2011年12月20日火曜日

セッションの夜は更けていった

土曜のセッションライブ、楽しかった!
搭乗いただいた皆さんには感謝!
ミニライブも含めて19:30から初めて終わった(?)のは0:00すぎ。
ちょっと調子にのってしまったかな。。。

でも、年に一度ああやって皆で
とくに細かい事決めずに演奏するのはやっぱ楽しい。
初めてお会いする方も多く、それも良かった。
また来年もやりましょう。

共演とセッションで頑張ってくれたEbony-Bのセットでは、
スライの「暴動」バージョンの「Thank You」を演奏させてもらった。
以前に彼らがこの曲を演奏しているのを聴いて、
一緒にやってみたいなあと思っていたので、
うれしいご指名をいただき、やりました!
動画もさっそくアップしてみたので、是非観てもらいたい。



FREEFUNKのセットはこんな感じ。
いつもよりセッションライブ向けにカバー曲多めです。
1. Alice In My Fantasies
2. Midnight Jam
3. 大丈夫大丈夫
4. Hard To Handle
5. Merry Christmas Baby
6. This Christmas (guest vocal: Yo-Suke & Cow)

セッションではThe Spirit、Shakey Ground、Everyday People、
Mustang Sally, I Shot The Sheriff, Red Hot Momma,
Sweet Sticky Thing, A Change Is Gonna Comeなどなど。
ゴッタ煮で色々やったので全部憶えてない。。。

今回のセッションでヒントになった=僕らが教えてもらったこともいくつかあるので、来年早いタイミングでそういうのを企画ライブとして実現もしたいな。
イメージとしてはチトリン・サーキット番外編。

そうそう、次回FREEFUNKライブは
1/7の高円寺JIrokichiで、
Tokyo Chitlin' Circuitですね。
Tommyさんを迎えて強力にFunk/Soulしますので、
是非搭乗を!

2011年12月15日木曜日

Sam Cooke RCA Album Box Setを聴いて

サム・クックのRCA時代のアルバムを集めたBOXセットを、
なんだか周りの盛り上がりにつられて(笑)、買ってしまった。
いや、不本意どころか久々にソウルミュージックやブルーズの原点に
もう一度戻るのが現在の自分の中でも意識している事なので、
いいタイミングで背中を押してもらったというべきかな。

なんせ8枚のオリジナルアルバムCDで、円高の影響もあるけど
たったの¥3000ちょっと。
BOXのパッケージデザインはいただけないけど、
中は当時のアルバムそのままのデザインで素晴らしい。

時代でいえば1960〜1963年。
まさしく「ソウルミュージック」が誕生していく時代だ。
ポピュラーミュージックの世界では、1962年にビートルズがデビューし、
以降はイギリスがアメリカと並んでポピュラーミュージックの中心地となるわけで、
今回の一連のアルバムはその直前の時代をとらえた内容だ。

あらためてじっくり聴いて感じたのは、
サウンドプロダクションの大胆さと柔軟さ、そして確実な演奏技術。
サムの歌が素晴らしいことは言うまでもないし、
これこそがゴスペル仕込で築いた、ソウルミュージックの歌唱の理想モデルと思う。
その辺りはもう、今更再評価云々ではないと思う。

普段、バンドでのサウンドプロダクションが中心で聴く音楽もそういうのが多いから、
それに慣れた状態でサムのアルバムを聴くと、
「お!こんなアレンジするんだ」とか「ここでバンジョーか!」とか、
そんな発見や驚きがとても多い。

当時の考え方や流行も勿論あるのだろうけど、
2011年の現在の耳で聞くと、本当に面白いサウンドだ。

まだ聞き込んでいるレベルではないので、
暫くはじっくりと各アルバムを聴いてみよう。

2011年12月3日土曜日

アーマ・トーマス、ライブ@ビルボードライブ Irma Thomas Live at Billboard Live

アーマ・トーマスのライブをビルボード・ライブにて堪能してきた。
過去にも来日はあるけど、観るのは初めて。
ニューオリンズのソウル・クイーンの呼び名に相応しい、
素晴らしいライブだった。

オープニングでバンドのみ1曲演奏。
ドラマーが歌うのボビー・ウーマックのカバーだけど、なかなか良かった。
すぐにアーマが登場。
その後は立て続けに歌っていく。
冗長な楽器ソロや、MCも一切なく、潔いまでに歌い続けていく。
後半になるに向けて、本人も調子が上がっているようだった。

途中ではニューオリンズの定番曲「Iko Iko〜Hey, Pockyaway」も挟んで
マルディグラのようなパーティー状態に。
会場内も総立ちで、ハンカチを振って、アーマに応えていた。
客席のレベルもかなり高かったと思う。
ライブってお客さんも、盛り上がるかどうかの重要な要素だからね。

珍しい事や奇抜な演出も、あるいは媚びた事は一切ない、
シンプルだけど、とても良いライブだったなあ。
手抜き一切抜きの、ひたむきなソウルショー。
最後はアーマも感極まって、少しウルッときていたみたい。

日本で爆発的なヒット曲が知られているわけではないのに、
これだけのお客さんが集まり、あんなに素晴らしいライブがあるというのは、
とても嬉しい事だ。
きっとまた日本に来てくれると思う。

2011年観たライブの中でも、ベストと言いたい。

この曲は昨夜の東京の夜にピッタリだったなあ。

2011年12月2日金曜日

ソウル・チルドレン!(R.I.P. J.Blackfoot)

またしても偉大なシンガーが一人、逝ってしまった。
J.Blackfoot。サザン・ソウルの隆盛を支えた一人といっていい。

J.Blackfootのソロも良いんだけど、
やはりSoul Children時代の名曲が忘れられないなあ。
ワッツタックスの時代のSTAXが大好きだから。



ソロで有名なのは、やはりこの曲あたりかな。



アルバムジャケットは渋谷の街をモチーフにしている。
このアルバムが出た当時からも渋谷の街の風景は変わってしまったけど、
J.Blackfootの残してくれた歌声と名曲は不滅。
枯れた感じのあの声がなんとも忘れがたい。
STAX繋がりというわけじゃないけど、バーケイズのLarry Dotsonにもちょっと似てると思う。
いや、Larryも影響受けたんじゃないかな。

R.I.P. J.Blackfoot...