2012年9月9日日曜日

ライブ三昧の週末

この週末は、色々とライブを観に行く予定が続いて
最高に楽しかった。

金曜は、星川さん、六川さんが中心となって開催された
「ダック・ダン トリビュートライブ」
出演者の皆さんが本当に楽しそうで、ハッピーなライブだった。
ダック・ダンやSTAXの音楽がいかに影響が強いか
改めて実感をした。

個人的なツボとしては、
青山陽一さんのフライングVを弾く姿(アルバート・キング!)
ステップを踏む姿が自然すぎる六さんのベースプレイ
ベラさんの名曲「Woman To Woman」カバー
イクラさんの傍若無人なMCおよび熱唱
南條さんの、オーティスがそのまま降りてきちゃったかな!?という歌
星川さんの見事なまでのクロッパーぷり
Funky-T 篤さんの名司会っぷり
などなど。。。

星川さん、六さん、イケくん、
是非「いつかはワッツタックス!」を実現させましょうよ。


んで土曜と日曜は東京JAZZ。
仕事という名目のもと、たっぷりと堪能をしてきた。
土曜の個人的ハイライトは、ダントツでバート・バカラック。
正直彼のアルバムとか全然持ってませんが、
知ってる曲ばかりだし、その曲が入ってるアルバムはいっぱい持っている。
本当にスゴいなと思った。
年老いても枯れた歌声もなかなか良かったし、
バンド全体はとてもクオリティが高くて良かった。

夜の部で見たジョー・サンプルのバンドも最高。
数年前の、東京JAZZにおけるPファンクの違和感にも通じるファンキーさが素晴らしい。
ギターにはレイ・パーカー Jrと山岸潤史という、最強の組み合わせ。
山岸さんはやっぱカッコいいなあ。テレキャスターでブイブイ言わせてた。
クレオールミュージックというか、ザディコとかあの辺の南部のルーツミュージックをベースに、
泥臭い音楽を聞かせてくれた。

その後は本当はオーネット・コールマンが出演予定だったのだけど体調不良で中止。
代わりに小曽根真さん率いる「東京JAZZオールスターズ」による
オーネットへのトリビュートという事でこれも良かった。
小曽根さんがオーネットの曲をプレイというのもレアな気がする。
最後には山岸さんやレイ、ジョー・サンプルなども加わりファンクジャムセッション。
俄然、山岸さんのファンクギターが水を得た魚のようで最高だった。


今日は、昼はタワーオブパワーに、ルーファスと、ファンクバンドが立て続け。
タワーオブパワーはもう、何も言う事なしの完璧なバンド。
ロッコも老けたけど元気そうで何よりだし、ガリバルディも元気元気。
キーボードには急遽代理でフィリップ・ウー氏が参加。
これもある意味豪華っちゃ豪華な話だ。

ルーファスも、トニー・メイデンのギターを中心にバンドがいい感じ。
途中スガシカオ氏がゲスト参加して、更にはタワーオブパワーのホーンセクションも加わり、
豪華に。

夜はお目当てのエスペランサ・スポルディング。
可愛いルックスとは裏腹に、太いベースプレイを聞かせてくれるし
あんな変拍子で弾きながら歌えるって、どういう事??
今回の出演者の中でも特に期待値の高い人だったし、それに見事応えてた。
ギターのジェフ・リー・ジョンソンは好きなプレイヤーなのでこれまた嬉しかった。

本当は最後のボブ・ジェームズも観たかったが、さすがに疲れも出てきたので
自宅に帰りラジオで聴いていた。
聖子ちゃん、生で聴いてみたかったな。

ダック・ダントリビュートにせよ東京JAZZにせよ、
こうやって大人もしっかり楽しめる音楽イベントは素晴らしい。
他にもいっぱいそういうイベントやライブはあると思うので、
もっともっとみんなが普段からライブを聴いたり楽しめる環境が増えていくと良いね。
というか作っていきましょう。

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