2014年6月5日木曜日

ロバート・ジョンソン、デルタブルースの王様

先日、友人が教えてくれたロバート・ジョンソンのCDを購入した。
随分前に「Complete Recordings」というCDが出ていて、永らく決定版として愛聴していたが、
今回出た「Centenial Collection」は素晴らしい音質となって蘇った。

「Complete Recordings」が、いかにも戦前の古い録音という印象だったが、「Cenenial Collection」はギターの音も含めて
非常に生々しい。古い録音ではあるが、よりリアリティというか情報量が増えた印象。
ロバート・ジョンソンの指使い、息使いがダイレクトに伝わってくるような感じだ。

ブルースはあらゆるポピュラーミュージック、とりわけロックやR&Bの礎となる音楽だ。
とりわけロバート・ジョンソンの楽曲や演奏はブルースの方向性を大きく決めたんじゃないかと思う。
そういった意味で、もしこういう音楽に興味がある人は必聴だろう。

このCDを教えてくれた友人とは、十代の頃、まるで宝探しのようにR&Bやブルースのレコードを探していた。
ブルースを知るきっかけはストーンズやクラプトンだったが、彼らが影響を受けたマディ・ウォーターズやハウリン・ウルフの前に居たブルースマンの中でも
もっともミステリアスで刺激的だったのが間違いなくロバート・ジョンソンだったなあ。




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