2018年5月8日火曜日

Gibson

ギターブランドのGibsonが倒産したというニュースが話題になっている。
正確には「倒産法」を適応し不採算事業から撤退する、ということなのでブランドそのものが無くなるわけではない。
そもそもここ数年、事業の多角化にことごとく失敗し、SonarのようなメジャーなDAWソフトまで潰すという暴挙に出ており、
すっかりGibsonファンじゃない楽器ユーザー・DTMユーザーからは反発をくらっていた。
ある意味顧客に嫌われちゃったブランドはこうならざるを得なかったのかもしれない。

多くのギタープレイヤーがそうだったように、たしかにGibsonは「憧れのブランド」だった。
岐阜の数少ない楽器屋に陳列しているGibsonは、本当にショーウィンドーの中に飾られていて、
とてもお年玉を貯めて買えるような金額ではなかった。
高校生のとき、はじめて中古楽器屋でGibsonのSGを弾かせてもらって、胸が弾んだ記憶がある。
楽器屋のマスターは「ギターは一生もんやで、ええやつ買ったほうがいいよ」と岐阜弁バリバリで語ってくれた。

大学生になってバイト代で買ったレス・ポールはいい音してたなあ。
といっても中古で買ったから、今にして思えばGibsonへの売り上げ貢献になってないけど。。。
でもそのレス・ポールも暫くして手放してしまった。
本当に必要なのはストラトだ!と思ったからで、そこからはFender一筋になってしまったので、
「Gibsonは憧れ・・・」を語る資格はないかもしれない。

でも、それでもいつか手に入れたいと思うGibsonギターはいくつもある。
ES-345、3連ピックアップの白いSG Custom、Birdland、Humming Birdなど。。。
なんせ高級なものばかりなので、ポンポンと買えるものじゃないが、
「憧れ」ってある意味ブランドが負っている期待値みたいなもので、それを数値化・可視化するのは難しいかもしれないけど、
そういう期待を背負っている部分も含めて事業をやってほしいと思う。

そういえば来週の山下達郎さんのラジオは緊急で「Gibson特集」らしい。
Gibsonならではの音を聴かせてくれる楽曲を棚から一掴みとのことで楽しみだ。

さて、自分が思いつくGibsonの音色は?

例えば先にも挙げたこの人。これぞブルースの王道。
B.B. King / The Thrill Is Gone


SGに憧れたのは、この時期のクラプトンが好きだから。ジャック・ブルースのSGベースもかっこいい。
Cream - Spoonful


レス・ポールのライブを94年にNYで観ることができたのはラッキーだった。
本人にサインももらったりした。ちなみにエフェクターはBOSSをメインに使ってた。
Les Paul - World is waiting For The Sunrise


ES-335といえばラリー・カールトンも有名。
ラリーに関してはこの頃が一番好きだ。
The Crusaders - Put It Where You Want It








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