2017年3月25日土曜日

ライブ色々

ここ数日でちょくちょくライブを見る機会があった。

まずはデニス・エドワーズ率いるテンプテーションズ・レビュー。
過去何度か見ているが、限り無く本物なテンプス?
今や本家テンプスが活動停滞しているから、かつての看板ボーカリスト、デニス・エドワーズがやっているというだけで魅力が高い。
デニスが在籍していたのは所謂サイケソウル時代のテンプスで、ノーマン・ホイットフィールドが主導を握っていた頃だ。
ライブでも前半はこれでもかとサイケソウルのヒット曲連発でノックアウトされてしまった。

自分などはデヴィッド・ラフィンの時代よりも先にデニス・エドワーズの時期を熱心に聴いてしまったので、
振り返ってみれば例外的な時期のサイケソウルが寧ろしっくりきてしまう。

数年前、初めてテンプテーションズレビューで来た時はなんとアリ・オリ・ウッドソンもメンバーできていた。
つまり2大看板ボーカリストが揃っていたわけで、それはもう素晴らしかったし、
目の前でアリ・オリが「Treat Her Like A Lady」や「Lady Soul」を歌ってくれた時は悶絶しそうだったよ。

これぞまさに王道のソウルコーラスグループのショーだった。

その翌々日後、同じ会場のビルボードライブで、今度はファンクバンド、レタスを見た。
2年前だったか、フジロックで体感した彼らのライブは忘れられない。
その年のベストアクトだったと言ってもいいほど。
今回はボーカリストは帯同していなかったので、インスト中心だったが、
高い演奏技術と、強いグルーブへの意識を感じた。

大所帯のファンクバンドで大事なのって、みんなでワサワサしてる感じだと思う。
演奏してないときでも、グルーヴには参加しているかんじ。
演奏しているときにも譜面にらめっこしながら、17小節後に入る箇所を待っているようなのはダメ。
もちろん構成は把握した上で、その間もグルーヴに参加してなきゃね。

そういう点でレタスの皆さんは本当に素晴らしかった。
フジロックの時以上にジャムバンド的なアドリブや曲調も多かったけど、全く退屈しなかったよ。

ということで素晴らしいライブを見ると活力が出てくる。
色々自分も頑張ろう!って思えたよ。



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