2015年6月9日火曜日

James Brownの映画を観てきた

前にも書いたが今年の春はマイヒーロー達の映画が目白押し。
ジミヘン、スライと続いてトリに相応しいジェームズ・ブラウン James Brown!

映画はもう素晴らしかった。
上記の中ではダントツに良い。さすがメジャー配給。
出演者(特に主役のチャドウィック・ボーズマン!)も素晴らしかったし、
ストーリーの流れも良かった。
勿論細かい点でJBフリークの皆さんからは指摘もあろうかと思うが、
2時間ちょいに収めるには致し方ない部分もあったのだと思う。

個人的には1971年パリでのライブの再現ぷりが素晴らしく感じた。
若きブーツィーとかの雰囲気もちゃんと再現されてた。

映画は文句無しのおすすめなので、ソウルミュージック、ファンクが好きな人は先日のスライに続いてマストだと思う。



自分がJBを最初に聴いたのは18歳のときだったと思う。
元々、まさに今回の映画のプロデューサーを務めたミック・ジャガーのローリング・ストーンズやビートルズがきっかけとなり、ブルースやR&Bを色々聴きあさるようになったのが14,5歳のころ。古いデルタブルースまでたどり着くのと、同時にノリのいいR&Bに夢中になったものだった。

「CD of JB」というまんまのタイトルの輸入盤だったのだけど、まるでライブのように流れのいい選曲だったし、
詳細な解説も英語ではあるが書かれていて、良い研究になった。
とりわけ「Super Bad」や「Sex Machine」のようなヘヴィなファンクにノックアウトされたのだけど、当時はまだアルバムのリイシューもそれほどされていなかったので、渋谷の芽瑠璃堂あたりでアナログ盤を漁ったりしてたのを憶えてる。
アナログ盤のアルバム「Super Bad」は7000円ぐらいで買ったような記憶がある。
アルバムで聴いたら全曲ヘヴィファンクって感じでもなくて微妙な気持ちになったのも憶えている。。。

ともあれ、JBを聴いたのが今の自分の好きなもの、好きなスタイルが出来るきっかけだったのは間違いない。
そういう意味では映画の中の台詞じゃないが、自分はずっとJBの影響を受け続けている。

思い出深いのはJBのライブを六本木の今は無きヴェルファーレで観れた事かな。
間近で観るJBは本当にバンドに合図や指示を出しながらライブをしてて、感激をした。

JBを久々にまたどっぷりと聴いてみたくなった。


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