけれど、
最高の仲間とともにやり続けている事が本当に誇りです。
見た目や話すことは、おバカかもしれないけど(笑)。

途中のMCでも話したけど、
このバンドが出来るきっかけも、ふとした人の繋がりや縁が最初。
そこからどんどん広がっていくから、
人と出会ったりするのは面白い。
そして後から思えば、その出会いは必然のように感じられるのです。
これを僕らはFREEFUNK CONNECTIONと呼ぶ。
お客さんとも、バンド仲間ともどんどん繋がっていく。
これこそが僕らの一番の財産だなあと、
昨夜も演奏しながらひしひしと感じていました。

さあ、次は20周年かな?
それまでもたくさん楽しい事をやり続けていくので、
是非またフリーファンクシャトルに搭乗してくださいね。

そして途中、本人からも発表がありましたが、
しばらく紅一点の芽芽ちゃんが
シャトルのクルーを降りる事になりました。
しかし、きっとパワーアップしてまた戻ってきてくれるでしょう。
待ってるよ、芽芽ちゃん!

送信者 15周年ライブ

次回のフライトは
11/19(土)、新宿Golden Eggにて。
サイモンガー・モバイルさんとEbony-Bの皆と一緒です。
こちらも間違いなく盛り上がるので、皆さん来てね。
詳しくはコチラより。

【10/15/2011】
FREEFUNK 15周年ライブ setlist

-set1-
01. Freefunk Shuttle
02. One Plus One Is One
03. Attention Please
04. Sweet Sticky Thing
05. The Spirit (遊佐真悟 b)
06. おまえは本当に幸せかい(遊佐真悟 b)
07. Let The Music Take Your Mind (星川薫 g)
08. Red Hot Momma (星川薫 g)
09. Hard To Handle(末藤健二 ds)
10. 雪國(末藤健二 ds)ウラッチ on vocal
11. Midnight Jam (末藤健二 ds、ゴンゾー b)

-set2-
01. 京王線は語りかける (艦長vo&g, ゴンゾー b、末藤健二 ds トリオでの演奏)
02. ピースのココロ(ゴンゾー b)
03. Feel Like Making Love
04. Sha La Laugh
05. Move It On Funk
06. Wanna Make Love (シュウタロウ talkbox)
07. I Never Thought (シュウタロウ talkbox, 遊佐真悟 b)
08. Our Beat (星川薫 g、シュウタロウ talkbox 、ゴンゾー b)
--encore--
09. Give Up The Funk (all stars)

2011年10月10日月曜日

10/15(土)15周年ライブ! 〜Episode part.1:ファースト・ドラマー〜

今週の土曜、10/15はいよいよFREEFUNK 15周年ライブだ。
意外とあるようで無いFREEFUNKのワンマンライブで、
しかも豪華なゲストも多数参加してもらえる。
是非皆さんに観てもらいたいなあ。

ゲストとは別に旧メンバーという枠で、
初代ドラマーであり一緒にこのバンドをつくった末藤(スエフジ)くん、
同じく初代ベースで今も一緒に曲を作る仲間のゴンゾー、
そして先日までベースを弾いてくれた遊佐くん、
3名が参加をしてくれる。
本当に嬉しいことだ。

初代のドラマー、末藤君は
今ではいきものがかりのバンドに参加するなど、
活躍めざましいことを誇りに思う。
FREEFUNKを最初に抜けた時も、
Zoocoさんのエスカレーターズへの参加が理由だったからね。

FREEFUNKをつくるとき、自分とは別のもう一人のギタリストが居て、
最初の最初はその3人でスタジオに入った。
つまりベースレスで。
もう一人のギターの彼は、いいヤツだったんだが、
残念ながらギターを弾けるタイプではなかった。
まして僕や末藤君が演りたかった音楽は彼のプレイスタイルではなかったようで、
結局スタジオの中では僕と末藤くんと二人で演奏をしているような、
そんな気になるほどだった。
ベースは居ないけど、お互いにバッチリ気持ちがあって、やりたい事が共通していて、
いわば順調なお見合い状態。

そんなわけで末藤君とは凄く気が合い、そのリハが終わった時に、
そのまま二人でファミレスで熱く音楽やバンドのことを語り合ったのを憶えている。
そして末藤くんが、
「自分に最近知り合ったいいベーシストが居るから、
次回ちゃんとベースを入れて3人で演奏をしよう」
と言っていたベースこそがゴンゾーだった。

バンドってやつはそうやって、
何かの偶然や、後から思えばいかにも儚げな縁で生まれてくる。
バンドだけじゃないのかも。
仕事や、恋愛だってそういうものだろうな。。。

でもいずれにしても間違いなく言えるのは、
そうした儚い縁の出会いでも、
長く続いていけばそれは必然だと思えること。

末藤くんとはその後もFREEFUNKに復活をしたり、
のちにKAKASHIという仲間のバンドに加入して、
一緒にライブで共演をする機会もあったりして、
こうして、縁がずっと続いている。
彼もドラマーとしてやり続けてくれていて嬉しいし、
一緒につくったバンドがまだ続いてるってのは、悪い話じゃないよねと思う。

なんだかんだで一緒に演奏をするのは久々で、
楽しみだ。

写真は、バンド結成間もない頃のライブ打ち上げにて。
二人とも若い!
まだ24歳とか、その頃。。。。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

小金井に足りないモノ... それはゴミ焼却場と音楽イベント!

昨夜は昼からバンドリハ。
そして夜は小金井ジャズフェスティバルへの出演でした。

武蔵小金井にもこういう、
楽しい音楽イベントが誕生してくれて嬉しい。
お客さんもいい感じに集まり、ユルく楽しい雰囲気!

当初は有志だけで参加の予定だったけど、
Sammyや芽芽ちゃんも参加可能となり、
バンドリハに参加したゴンゾー交えて、
結果フルメンバーで出演出来たのは良かったなあ。

ライブ中のMCで
「小金井には足りないモノが2つある!
1つはゴミ焼却場、もう1つは音楽イベント!」
と言ったら客席が一番盛り上がっていた(笑)。
そりゃそうだよね、切実な問題になりつつあるから。。。

たぶんこういう音楽を見るのは初めて、
というお客さんが多かったと思うけれど
自然に体を動かしながら見てくれていたし
学校帰りの高校生の皆が
盛り上がってくれてたのも嬉しかった。

そして個人的には
ご近所の皆様や高校時代の友人、
懐かしいお客さんにバンド仲間も
集まってくれて、嬉しかったなあ。

来年も是非開催してほしいし、
機会があればまた出演したいな。
フードコーナーもリーズナブルで美味しかったし、
ホント街興しという事でやっていければ、いいなと思う。

主催運営の皆さんもご苦労様でした。
小金井に足りないものの1つは、
これで実現できたので素晴らしいと思います!

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

10/09/2011 setlist
1. 大丈夫大丈夫
2. Freefunk Shuttle (Gonzo on bass)
3. Feel Like Making Love
4. Move It On Funk
5. Sweet Sticky Thing
6. 犬になれ!
7. One Plus One Is One
-encore-
8.自由自在

FREEFUNK crew…
艦長(vo,g) 芽芽(vo) Sammy (key) ウラッチ(ds) ゴンゾー(b)
リッキー(b) タイラー(t.sax) シバケン(b.sax) ESP (tp)

2011年10月8日土曜日

明日は小金井ジャズフェス開催!小金井にファンクを...

気持ちいい秋空の下、
明日はいよいよ「小金井ジャズフェスティバル」開催。
替え歌ジャズボーカルの水口誠さんの紹介で、参加させてもらうことになった。

こういった街興しが目的のジャズフェスは色々な所で開催されている。
昨年参加した仙台定禅寺は大きな規模だし、
東京近郊だと、横浜ジャズプロムナードとか阿佐ヶ谷あたりが有名かな。

小金井ジャズはまだ小さな規模かもしれないが、
自分が住んでいる街にこういうイベントが出来る事をとても嬉しく思う。
僅かながらでも協力できるのであれば嬉しい。
まずは継続できるようにして、
少しずつ大きくしていけばいい。

今年はスーパーマーケット(長崎屋)の隣の駐車場での開催だけど、
小金井には市民ホールも出来たことだし、
色々出来る事があると思う。

色々なスタイルの出演者にまぎれて、
FUNK BAND、 FREEFUNKとしてバッチリ演奏したいと思うので、
是非多くの皆さんに見てもらえたら嬉しいな。
天気も良さそうだし、無料ですから皆さん遊びに来てくださいね!

FREEFUNKの登場は18:00予定。
なお、芽芽ちゃんも参加可能になったので、フルメンバーでの参加です!

〜以下公式HPより〜
小金井ジャズフェスティバルの公式サイトへようこそ!

2011年秋、
JR武蔵小金井駅北口にジャズフェスティバルが誕生します。

小金井ジャズフェスティバル2011
http://koganeijazz.jimdo.com/

ミュージシャンの無料ライブを野外で楽しもう!

日時:2011/10/9(日) 11:00-21:00
場所:JR武蔵小金井駅北口徒歩1分、SS24 (station side 24 パーキング大久保)特設会場
住所:東京都小金井市本町5丁目10-4

ステージスケジュール
12:00-12:45 宮地楽器有志
13:00-13:45 吉田奈都実(tp) 宮嶋 玲(as) 稲葉美華(pf) 加藤大斗(b) 阿部円香(ds)(ジャズクインテット)
14:00-14:45 井上 銘(gt) 加藤一平(gt) かむろ耕平(gt)(ジャズギタートリオ)
15:00-15:45 広瀬俊行(pf,vo) 吉田真美(vo) (ジャズ&ブルース)
16:00-16:45 水口 誠(vo) 西村昭子(pf) 矢野弦一(b) 沖田 篤(ds)(替え歌ジャズ)
17:00-17:45 山本のりこ(vo,gt) 吉田一夫(fl)(ボサノバ)
18:00-18:45 FREEFUNK /艦長(vo,gt) リッキー(b) ウラッチ(ds) タイラー(t.sax) シバケン (b.sax) ESP(tp) Sammy(key,vo)(ファンク)
19:00-19:45 河波浩平(vo) 太田雄二(gt)(ジャズボーカル)

※スケジュール、出演者は予告なく変更されることがございます。

主催:武蔵小金井駅北口再生協議会

2011年10月7日金曜日

Stay Hungry, Stay Foolish (R.I.P. Steve Jobs)

Appleの創業者、Steve Jobsが亡くなった。
今朝、いつものようにiPhoneでTwitterのチェックをしていたら飛びこんできた、
衝撃のニュースだった。

すでにCEOを辞任し、少し前には痩せ細った痛々しい写真も流出しており、
時間の問題だったのかもしれない。
しかし、あらためて事実として受け止めるのにはあまりに衝撃だった。

自分は世間で「信者」とまで呼ばれる人達ほどApple製品の長いユーザーではないが、
それでも10年前にMac G4を手に入れて以来、
曲を作ったりミックスをしたり、色々と愛用をしてきた。
iPodも、勿論iPhoneも愛用をしている。

象徴的な製品を例にすると、
WindowsのPCは、何か作業をするための道具の延長でしかない。
乱暴に言えば、高性能な計算機という印象。
でもMacは、自分で言うならストラトキャスターや、シンセサイザー、
あるいはMTRのような、自分の表現意欲や創造力をかき立ててくれる、
自分の一部、あるいは自分自身のブースト装置のような存在だ。

サイモンガーさんやDayton Projectの本山君と一緒にはじめたiFunk All Starsだって、
iPhoneという最高のオモチャが無ければやっていなかったと思う。
携帯電話はこうあるべきなんだという強い信念で、携帯電話そのもののあり方から造りかえてしまう。
これは本当に凄い事だ。

世界中をこれだけ熱狂させ、夢中にさせたという点でも、ソフトバンクの孫社長のツイートじゃないけど、レオナルド・ダ・ヴィンチに匹敵する発明家だという評価もあながち誇張とは言えない。



ネットでもおおく紹介されているスタンフォード大学卒業式でのスピーチ。
Stay Hungry、Stay Foolish。

詩的な響きが強すぎてちょっと照れくさいけど、
大人になり色々なしがらみや処世術を学ぶようになるほど、
この言葉は眩しい。
そうありたいと思う人は多くても、
実行出来る人は少ないのかもしれない。
でも、今日のニュースを見て、
あらためて心にこの言葉を刻んだ人も多いだろう。
自分自身もあらためてそうありたい、と思った。

ほんの僅かでもジョブズと同じ時代を生きた事は忘れられないし、
きっと語られていくことだと思う。

2011年10月2日日曜日

Space Echo!

BOSSのコンパクトエフェクターを久々に購入してしまった。。。
その名も「Roland Space Echo RE-20」。

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌

かつて(40年ちかく前?)に発売されていた、テープ式のエコーマシンを、
デジタルで再現したもので、
ボデイのデザインもオリジナルのRE-201を彷彿とさせてくれる。
(型番もね)

送信者 FREEFUNK艦長の航海日誌




永らくの間、BOSSのアナログディレイ、
そしてMaxonのアナログディレイを使ってきたのだけど、
どうしてもリアルタイムにディレイをコントロールしたかったのだ。

ファンカデリックの「Comin' Round The Mountain」後半のギターソロとか、
ミックス時にジョージ・クリントンが付け加えたのだと思うけど、
エコーで飛ばしまくるあたりが凄くかっこいい。
この動画で3:38あたりから。



ジョージ・クリントンはレゲエ/ダブの伝道師リー・ペリーと並んでエコーの使い方がかっこいい人だと思う。

あと有名なトコでは、やはりカルロス・サンタナかな。
名盤「Lotus」でもテープエコーをリアルタイムでコントロールするプレイが。
手でコントロールしてる。ぶっとんでてカッコイイ!



よーし、これでライブでも飛ばしまくるぞ!