2012年10月16日火曜日

Thank You MeiMe for funkin' 9 years

芽芽ちゃんへ

お疲れさまです。
今回の岐阜と大阪のツアーでもって、
FREEFUNKを「卒業」となりました。
色んな考え、思いあっての決断だったと思いますが、
9年間にわたって一緒にFUNKできて良かった。
本当に、本当にありがとう。

思えば10年程前の渋谷PLUGでのライブを観にきてくれて、
その時の打ち上げの場で
「コーラスは居ないの?」
という芽芽ちゃんの質問にここぞとばかりに
「ちょうど探してるんだよね、次からリハに来て」
という、いつものオレの調子のいい誘い方に
まんまと(?)引っかかり、
気が付けば9年。


















あのライブのとき、その直前にパーカッション&コーラスの
ヘイちゃんが抜けて
バンドとしてはけっこう試練な感じだったのです。
(知ってるよね)
その時になんという「飛んで火にいる夏の虫」
あいや、奇跡的な巡りあい。

で、いきなり最初のライブが静岡のツアーで、
ほとんど曲の打ち合わせもしてないのに
歌って、踊ってというムチャぶり。
あ、それは今も変わらないか。

芽芽ちゃんとは、
沢山のライブやレコーディングを一緒にやってきました。
FREEFUNKが自主イベントを積極的にやっていた時期でもあったので、
メンバーへの色々とムチャぶりも続いたのだけど、
それを受け止めてなんとか良いモノを作り上げようとする、
芽芽ちゃんの気持ちにはたくさん励まされました。

いっぱいケンカもしたけどね(笑)。
でもそれは、お互い真剣に音楽をやりたくて、
妥協したくなかったからだよね。

FREEFUNKで一緒にやってきた9年間は、
芽芽ちゃんにとっても激動の9年だったと思います。
しかし、揺るぎなくプロのボイストレーナー、シンガーとしての道を
進んでいることは、
我々FREEFUNKクルーにとっても誇りなことです。

バンドに入ってほどなく、ORITOさんとの出会いもあり
それが今でも色々な形で実っているというのは
実に面白い。
先日の岐阜のライブはSoul Dynaでしたが、
ORITOさんと一緒に演奏したあのライブを思い出さずには居られませんね。
ORITO & FREEFUNKでたった1回の、凱旋ライブ。

















あの時、ORITOさんが歌った「感謝の歌」で、
FREEFUNKに最大限の賛辞を送ってくれて、
ステージで泣いていたよね芽芽ちゃん。
涙もろいところは今も変わらない、と思うけど、
その何年か後、ORITOさんが亡くなった翌日のライブでは、
俺が思わず歌いながら泣いてしまって、
芽芽ちゃんが気丈に歌い通していたのを思い出します。

「ステージで泣いちゃダメだよ」って
ORITOさんに言われたのを意固地に守った、と聞いて
この人は意志の強い人だな、と感心しました。

でも。時々急に悩んだりするところがまた、
芽芽ちゃんらしいのですが(笑)。

どうか自信と誇りを持ってこの先進んでください。
きっと、大丈夫、大丈夫。Take it easy, Brother, Be Happy, Sister。

こんな頑固でやりたい放題のバンドで
10年近く紅一点の場を張れる女性は他に居ません。
よく我慢してくれました(笑)。
あ、いや、よく皆を引っ張ってくれました。

「卒業」をしても
すぐにまた戻って来れるのがFREEFUNKというバンドの不思議さ。
いや、正確には「卒業」なんて無いのかも。
FUNKに卒業が無いように。。。

また色々な形で一緒にFUNKしましょう。
Stay Funky。

ありがとう。

FREEFUNKクルーを代表して
艦長こと
桜谷 俊文













0 件のコメント:

コメントを投稿