2015年8月17日月曜日

D'Angelo Live ~How Does It Feel?~

先週末はサマソニ大阪に行き、遂にD'Angelo & The Vanguardのライブを観ることができた。
サマソニのラインナップ発表があってから、これをこの夏の最大の楽しみにしていたといっても過言ではない。

東京・幕張会場で当初は観る予定だったが、仕事の色々もあって大阪へ。
でも個人的にはメッセホール内で観るより、野外でみたかったから大阪はちょうどよかった。

ライブは最高だった!
素晴らしかった。現代におけるP-Funk、というと少し陳腐にさえ聞こえてしまうが、
Prince、Marvin Gaye、JB、Sly、そしてP-FunkというSoul、Funkの最高のエッセンスが見事にミックスされ、
単なるコピーではなくちゃんとD'Angeloのオリジナルな音楽として昇華されており、それがひたすら素晴らしかった。
ルーツを持ちながら前進していく音楽の強さを感じた。

個人的なポイントとしては元The TimeのギタリストJesse Johnsonを観れたこと。
The Time~Solo時代から大好きなギタリストだが、数年前に出たソロアルバムも素晴らしかったし、
今回のバンドメンバーの一員としても非常に重要な役割だったと思う。
フライングVとマーシャルアンプの組み合わせでかっこいいフレーズをいっぱい弾いてくれて、
なんというかこういう系譜のギタリストのあるべき姿を見せてくれた。
ファンクバンドのギタリスト、かくあるべしという姿。

ニューアルバムからの楽曲を中心にしつつも、テンポよくライブは進む。
前作「Voo Doo」からはSpanish Jointも演奏されたが、よりファンク色が強くなったと感じた。

ライブラストのアンコールはやはり「Voo Doo」の名曲"Untitled (How Does It Feel?)。
イントロから歌に入るまでをまあ、引っ張る引っ張る。
完全にソウルショーのマナーで素晴らしい。
ゴスペルからPrinceに続く最高のパフォーマンスで、最後はバンドメンバーが一人ずつ抜けていき、
最終的にはD'Angeloだけに。
まるで70年代のSly & The Family Stoneのような、粋な演出だ。

深く熱い余韻を残しながら終演した瞬間に夜空に花火があがり、
本当に思い出深いライブとなった。

東京でもライブはかなり盛り上がったようだし、明日にはなんとZEPPで単独ライブもある。

14年のブランクは少々長かったが、これを機に是非精力的にライブでまた日本に来てほしい。

Untitled... オシッコチビるわ。。。 #summersonic

FREEFUNK艦長 Captain Freefunkさん(@freefunk)が投稿した動画 -





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