2016年10月18日火曜日

I'm Not There.... ボブ・ディランのこと

ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞するという事で大きな話題になっている。
ボブの功績が認められたことは喜ばしいかぎりだけど、どこかモヤっとする部分もあって、
それはSNSでも書いたのだけど、やはり彼の声や歌い方、メロディや演奏あってこそのボブ・ディランの魅力なのだ。
ノーベル賞もこの際、音楽賞とか文化賞とか創設してもよかったんじゃないだろうか?

ディラン・トーマスからその芸名を取ったことや、T.S.エリオットの影響もあるだとか、
自分は大学生の時、まさにそういった英米文学を専攻し現代詩(モダニズム)の分野を勉強したので、
ボブ・ディランの詩に魅了もされてきたけど、やっぱディランは音楽として素晴らしいのだ。
彼の歌詞には色々な物語や意味合いが含まれ、時に難解だったりもする。
でもそういった言葉を紡ぎ合わせる上で重要な根幹を成しているのが、それがまさに音楽だと感じる。

今まで、なんとなくそんな思いだったけど、今日の朝日新聞の文芸欄で、
萩原健太さんがボブ・ディランについて書いていたことが非常に良かった。
自分がなんとなく思っていたことを、さすがプロ! とても的確に書かれていた。

〜膨大な、判然としない言葉の渦を抜け1番ごとの 最終行へ行き着いたところで、曲名でもある決めフレーズが鮮やかに歌い放たれる。
その瞬間、聞き手に押し寄せるカタルシスたるや、まるで優れた小説のクライマックス。この、ある種の「ツンデレ感」をともなった痛快さが多様なディラン像をひとつに束ねてくれる。


そういえば、ディランの多くの名曲ってそういう構成だよね。

ところで、ノーベル賞サイドからディランに連絡がまだ直接とれないらしい。
受賞後のライブでも全くその事に触れなかったそうな。
そういうところがディランは面白いし最高だ!
授賞式に来るのか来ないのか、まさにあの映画「ラスト・ワルツ」状態!
きっと15分前に出席を決意するに違いない!なんてね。

数年前に観た、ディランをテーマにした映画「I'm Not There」をふと思い出した。
なかなか面白い映画で、いろんな時代のディランをモチーフに俳優たちが演じるのだけど、
ケイト・ブランシェット演じるスターのディランが最高だった。
さまざまな「ディラン」の物語だというのに、「I'm Not There」そこには居ないのだ。

ノーベル賞受賞の喧噪に、渦中の人物たる自分が”不在”であることを、ディランは楽しんでいるような気がする。

個人的なディランとの出会いは、やはりビートルズやストーンズを一緒に漁っていた友人経由。
まだディラン自身が初々しい「Freewheelin'」だった。
十代のころ一番好きだったアルバムは「Blonde On Blonde」。
「追憶のハイウェイ61」も好きなアルバムだ。80年代は「We Are The World」やライブエイドの印象が強くて(一番最初の入り口はこれだったかも)、
なんかダミ声の枯れたオジさんという印象だった!

まあ、なんだかんだで好きだなあ、ディラン。
80年代以降のアルバムは正直もってないの多いから、ちゃんと聴いてみよう。

↓ノーベル賞授賞式はどうか知らないけど、なんとか駆けつけて歌ったラストワルツの映像。
このときのディランは本当かっこいい!





2016年10月17日月曜日

T-Funk Exploded, it's a Bomb!

昨夜は新宿歌舞伎町ゴールデンエッグにて
T-Funk Explosionライブ!
文字通り、豊橋ファンクは爆発的な盛り上がりとなった!

久々の共演となったファンクラ大臣さん率いるファンクラ大臣・フォー!
やっぱり生ベースと生ドラムでこそライブバンドだなあと実感。
途中からは予告どおり、サイモンガーさん、嫁モバさん、Runaちゃん、そしてファンクさん(オノデラさん)が参加し、
サイモンガー&ファンクの再結成ライブに。
良い意味であのグダグダ具合がワン&オンリーのかっこよさだと思う。
サイモンガー・モバイルのときのカッチリと組み立てられた曲構成やライブが所謂JBマナーだとすれば、
サイモンガー&ファンクの痛快な奔放さは、P-Funkかもしれない。
とりわけ突き抜けてファンクさんが何喋ってるのかわからないMCとか歌とか良くて、
ちょっとジョージ・クリントン的でおもしろかった。

結成21年というからFREEFUNKの1年先輩バンド!
そう、まだネット黎明期だから、1996年とか97年頃にサイモンガーさんのHPを夢中で読んで腹抱えて笑ってたよ。
あの頃はまだSNSなんて一般的になかったから、同時代に面白い事やってるファンクバンドとしてずっと気になってました。

オープニングでは桃花ソロコーナーをやったんだけど、なかなか良かったと思わない??
豊橋でやったときは、故郷で歌うということで桃花の緊張も伝わってきたのだが、今回はやり慣れたゴールデンエッグってのも良かったかも。
最後はまさかのピアノ弾き語りによる「月光」。
鬼束ちひろのカバーで、初めて人前でこの曲を弾き語りをしたんだとか。
またやってくれ!

FREEFUNKは久々の曲も交えながら、たっぷり70分強の演奏。
ありがたい事にダブル・アンコールもいただきたっぷりと演奏させてもらいました!
サイモンガー&ファンクと合体して演奏した「豆と毛糸」楽しかったなあ。
大臣さんと遊佐っちのダブルベース、ベース合戦は見物だったね。

Ore-fesの田口プロデューサーは夏の大仕事も少し落ち着き久々に登場、仙台からは仕事で来られたカメラマンの万里さんも来てくれたり、
やはりOre-fesでスタッフで関わってくれている松澤さんも来てくれたりと、
Ore-fes同窓会的な方達も集まってくれて最後までとても楽しかった!
そろそろ来年のツアーやライブ企画を考えはじめてるところなので、是非来年も会いたいね!

さて、年内残るFREEFUNKのフライトは11月20日の高円寺ジロキチでのFREEFUNK20周年ライブ"#FF20"のみ。
メンバー一同気合を入れて最高の盛り上がりとなるべく準備をすすめていきます。
昨日のライブ終わりで撮影したメンバーからの告知コメントをさっそく動画にしてYouTubeにアップしているので、
是非観てね。
なんだかユルい内容になってるけど、まあこれもFREEFUNKらしさ?かなということで。



そうそう、昨夜のライブの様子を万里さんが撮影してくれて、とても素敵な写真ばかりだった!
万里さん、素敵な写真をいつもありがとう!!

いっぱい良い写真あるけれど、ある意味昨夜のハイライトってことで↓

2016年10月13日木曜日

いよいよ今週末T-Funk Connection!

いよいよ今週末、T-Funk Connectionライブだ!
T-Funk、つまり豊橋ファンク。
P-Funkが諸説あるがPlainfield Funkと呼ばれるのと同じく 云々・・・。

さて、今日はお昼に桃花ソロコーナー用のリハ。
この2〜3日、iPhoneでは桃花の歌しか聴いていなかったよ!
大ファンかよってぐらいに。

昼間のリハは久々、というか珍しい。



という事で実は年内最後のGOLDEN EGGライブ。
ちょっと早いが今年は何かとスケジュール調整厳しかったので、年内のライブはこれ含めて2本です。
一緒に盛り上がりましょう!

10/15(sat) Golden Egg, Shinjuku
T-Funk Explosion!!


ファンクサウンドたっぷりのライブパーティーをお届けします!
豊橋出身のファンカティアー集結!これはまさにT-Funk!!
桃花ソロライブコーナーや伝説のファンクバンド、サイモンガー&ファンクの再結成もあり!

live:
FREEFUNK
ファンクラ大臣・フォー!
中田桃花 solo

guest
サイモンガー・モバイル

open 19:00 / start 19:30
charge 2,000yen

Golden Egg web

2016年10月7日金曜日

10月15日のライブは桃花ソロもありだ!

10月15日のGolden Eggでのライブでは、
桃花のソロライブ・コーナーもあるので要チェック!
今年の5月に桃花の故郷、豊橋でのライブでもやったのだけど、
FREEFUNKでの桃花とはまったく(!)違うので是非観てねー。

トキノネ、っていうユニットで発表している曲を演奏する予定。
YouTubeにも色々曲がアップされているので、まだライブ観た事無いって人は
予習をぜひどうぞ。

曲は切なかったり、甘酸っぱかったり。。。
まあ、FREEFUNKと対極かもしれない(笑)。
でも、それがいい!
一緒に演奏してて「ああ、こういう風な曲を歌えるんだねえ」と
新鮮だったりします。

畏れ多いことになんと星川さんにギターのバックをお願いして、何度か三茶グレープフルーツムーンでも桃花ソロライブやってたので、
そちらを観た人もいるとおもうけど、今回はSammy(keyboard)&艦長(guitar)のバックになります。
普段演奏する曲はコード多くて3つぐらいなのに、普段使わないコードがたくさん出てくるのでタイヘンです(笑)。
でも、それがいい!

そんなわけで桃花ファンの皆さんにも是非観てもらいたいですし、
FREEFUNKでしか観た事の無い皆さんにも是非観てもらいたい!
トップバッターの19:30登場予定なので、ライブ最初から来てね。
お待ちしてます!!



10/15(sat) Golden Egg, Shinjuku
T-Funk Explosion!!

ファンクサウンドたっぷりのライブパーティーをお届けします!
豊橋出身のファンカティアー集結!これはまさにT-Funk!!
伝説のファンクバンド、サイモンガー&ファンクの再結成もある!?

live:
FREEFUNK
ファンクラ大臣・フォー!
中田桃花 solo

guest
サイモンガー・モバイル

open 19:00 / start 19:30
charge 2,000yen

Golden Egg web

2016年10月3日月曜日

10月がはじまり・・・

前から気になってたことがある。
なぜ10月はOCTOBERなのか。OCTOって「8」だよね?
という事でネットで見れば色々解説がのっていた。
そもそもSEPTEMBERが「7」だから、そこからずれてるらしい。。。
というのもローマ時代の暦では3月から始まっていたから、とのこと。

日本では「神無月」だ。出雲大社に神様が集まっちゃうらしい!?
それも俗説のようだが。
でもそれなら、10月こそ出雲大社に行かねば。

さて、10月に入り少しずつ年末を意識し始める時期になってきた。
そして年内残すライブは2本。

まずは10/15のゴールデンエッグでのライブ。
共演はファンクラ大臣トリオあらためファンクラ大臣・フォー!
ドラムを加えた4人編成になるとのことで、楽しみ。
さらにサイモンガーさんやファンクさんも登場し、サイモンガー&ファンクの再結成ライブもあるという。
伝説のファンクバンド降臨だ!
FREEFUNKとの合体も予定してるので是非ご搭乗くださいね。

そして11/20のFREEFUNK20周年ライブ、通常「FF20」!
こちらも着々と準備が進んでいる。
参加頂くゲストの豪華なこと!
20周年をやるにあたり、5年前の15周年とは全く違うようにしたいと思い、この5年ぐらいで一緒になる機会のおおい
皆さんに声をかけさせていただいた。
つまり現在進行形でもっとも同じバイブレーションを感じられている方達だ。
詳細な紹介はまた改めて書くけど、FREEFUNK20年のひとつの形としてしっかり記憶にのこるよう、最高のライブにしますので
是非皆さんこちらもご搭乗くださいね!

FREEFUNK 20th Anniversary Live!! #FF20

11月20日(日)
高円寺次郎吉

結成20周年を記念したスペシャルなライブをお届けします!
これまで関わってくれた仲間から、まさに現在一緒にPLAYしたい仲間まで、”過去”ではなく現在から未来へ繋ぐライブをお届けします!お楽しみに!

Live: FREEFUNK
guest: サイモンガー・モバイル / Yo-SUKEKID (from Ebony-B) / Daisuke / Jaye Kohyama
シークレットゲスト有!
open 18:30 / start 19:00
charge: 2,800yen

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